St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

日記

2014-06-16 14:40:02 | Weblog
0 半月振りのブログ更新。多忙。主に数学の更新だけ。その間、角川俳句への俳句投稿は無事終了。詩を3篇作り「詩と思想」へ送る。昨15日(日)には名古屋へ。1月振りの日帰り旅行。コスモス愛知歌会。写真はそのときのもの。映画は‘10の「ゴジラ」の後、「恋愛小説家」を見始めようかと。

1 持っているCDによるクラッシック紹介は2枚。残り少なくなってきたので、関連がない。
「ロッシーニ序曲集」(A.トスカニーニ指揮;NBC交響楽団)はソニーの“The Great Collection of Immortal Performances)
「モーツァルト:フリーメーソンのための音楽」(I.ケルテス指揮;ロンドン交響楽団)はロンドン。

2 6/15(日)の一日、
10:30 松川のミサ・祈りから帰宅
11:00-1:00 夕食、準備など
2:00 就寝
5:30 起床
6:30-12:00 飯田線・東海道線を乗り継ぎ名古屋へ
12:00-12:30 昼食
1:00-3:30 コスモス愛知短歌会
4:30-5:00 東海道線で豊橋へ
5:30-6:00 夕食
6:30-11:00 飯田線で下山村まで
11:00-1:00 祈り
2:00 就寝
電車の中で読める。読んだ本は、
「ファインマンさん、力学を語る」「幾何学Ⅰ」(ハーツホーン)「エコノフィジックス」「古文セミナー」(池内輝雄)(ハイレベル理系数学)(三ツ矢和弘)「英文解釈の透視図」(篠田重晃)「コスモス7月号」「現代経済学の名著」「遠い声遠い部屋」「現代百人一首」(岡井隆)「理論物理への道標(下)」(杉山忠男)“Introduction to Quantum Fields on a Lattice”(J.Smit)
その中、皇后美智子様の御歌が強く印象に残る。
“音さやに懸緒截られし子の立てばはろけく遠しかの如月は”
明治以降の近代・現代短歌の最高峰と思う。これ以上の歌をわたしは知らない。
ここで引くのも畏れ多いが、ちなみにコスモス愛知のわたしの歌は、
“奔馬起ち霞の遠く朧にて微かに滲む黒きたてがみ”
「このレベルで満足せず、歌に真摯に向き合わなければ」との思いが・・・。

勿論、全て読了出来る訳ではない。一気読了してしまう場合もあるが、30ページが精々。第一、再読もある。ただ、旅の風景の中で読むと、集中が出来る。普段自宅で読んで気付かなかったことが分かったりする。その後の自宅での読書に気が入る。だから、少々無理をしても沢山の本を持っていく。
暑いので、冷たい麺ばかり食べていた。立ち食い。豊橋駅・JR名古屋・王将で冷やし中華。栄の水車の建物にも。珈琲を飲む。4箇所の滞在時間はどれも15分くらい。
15日は「三位一体の主日」。「神はわたくしたちを愛しておられる。わたしたちに素晴らしいことを準備してくださっている。だから言おう。「神よ、わたしはあなたを信頼します」と。」
土曜日ミサ終了後、教会に神父様の車で帰って来たら、お客様が待っていた。その人は、身寄りもなく、職も住むところもなく、かといって生活保護も受けられない。今後、どうしていったらいいのか分からない。教会で泊まって貰うかとも。「彼の中にキリストがいる。彼にしたことはキリストにしたこと。」この言葉を胸に、コンビニに。弁当を買いに行く。結局、神父様は幾許かを渡し帰らせ、何処かで泊まらせたみたい。帰宅して、テレビを点けると子供の貧困が。子供の6人に1人が貧困とか。連日報じられるブラジルの現状は他人事ではない、との感想を抱く。彼らの為に祈る。教皇様のお膝下アルゼンチンは大丈夫なのだろうか?と心配になる。

3 “「マイアミシティー午前2時」 ・・・”マイアミシティー午前2時 暖かい南風に僕の頬は火照り もう戻らない若さを 僕は呆然と悔やみ続けた“
数回に分けて掲載してきた自作詩「マイアミシティー午前2時」の紹介も完成。「詩と思想研究会」に参加出来たことを嬉しく思ってます。その想い出は、一生の宝物。

4 「人間精神の名誉のために」(J.デュドネ著;高橋礼司訳;岩波書店)から、ハミルトンの四元数についての引用。(p.136などから部分的に引用)
“これは何等かの必要に迫られたのではなく、どうやっているかを<見たい>という全くの好奇心から試みに新しい対象を導入した典型で、歴史上の最初の例でもある。・・・この頃はハミルトンは、複素数を実数の組[a b](都合上、縦書きを横書きで代用する。以下でも。)とみなして計算する方法をおし進めて、3個の実数の組[a b c]の場合を系統的に調べにかかった。複素数の場合には和の成分ごとの和によって定義されているから、ハミルトンは当然ベクトルの和として和の算法を定める。[a b c]+[a‘ b’ c‘]=[a+a‘,b+b’,c+c‘] しかし問題は積[a b c]×[a‘ b’ c‘]を如何に定めるかにある。ハミルトンは当然実数、複素数の積に対して成り立つ代数的な性質、すなわち結合法則、可換法則、そして加法との間の分配法則を保ちたいと考えた。複素数の幾何学的表示のとき、平面の座標軸上の単位ベクトルによって1とiとが表されるのにならって、三つの座標軸上の単位ベクトル1=[1 0 0],i=[0 1 0],j=[0 0 1]を考えて[a b c]=a・1+b・i+c・j と書く。彼の以後の試みを導く指針となったのは次のことであった。複素数z=a+biに対応するベクトル[a b]の長さを|z|=√(a^2+b^2)と書くならば、複素数の積に対して次の<絶対値の法則>|zz’|^2=|z|^2|z‘|^2が成り立つ。これはブラマグプタの恒等式の特別な場合(a^2+b^2)(x^2+y^2)=(ax-by)^2+(ay+bx)^2に他ならない。複素数の計算との類似をおって、はハミルトンは彼の<三つ組>のa+bi+cjに長さる√(a^2+b^2+c^2)を対応させた。また積(a+bi+cj)(x+yi+cj)=A+Bi+Cjをうまく定義して、上に述べた代数的性質以外にさらに<絶対値の法則>(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2)=A^2+B^2+C^2も成り立つようにできないものかと考えた。”
思い起こせば、15・6年前に、「ハミルトンの四元数を量子コンピュータに使えないか」と模索した時期があった。詳細は引用・紹介を続ける中で、述べることが出来たら紹介しようと思っています。

5 “路面一面に赤きまがきの苧環の花”
一応作るも駄作!

6 “1939:An error,”today abundantly widespread,is disregard for the law of humen solidarity and charity,dictated and imposed both by our common orgin and by the equality in rational nature of all men,whatever nation they belong to.This law is sealed by the sacrifice of redemtion offered by Jesus Christ on the altar of the Cross to his heavenly Father on dehalf of sinful humanity.“
 (from “Catechism of the Catholic Church”)

7 From “Sollicitude rei socialis 38-40: In the context of these reflections,the decition to set out or to continue the journey involves,above all,a moral value which men and women of faith recognize as a demand of God‘s will,the only true foundation of an absolutely binding ethic.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)

8 年間第11月曜日福音朗読。マタイによる第5章から。
“「悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。あなたを訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも取らせなさい。だれかが、一ミリオン行くように強いるなら、一緒に二ミリオン行きなさい。求める者には与えなさい。あなたから借りようとする者に、背を向けてはならない。」”
-“主よ、難しいことです。・・・、騙されているのかもしれないと思いながらも、・・・。だが、主が私たちにしてくださったのは、これなのだ。”

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年6月16日
                       乗倉寿明記す


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