万引き<窃盗癖>背景に摂食障害…受診女性の7割超 病院が調査

2010-12-14 20:37:01 | 医療
衝動的な万引き行為をやめられない「窃盗癖」(クレプトマニア)と過食症との関係が注目されている。アルコール依存症などを専門に治療する精神科病院「赤城高原ホスピタル」(群馬県渋川市)の調査では、窃盗癖で受診した女性の7割以上が過食症などの摂食障害だった。ホスピタルの竹村道夫院長は「万引きは犯罪に違いないが、こうしたケースでは再犯を防ぐための治療が必要だ」と話している。【伊藤一郎】

 竹村院長らが08年1月~09年7月にホスピタルと東京都内にある関連の精神科クリニックで診察した窃盗癖のある男女132人を調査したところ、女性92人のうち68人(74%)が摂食障害を患っていた。男性患者で同様のケースは40人中4人(10%)で、女性に顕著な傾向だった。

 神奈川県の女性(21)は高校3年の時、ダイエット感覚で食事制限を始め、拒食症に。大学入学後、飲み会が続き「会費を払っているのにもったいない」と考えているうちに逆に過食症になった。

 食費に困り、スーパーの試食品を大量に食べて紛らわしたが、店員や他の客から白い目で見られていることに気付き、万引きに走った。「食べたい衝動だけが頭を支配して、お金を払うという考えがなくなった。いつも吐いてから我に返るが、繰り返してしまう」という。逮捕は3回。現在、大学を休学して治療に専念している。

 関東地方のパート女性(42)は2人目の子供を妊娠した29歳の時、ストレスから過食しては吐くようになった。節約のために食品を万引きするようになったが、洋服や雑貨まで盗むようになった。

 「買い物袋がいっぱいになるほど盗まないと気が済まなくなっていた。万引きするときは、いつも意識が飛んでいた」。3度目の刑事裁判で実刑判決を受け、1年間服役。出所後、夫や2人の子供と別居した。「二度としないと決意しても万引きをやめられなかった。服役までしたのに、今もまたやってしまわないか不安にさいなまれている」という。

 女性たちは、入院して医師のカウンセリングを受けたり、患者同士で生い立ちや経験を告白する治療を続けているが、専門的な治療ができる医療機関はほとんどないという。

 治療を受けストレスから解放された生活を続けた結果、窃盗癖や過食症が治ったケースもあるといい、竹村院長は「刑務所より病院で適切な治療を行う方が有効なケースもある」と話している。

 ◇クレプトマニア◇

 米国の精神医学会が定めたガイドラインで「他のどこにも分類されない衝動制御の障害」の章に分類されている疾患。診断基準として「物を盗もうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される」「窃盗直前の緊張の高まり」「窃盗を犯すときの快感、満足、解放感」など5項目が挙げられている。日本では「窃盗癖」と訳されるが、金銭目的の単純な常習窃盗犯と区別するため「病的な窃盗癖」と訳すべきだとの考えもある。(<窃盗癖>背景に摂食障害…受診女性の7割超 病院が調査 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース)

アレルギー性気管支ぜんそくを抑制 ピロリ菌でアレルギー抑制物質 筑波大など予防に道

2010-12-14 16:53:30 | 医療
 筑波大学などの国際研究グループは、幼少期に与えれば成長後のアレルギー性気管支ぜんそくを抑制できる物質をマウスの実験で発見した。ピロリ菌がつくるコレステロールの一種で、食物アレルギーや花粉症など様々なアレルギーを予防できる可能性もあるという。
 米ハーバード大学、英バーミンガム大学などとの共同研究成果。ピロリ菌は胃に感染する細菌で、胃かいようや胃がんの発症にかかわると考えられている。発見したのはピロリ菌がつくる「コレステリルアシルグルコシド(ChAcG)」という物質。
 これを幼少期のマウスに投与した実験で、成長してからアレルギー性気管支ぜんそくにかかるリスクが減ることがわかった。成長後に投与しても効果はなかった。
 アレルギーは免疫の一種である液性免疫が過剰反応することで起きる。これを抑えるには別の免疫である細胞性免疫がバランス良く働く必要がある。ChAcGが細胞性免疫を幼少期に発達させるため、アレルギーを抑制できると研究グループはみている。
 この仕組みは同ぜんそく以外にも、食物アレルギーや花粉症など「1型アレルギー全般に効く可能性がある」と筑波大の島村道夫客員研究員は話す。将来、乳児のときに投与して様々なアレルギーを予防する薬の開発に役立つと期待している。(ピロリ菌でアレルギー抑制物質 筑波大など予防に道  :日本経済新聞)

恐すぎる 温暖化でスーパー台風が日本上陸

2010-12-14 10:45:24 | 科学
地球温暖化が西太平洋の気候パターンに影響を及ぼしているが、このまま温暖化が進むと、極めて勢力の強い“スーパー台風”が日本を直撃することになるという。

スーパーコンピューターを駆使してシミュレーションを行った結果、2074年には風速80メートルに達する台風が増加することが判明したという。被害の大きさから竜巻を強度別に分類した改良藤田スケールで言えば、壊滅的な被害が生じる“EF4”に分類される威力だ。一般に、風速67メートル以上の台風をスーパー台風と言う。

 2005年8月には風速78メートルのハリケーン“カトリーナ”がアメリカのメキシコ湾岸地域を襲って甚大な被害をもたらしたが、風速80メートルの台風が日本に上陸した場合はそれ以上の被害が予想される。

「発生要因は西太平洋の海面温度の上昇だ」と、研究に参加した名古屋大学の坪木和久准教授は話す。今回の研究は、名古屋大と気象庁気象研究所の合同チームによって行われた。

 坪木氏によると、地球温暖化がこのまま進行すれば西太平洋の海面温度は2080年までに2度上昇するという。「わずかな温度差だが甘く見てはいけない。海水温が少しでも上昇すると、台風に供給されるエネルギー量は飛躍的に増加する」と同氏は解説する。

 気温も重要な要素だ。気温が上昇すれば下層大気に含まれる水蒸気が増え、さらに多くのエネルギーが供給されることになる。坪木氏によると、台風の勢力範囲は通常500~800キロだが、発生が予想されるスーパー台風はそれより小さく400キロ程度だという。しかし、エネルギー、風速、破壊力はどれも前例のないレベルに達すると考えられる。「スーパー台風が実際に上陸したら、日本全土が大きな打撃を受けるだろう。これほど極端な気象現象に対する備えはない」と坪木氏は指摘する。

 暴風により家屋が倒壊するほか、橋や送電線などのインフラも破壊されることになる。また、大雨によって河川が氾濫し、低地では高潮による浸水被害も出るはずだ。

 日本の台風史上最も大きな被害をもたらしたのは、有名な伊勢湾台風(国際名:ヴェラ)である。この台風は1959年9月に和歌山県潮岬に上陸した後、国土を縦断しながら被害を及ぼし、計5238名の死者・行方不明者を出した。 (ニュース - 環境 - 温暖化で“スーパー台風”が日本上陸(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト#title#title)

長井秀和もお気に入り 現役歯科衛生士の石堂優紀ちゃん

2010-12-14 10:29:20 | 芸能
サイゾーテレビ『長井秀和の英語で間違いナイト!』に出演中のグラビアアイドル・石堂優紀ちゃんが先月25日、1stDVD『Secret vol2』をリリースした。
 現役歯科衛生士の傍ら、グラビアアイドルとして活動中の優紀ちゃん。ミスフラッシュのセミファイナルに現在参戦中!チャット、撮影会の詳細は公式ホームページへ!
チャット  https://www.mache.tv/flash2011/
撮影会  http://www.kirakira-satsueikai.com/flash2011/
アメブロ  http://ameblo.jp/key-chans2/
GREE   http://gree.jp/ishido_youki/blog


石堂優紀/Secret vol.2
石堂優紀
生年月日 1989年2月27日
身長 158cm
スリーサイズ B:83cm-Dcup W:58cm H:85cm
血液型 A型
出身地 鹿児島県
趣味・特技 ブリッジ・スノーボード・カフェ巡り・お絵描きロジック(長井秀和もメロメロ!? 現役歯科衛生士・石堂優紀がDVDリリース!! - 日刊サイゾー)

東京都八王子市の北原脳神経外科病院:総合病院、アジア初「輸出」 カンボジアで上場目指す

2010-12-14 09:46:00 | 医療
 脳神経外科で国内有数の北原脳神経外科病院(東京都八王子市)が来年早々、カンボジアに進出することが明らかになった。救命救急センターや医科大学を併設する大規模総合病院とする計画。入院設備を持つ総合病院のアジア進出は国内初という。経済産業省も原発などインフラ輸出と並ぶ官民プロジェクトとして支援する方針で、医療ビジネスの戦略的“輸出”につなげる考えだ。【清水憲司、和田憲二】
 北原脳神経外科病院は、来年2月をめどに首都プノンペンに救命救急センターを開設。在留邦人に加え、富裕層が増え始めた現地の市民にも医療を提供し、医療技術の向上も図る。民間から出資を募る株式会社病院とし、7年かけて医科大学を併設する大規模総合病院(1000床規模)とし、東南アジア各国から患者を呼び込む計画。将来的には現地で株式上場を目指す。
 病院には日本製の高度医療機器を導入。「医療・環境技術を東南アジアに輸出する」(北原茂実理事長)狙いだ。ドイツに押され気味の医療機器輸出を後押しするため、経産省も支援の具体策を検討している。
 これまでも、岡山県の医療機関が中国・上海などに医院を開設した例はある。しかし、国内の人口減少や診療報酬の頭打ちで病院経営は厳しさを増している。国内有数の都内の別の総合病院グループも海外進出の検討に着手するなど、典型的な内需産業だった病院が海外展開を本格化させている。 ◇ASEANにらみ
 医師不足が深刻なカンボジアは、日本の医師免許で診療行為が可能だ。また、東南アジア諸国連合(ASEAN)は15年に域内の医療サービスを相互開放する方向で、カンボジアに拠点を置くことで、域内への展開も容易になる。
 都内の医療移転コンサルタント会社「インターナショナル・デザイン・ジャパン」によると、海外進出相談は最近半年で前年同期比3倍のペースとなり、1日40件に上ることもある。「税収減で医療財政が維持できるのか、医師が不安を強めている」(川崎勝久代表)ことが背景にある。カンボジアに進出する都内の歯科医は「不況で病院への行き控えは深刻。医師が安定収入を得られる時代は終わった」と語る。来春、中国・広州の病院で日本人患者向けで24時間体制の通訳サービスを始める薬局・医薬品卸の佐野薬品グループ(秋田市)も「人口が減る国内から海外に目を転じないといけない」(堀川勤常務)と話す。 ◇国内空洞化懸念も
 ただ、アジアの経済成長などで世界的に医療の需要が増えるとみられ、国境を超えた「医師の奪い合い」も始まっている。日本の医療制度や市場縮小に見切りをつけ、海外へ進出する医師や病院が増えれば、国内の「医療空洞化」を招く事態も懸念される。(北原脳神経外科病院:総合病院、アジア初「輸出」 カンボジアで上場目指す - 毎日jp(毎日新聞))