射水のかたすみで働く設計士

いつも前をむいて、さあ、がんばろ~! 辻谷 誠 建築デザイン事務所

実施設計と見積り

2011-09-21 10:46:08 | 独り言

実施設計が数件できていくと、見積り入札も数件かさなる。

住宅1物件に4社程度で、見積りをとる事が多い。(お客さん2社、自分2社ぐらい)

多いときは、10社ちかくにもなった事がある。

最初にでてきた1社が、ものすごい金額(高い)ででてくると、お客さん同様、どっとつかれ、胃が痛くなる。

お客さんのところに見積りを直接だす業者も多いので、先日も、お客さんよりメールが送られてきて・・・・・

”見積りを直視できなく、ゲボがでそうです”と・・・・・

笑ってはダメだけど、自分も最初にみる見積り金額が高いと、そんな感じの表現が当てはまってるかなぁ~・・・・・何かの間違い?なんでこんな高い金額?

その後は、数社でてきて、高い業者、安い業者などなど・・・でてくる。

そこからの調整が苦しい・・・自分たちの家造りに対する ”どうしても引けない部分”と、予算の関係で”がまんしなければならない部分”との葛藤格闘

ハウスメーカーの場合は、最初にある程度金額優先でプランと仕様が進むため、ここまで苦しまなくていいかもしれない。

プランも数回の打ち合わせで決まり、見積りにはいる・・・

建物のデザイン、仕様もさることながら、家造りに対するプロセスが、メーカーとは違うところかなぁ、と思う。

苦しさの中から、一つのもの(住まい)ができあがる・・・