東京リサーチ日記

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世界同時不況の影響で、財務基盤が劣化・・・

2009-05-02 00:05:00 | 情報・日記
 2009年5月2日、2008年秋の米証券大手、リーマン・ブラザーズの破綻以後の金融危機と世界同時不況の影響で、財務基盤が劣化したため、大型増資に踏み切る企業が相次いでいるようだ。金融機関だけでなく、大手企業も業績悪化のため増資を行う企業が増えてきている。増資は新株発行を行うものだが、株価下落するリスクがあり、既存株主の反発を招く可能性が高く、株主総会で紛糾する可能性がある。しかし、決算が赤字になる企業にとって増資は生き残りをかけた最終手段であるのは間違いないのである。今後、政府の産業活力再生特別措置法(産活法)の改正で、一般企業への公的資金投入が可能になるのだが、これを活用する大手企業が増えることが予想される。この行為は、株主から預かった資金である自己資本の減少は、企業の格付け引き下げにもつながり、社債発行など今後の資金調達にも影響を及ぼすものである。自己資本がマイナスとなった場合は、債務超過となり企業の存続そのものが危うくなるので、増資に踏み切るのである。これは仕方がないものであろう。景気回復する日はいつになるのだろうか・・・※この記事は、企業・団体等に対して誹謗・中傷を行ってはいません。正当な活動によって制作しています・・・(佐々木和夫)
スルガ銀行ANA支店
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