新型インフルエンザに感染者・・・

　２００９年５月２５日、５月の連休が終わりカナダから帰国した大阪の男子高校生ら３人が新型インフルエンザに感染したそうである。これで日本初の新型インフルエンザに感染者が出たことになった。そのため、新型インフルエンザ感染指定医療機関に入院、隔離された。しかし、５月１０日早朝になって厚生労働省は感染者３人と同じ航空機に乗り、疑い濃厚となっていた別の男子生徒が、国立感染症研究所の確定検査の結果、新たに新型に感染していたことが確認されたと発表したそうである。これで国内感染者は４人目になり、同じ便に搭乗していた他の帰国者の中で、感染者が発生する恐れも出てきたのである。新たに感染確認された男子生徒は、感染者３人の近くにいた「濃厚接触者」であったため、感染の可能性があるとして、宿泊施設に留め置く「停留」措置の対象になった４９人のうちの１人であった。５月８日、感染者３人と同じ米デトロイト発ノースウエスト航空２５便で成田空港に到着し、検疫前の健康状態などを確認する質問票には「症状なし」と回答していたのである。しかし、停留中の９日午後、３８度台の発熱などの症状を訴え、同様に足止めされていた６人の生徒とともに、千葉県内の病院に救急搬送された。その後、足止めされていた６人は遺伝子診断の結果、新型感染は否定されたようだ。今後、新たに感染確認が出る可能性が高まるであろう・・・※　この記事は、企業・団体等に対して誹謗・中傷を行ってはいません。正当な活動によって制作しています・・・（佐々木和夫）

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