2020年度の始まり。
内野ーズ！
外野ーズ！
後輩の頑張りに力を貸してくれるOGの存在はありがたい。
想像をはるかに超える、これほどの事態を目の当たりにしたことはありませんでした。
そして、下されたインターハイ中止、インターハイ予選中止の決定。
どこかで覚悟していただろうと推測するも、3年生の心情を思えば、掛ける言葉が見つからないというのが本当です。
こんなことになってしまって、本当に可哀想なんです。でも、選手を目の前にして可哀想だなんて言えません。
3年生はその私の心情を推し量ったのですかね？誰一人下を向くことなく、現実に向き合っているその姿に、逆に救われたのは私かもしれません。
見えない未来、不安な生活、それでも過ぎ去る時間との向き合い方。
あなたたちは、いつの時代の高校生よりも強く逞しく生きていける。苦境の時代を超克することができたのだから。
山形県でも、なんとか代替大会の実施に漕ぎ着けました。せめても、3年生の努力を披露する場として開催できたことは本当に良かったです。
大会前日、泥だらけになってボールを追いかける3年生。
ノックを打つ私も力が入ります。打ちながら涙が出そうになります。幸せです。
内野ーズ！
外野ーズ！
3年生とOG1年生と！
後輩の頑張りに力を貸してくれるOGの存在はありがたい。
これこそが東海の強味といっても過言ではありません。これからも大事にしていきたいです。
