女性医師 志田周子生誕100年 西川町

2010-10-19 10:31:28 | 日記
卒後5年は地元の医療機関で働くことを義務化したら。

志田周子を題材にした小説「風吹峠」に込めた思いを語る高橋義夫さん=西川町・西川交流センター  雪深い西川町大井沢地区で地域医療に生涯をささげた女性医師志田周子(ちかこ)の生誕100年を記念した講演会とコンサートが16日、西川町の西川交流センターで開かれた。周子をモデルにした小説「風吹峠」などで知られる直木賞作家高橋義夫さん(山形市)が、講演で「住民には相当な安心感を与えていただろう」と述べ、米コロラド州在住のシンガー・ソングライターの岩瀬明美さんは、その生き方に感銘を受けて作った「月の山」などを披露。無医村だった地域の小さな診療所で、住民たちの健康を守り続けた女性に光を当てた。

 周子は1910(明治43)年生まれ。東京女子医学専門学校(現東京女子医大)を卒業後、「3年でいいから」という父の要請で、35(昭和10)年から人口1500人の大井沢地区でただ1人の医師となった。生涯独身で地域医療に尽力し、62年にがんで亡くなった。医師の傍ら、婦人会長や村議会議員も務めた。

 ゆかりのある住民や各団体、町、県の関係者がことし6月、「やまがたの宝『志田周子』資源活用化実行委員会」(会長・志田義郎大井沢区長)を設立。生誕100年を契機とし、功績や魅力をまとめたパンフレットを作製し、映像化の実現や現存する診療所建物の活用などを目指して活動している。

 この日、講演した作家の高橋さんは、生涯独身で地域に貢献した周子の存在について「住民には相当な安心感を与えていただろう。もし長生きしていても、ずっと小さな診療所で診察を続けたのではないか」と考察。一方で「彼女の生き方は美談にされがちだが、女性としてあまりにかわいそうではないかと思い、小説を書いた。作品には恋人が登場するが、根も葉もない話ではなく、本人が詠んだ歌に恋人の存在がうかがえるものがある」と、1人の女性としての周子像にも触れた。


志田周子  シンガー・ソングライターの岩瀬さんは、自らが作詩作曲した「月の山」を各地のコンサートで必ず歌っているといい、この日も豊かな声量をチェロの音に乗せて披露した。 (地域医療に生涯ささげた女性医師 志田周子生誕100年の講演、演奏会|山形新聞)

地熱発電所事故

2010-10-19 05:32:15 | 日記
宮城県沖地震と関係無いですよね。不安です。

 大崎市の電源開発(Jパワー)鬼首(おにこうべ)地熱発電所で地下から水蒸気などが噴き上がり、男性作業員2人が死傷した事故。8日に発見された当初、わずか直径約1メートルだった穴は、事故後、直径数十メートルの巨大なくぼみになり、噴出の規模の大きさを物語った。
 鳴子署などによると、発電所の敷地内に穴が見つかったのは8日午前10時半ごろ。中から水蒸気や泥などが噴出してきたため、亡くなった伊藤邦昭さん(63)ら作業員4人が、重機を使って石で埋める作業にあたっていた。
 事故が発生した17日午後3時35分ごろ、伊藤さんは穴から約50メートルの地点で作業を監視。全身やけどの重傷を負った高橋安幸さん(48)は穴の近くで、重機を使って数十センチ大の石を投入していたという。
 同署によると、穴からは約30メートルの高さの水蒸気が噴出。地表がえぐりとられるように穴を中心に直径約30メートルの巨大なくぼみができ、周囲には多いところで約2メートルの土砂が積もった。自力で現場から逃げた高橋さんは、同署の調べに「重機を後退させて逃げた。頭上から灰や熱水がかなりの時間、降り続いていたと思う」と話したという。会見した同発電所の佐々木正人所長は、石の投入は同種事案の対策として一般的な手段だったと説明。「突発的に水蒸気が地表から噴き出すことはこうした現場ではよくあることだが、今回はケタが違う規模だった。専門家らと調査をし、事故原因の解明や再発防止策を講じたい」と話した。
 同発電所では、平成20年10月、水蒸気のパイプ弁を開けたまま作業していた作業員3人が硫化水素ガスで一時、意識を失う事故があった。
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【用語解説】地熱発電
 マグマによって加熱された雨水などの地下水の水蒸気を利用し、直接タービンを回す発電方式。化石燃料を燃焼させる火力発電などに比べて二酸化炭素の排出量が少なく、原子力発電とほぼ同水準。安定して電力を供給できるクリーンなエネルギーとして注目されている。鬼首は県内唯一の地熱発電所で、昭和50年に運転を開始。最大出力は1万5千キロワット。(地熱発電所事故 「熱水降ってきた」 噴出30メートル「ケタ違い」 宮城 - MSN産経ニュース)

電話会社の経営に影響は? KDDI、「禁断」のスカイプ対応 新型スマートフォン

2010-10-19 05:09:17 | 日記
無料の音声通話が増加しても電話会社は存続できるのか?リストラがあるかもね。

KDDI(au)が今年度下期に投入する携帯端末25機種が18日、出そろった。スマートフォンは4機種を一気に投入。そのうち数機種で、加入者同士が無料通話できるインターネット通話の「スカイプ」を、米スカイプ社と提携して使えるようにする。スマートフォンで先行するソフトバンクとNTTドコモを追い上げたいという。
 スマートフォンはいずれも米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用。東芝製の「IS04」とシャープ製の「IS03」は、おサイフケータイ機能やワンセグなど、日本独自の機能を搭載して防水にも対応。シャープ製の「IS05」はIS03より一回り小さく女性向けに作りこんだ。「IS06」は韓国パンテック製だ。
 力を入れたのが、使い道を広げる「アプリ」と呼ばれるソフトの充実だ。
 田中孝司・次期社長が自ら「禁断のアプリ」と紹介するスカイプは、電話会社としては音声通話が減りかねないサービスだが、KDDIは国内1900万人といわれるスカイプ利用者の取り込みを優先させた。ただ、テレビ電話は当面できない。スカイプはパソコンとインターネットで音声や映像情報をやりとりして無料通話を実現する仕組みで、ソフトバンクのアップル製「iPhone」でも使える。
 「ツイッター」など複数の交流サイトに一括投稿できるアプリ「jibe(ジャイブ)」も標準装備させる。
 スマートフォン以外では、電子書籍専用端末「ビブリオ リーフSP02」と、韓国・サムスン電子製で無線LAN(WiFi)対応のタブレット型端末「SMT―i9100」も発売する。(和気真也) (asahi.com(朝日新聞社):KDDI、「禁断」のスカイプ対応 新型スマートフォン - ビジネス・経済)