St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

日記

2014-10-15 01:25:20 | Weblog
1 goo blogの記事”ニ・ュ。ハ」ア」ー。ソ」イ」ケ。ヒ”が自身の参照2位に入っている。別にdadaではない。種明かしすると、OCNさんの”Blog Cafe”からの変換が上手くいかなかったのだ。OCNさん後継ブログでは成功したので、“どうしても”という方はそちらを見て欲しい。

2 多忙につき、カテキズムの変更は飛ばす。変更なし。近況のみ変更。写真は10/12(日)の松本。日曜日、一番で出発、電車で往復。ミサとコスモス短歌会。何時もの通り、飯田教会で最終電車の時間まで祈り帰ってくる。3回目の松本行きだが、初めて自分の居た広丘の会社を車窓に眺める。インテルさんのような特徴的な正面玄関はそのまま。が、大きく増築され、昔の面影ではない。石川セリを聞きながら臨んだ入社試験、当日の様子を昨日のように思い出す。が、もう30年が経過している。「エンジニアの世界は人間活動の中で最も幸せなエルドラド。一生その世界に生きることが出来たら。」若き日の夢は遥か昔。不思議な縁で、その後3倍の時間同じ中信に生活する。が、その技能職も昔。奇遇というべきか、昨日は弟と甥がやってくる。甥はエンジニア。これからの人生、身内や若い人達に夢を託すしかない。或いは、文章で表現する。という訳で早速の第1回目。入社して早々に社内旅行行き先のアンケート。当時、筑波に科学万博があった。が、旅の日程は期間よりずっと後。わたくしはアンケートに「筑波科学万博跡地見学」と書く。直属の上司が旅行の委員だったが、匿名のそのアンケートに受けていただけた。わたくしは、密かに「それ書いたのわたしなんだけど・・・」と心の中、ほくそ笑んでいた。

3 英語音読。ここ2・3日のわたしの中のブームだ。先々週土曜日に上郷マックで何気なく音読したのを切っ掛けに、土曜弁天橋ファミマ・日曜電車の行き帰りと音読。可也の時間音読に過ごす。対象は限られていて、詩と小説。「高校教育で英語の小説を読ませよう」と一昨年の英語教育学会で啖呵を切った以上、自分で実行しないと。4冊がメイン。ジョイスを除き大部な1冊全集。“T.S.Eliot The Complete”“Edgar Allan Poe The Complete”“Oscar Wilde The Complete”“Poems and Exiles”(Joyce9)。松本行きなどで読んだのは「高村光太郎」(伊藤信吉)「層・圏・トポス」(竹内外史)「現代物理小事典」(小野周)「現代の短歌」(高野公彦)「戦後代表詩選(正・続)」(鮎川信夫他)。昨日は台風の雨の中、夜、サティー横のカレー屋で勉強。土曜日は松川でミサ、日曜は松本。松川でのミサ後のお茶会。信者さんが短歌・川柳を始めて、という話が。信仰を歌に出来ればいいと思っているが、中々上手くいかない。最近、塚本短歌もどきしか出来ない。停滞気味。神父様が「夢日記」の話。わたくしは三島の「豊穣の海4部作」を連想し、感冒の如く三島を読みたくなる。土・月と詩を作り「詩と思想」に送る。余りいい出来ではない。一方は夜中2時に仕上げ、「繋船ホテルの朝の歌」にインスパイアされた方は昼の2時。共に100点中20点。満足いくものではない。適当な時期に取り上げてみたい。

マグダラのマリアについて。教会では7月22日を“マグダラのマリア”の記念日に定めています。関連して「毎日のミサの友」「毎日の福音」から抜粋します。なお、マグダラのマリアの取り成しを願う祈りを探したのですが、見つかりません。「マグダラのマリア様、・・・」と祈るか、叙唱の“聖人”「聖なる父、全能永遠の神、聖人を通して示されたあなたの栄光をたたえ、・・・」に従って祈ればいいと思います。

“キリストに従う人たちの一人で、キリストが十字架上で亡くなられたときそばに立ち、三日目の朝早く、復活したイエスと最初に出会った。マグダラのマリアへの崇敬は、特に十二世紀から西方教会に広まった。”
“マグダラのマリアは、「肉に従って」復活のイエスを見ようとしたとき、「イエスだとは分からなかった」。しかし、イエスの「マリア」という呼びかけで、彼女はすべてを理解する。彼女が深く「キリスト」と結ばれていたからである。”
“墓の外に立って泣いていたマグダラのマリアに復活した主が現れる。彼女は復活の喜びを最初に告げる者、使徒たちへの使徒となる。それは彼女のイエスに対するひたむきな愛があったから。”
“マリアにとってイエスは「わたしの主」、「わたしのいのち」でした。女性として信じ、愛し、嘆きに沈むマリアに、イエスは近づき、「マリア」と呼ばれます。イエスはわたしたち一人ひとりを、それぞれの状況、ありのままの状態においてお呼びになります。”

第一朗読は2コリンチャンス第5章。詩篇は第63章、福音朗読はヨハネによる第20章を見てください。もう一つの第一朗読・雅歌からのみ引用します。

“[おとめは歌う。]夜ごと、ふしどに恋いしたう人を求めても/求めても、見つかりません。/起き出して町をめぐり/通りや広場をめぐって/恋い慕う人を求めよう。//求めても、あの人は見つかりません。/わたしが町をめぐる夜警に見つかりました。「わたしの恋い慕う人を見かけましたか。」/彼らに分かれるとすぐに/恋い慕う人が見つかりました。”

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩の紹介。7回目、多分。段々と書き足していきます。一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない //何千もの部品からなる 精密なゼンマイ装置 淀みのない時を刻み 傷みの欠けた歴史を繰り返す 空間の歪み そして 抜けるように広い青空//補正しようにも 補正しようのない 鋭い悔恨 戦禍にも その村は焼け落ちず・・・ 空間が そして 後に時間が後退して 仄かな祈りが・・・//空に白雲が立ち籠め 木々の緑 その影は 日差しを遮り 小さなバルコニーには 混沌が形成されていた 空港に出て 半島を半時計周りに巡って また読み止しの本に戻った// 「ステファニーが フランスに旅をして お菓子屋になる為に パリで勉強する やがて 大人のする恋をした そして 振られ・・・」//お座なりに投げ出された鞄から 星が銀河のように溢れ出て 空間を限りない光で満たした//次第に遠のいて行く テールランプ 棒状に浮かぶ雲たち 庇には もう東の月が出ている 周到に準備された 文月のような それでもう 終末に近いことが分かる//しなければならなかったことを 後悔して 記憶に残る糸を 辿ってみる 階段を駆け上る//そして 過ぎ去った時間の中 人間は人魚であった 住み慣れた街を捨て 逸れた恋人が タクシーで テールランプを追うように 記憶の微かなうねりを そのままに捉える//人間は嘗て海にあった 朝焼けは意外と簡単で 独り下宿の六畳間で 立ち尽くしていたが 調べなき夕暮れに 東風が出てきた 珈琲を飲み 貿易風についいて 若干議論する//「必然」と染められた旗が 風に運ばれ「憮然」と翻る それが自然の真情だったのかと 轍にぬかるんで 夏の午後 身動きが取れなくなった//白い幽霊が 下北に出て 蒼い白鳥が 係累を払いながら 露に噎せ入って 水底に沈められたのは 何の象徴だったのか//水路を流れる 淡い鴇色の風景 結末は未だ知らない 春も未だ来ない 体育館から人が出て 五島の方へ旅立つ ぞろぞろと 黒子のあった辺りを結ぶ 嵌められた絵のような 水晶の球ばかり 一瞬のざわめき//エテルニタスの様に 風船が 瞬間 大空に駆け登って来た 良心のないエゴイズム 緑なす高原を そして谷川を 列車は 二時間遅れて 終点迄向かう むか伏す夢//アウレーニアとフリージアは もう歌わない夢 だから 歌わなくても それはそれでいい もう夏だ
(掲載完了)

一応完成。次から如何しよう?困っている。詩自体は、何処で終わっても何ら変わらないどうでもいい文章。響いてこない。最後息切れしたか、西脇詩のパクリ。寂しい風が吹く。雲が切れる。月が覗く。狐目をした女が通りかかる。旗竿が風に靡き、如何しようもない倦怠を運び来る。奥沢に幽霊が出る。奥多摩に静寂が戻る。何時かきちんと推敲したい。という訳で私はこれで。

5 From “Introduction to Quantum Computation and Informatios”(Hoi-Kwong Lo et.al.;World Scientific)の“Quantum Computaion with Nuclear Magnetic Resonance”(I.L.Chuang)より、p.316
“We shall use the fact that for σ±≡(σx±iσy)/2,e^(σz)σ±e^(-σz)=e^(±2ξ)σ±.Let the state of the system be |ψ(t)>,and define the rotating frame state |χ(t)>=e^(iωtσz/2)|ψ(t)>,such that the Schrodinger equation for the system,ih∂t|ψ(t)>=H|ψ(t)>、can be expressed as ih∂t|χ(t)>=δ[e^(-iωtz)+e^(iωt)}/2][{e^(iωt)σ+}+{e^(-iωt)σ-}]≒δ/2・σx|χ(t)> where the high frequency terms were dropped (the rotaing wave appoximation).This has the solution |χ(t)>=e^(iδtσx/2)|χ(0)> δt represents the integrated power of the applied resonant RF field.|χ(0)> is a two-component spinor,and the effect of e^(iωtσz/2) is just a rotation of the state about the x^ axis by the angle δt。
量子コンピュータの代表的な教科書からの第6回。“コンピューティングにハミルトンの四元数を使う”に関連し。

6 “泰山木鮎に預けて白き花”
自作俳句。泰山木が白い花を付けるか不明。今月号「かばん」に評されていたが、ディテールのいい加減な点は否めない。多忙は理由にならない。「神は細部に宿る。」

7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939: These attitudes and “structures of sin” are only conquered -presupposing the help of divine grace-by a diametrically opposed attitude;a commitment to the good of one‘s heighbor with the readiness,in the gospel sense,to “lose oneself” for the sake of the other instead of exploiting him,and to “serve him” instead of oppressing him for one’s own advantage.
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 年間第28月曜日福音朗読より。ルカによる第11章から。

“「今の時代の者たちはよこしまだ。しるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。つまり、ヨナがニネベの人々に対してしるしとなったように、人の子も今の時代の者たちに対してしるしとなる。」”
-(神の御言葉、神の知恵、神の力であるイエス・キリストは、ご自分を受け入れ、その名を信じる人には神の子となる資格を与えてくださる。)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年10月15日
                       乗倉寿明記す


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