実施設計が数件できていくと、見積り入札も数件かさなる。
住宅1物件に4社程度で、見積りをとる事が多い。(お客さん2社、自分2社ぐらい)
多いときは、10社ちかくにもなった事がある。
最初にでてきた1社が、ものすごい金額(高い)ででてくると、お客さん同様、どっとつかれ、胃が痛くなる。
お客さんのところに見積りを直接だす業者も多いので、先日も、お客さんよりメールが送られてきて・・・・・
”見積りを直視できなく、ゲボがでそうです”と・・・・・
笑ってはダメだけど、自分も最初にみる見積り金額が高いと、そんな感じの表現が当てはまってるかなぁ~・・・・・何かの間違い?なんでこんな高い金額?
その後は、数社でてきて、高い業者、安い業者などなど・・・でてくる。
そこからの調整が苦しい・・・自分たちの家造りに対する ”どうしても引けない部分”と、予算の関係で”がまんしなければならない部分”との葛藤と格闘。
ハウスメーカーの場合は、最初にある程度金額優先でプランと仕様が進むため、ここまで苦しまなくていいかもしれない。
プランも数回の打ち合わせで決まり、見積りにはいる・・・
建物のデザイン、仕様もさることながら、家造りに対するプロセスが、メーカーとは違うところかなぁ、と思う。
苦しさの中から、一つのもの(住まい)ができあがる・・・