平沼赳夫元経済産業相・・・

　２００９年４月１８日、郵政民営化に反対し自民党を離れた平沼赳夫（たけお）元経済産業相（無所属）が、「平沼グループ」のメンバー十数人の選挙区に足を運ぶなど全国行脚を続けているが、ここで西松建設の違法献金事件で民主党の勢いが衰え、自民党も伸び悩むという政治状況を追い風に「平沼グループ」が拡大する可能性がある。しかし、どこまで注目が集まるかは不透明な面もあるようだ。平沼氏には、最近の政治情勢がチャンスと映っているようだ。西松建設の違法献金事件が小沢氏を直撃し、国民の間に「自民党は嫌だが、民主党もダメだ」という政治不信、既成政党離れのムードが漂いはじめている－とみているようである。次期衆院選を見据える平沼氏は今年に入って衆院秋田１区、静岡７区、兵庫４区などを行脚し、メンバーの集会に顔を出してきたが、「事件後、特に追い風を感じている」からそのように語ったのだろう。冷めないうちに解散総選挙を行えば、確実に平沼グループの議席は増えるであろう。しかし、政党重視の選挙制度の下で、無所属候補はポスターや政見放送などの選挙運動の面で不利を強いられ、与党には「よほどいい候補をそろえないと、平沼グループは二大政党の間で埋没する」との見方が強く、「無所属で当選しても自民党や民主党に入るメンバーがいるだろう」（平沼氏周辺）との懸念もあるようだ。さて、次の総選挙の結果はいかに・・・※　この記事は、企業・団体等に対して誹謗・中傷を行ってはいません。正当な活動によって制作しています・・・（佐々木和夫）　

　◎　ホームページサービス事業者さまへ、バナー等へご意見等がありましたら登録しているＥメールへお知らせください。これを理由にむやみに削除や編集制限を行うことは、電気通信事業法第４条、第１０２条（罰則　２年以下の懲役または５０万円以下の罰金）の違反になりますので、法令を必ず守ってください。固定電話等の通信記事を理由に編集制限を加えることも、電気通信事業法違反になります。電気通信の検閲は立派な犯罪です。