St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

「聖ヴィアンネの精神」を読み終わりました。

2010-05-24 15:13:08 | Weblog
 今朝、早朝から起き、「聖ヴィアンネの精神」(モンナン神父:聖母文庫)の後半を読む。
偶々、「聖ヴィアンネの微笑ましい応答」から読み始めた。
前回の軽口への反省も込めて、紹介しようと思う。
・・・
・p.218 その微笑について
「 しかし、愛すべき人であり、微笑むことを知り、愛想のよい言葉を口にしていた人である。
 さらに、魅力のある臨機応変さを持ち、機知に富み、洗練された応答をわきまえていた
 人である。・・・親密な会話のときには、全く気楽な様子であり、上品な陽気を発散し、純
 朴な語調で、あけっぴろげの愛嬌に充ちた態度であった。また微笑に顔をほころばせな
 がら、万人が喜ぶ、会話に生き生きした頓知や、歓待の言葉等を語る好ましい才能を持
 っていた。・・・愛徳の温かい香りが漂っていた。・・・」
「 聖ヴィアンネの会話は魂の微笑の如きものであった。彼の笑いは常に魂の微笑であった。
 しかも、この魂の微笑は、快活な心を励まし、信頼の心を抱かせ、自己放棄を鼓舞して、彼
 の唇から消えるのは稀であった。・・・」
・・・
・p.44にあるように、本書は、
「 アルスの聖司祭のイ・フィオレッティ(聖フランシスコの「小さき花」)とでもいうべきもの」
・・・
副題にあるように、3部構成=(公教要理・説教・会話)。
・・・
p.3 「まえがき」から
「 それは信仰と愛徳とに徹した聖なる魂であった。この魂が皆の上に溢れ、直接に皆の心に
 触れ、皆の魂の上に明るい光を投げかけていたのである・・・聖なる要理教師が語るにつれて、
 新しい明るい視野が考えの上にひらけていった。・・・」
とにかく読んで下さい。
・・・
「生誕の記念年、また司祭年に当って信者必読の書」と久しく言われて来て、今、初めて読了す
る。それは恥ずかしいこと。引き続き再読したい。
・・・
「聖霊降臨の主日」。ミサでなく集会祭儀だった。代読の御説教を記録出来なかったので、「Lectio
Divinaで味わう主日の福音C年」(日本聖書協会)から中心に引用します。p.79~80
1.読む
◆イエスを愛すること=イエスの命令にしたがうこと=神を愛し、隣人を自分の様に愛すること
◆「一緒に住む」「一緒にいる」。親密な関係。「私達は、キリストという海の中の魚」「聖霊の海の
 中の魚。」
◆イエスの言葉はすべて直接御父から来るもの。
◆聖霊。「助け主」=先生。「聖霊は、御父と御子キリストとの間に流れる愛。」
◆「聖霊は永遠に弟子達、私達信者達と共に居て呉れる。」
2.黙想する
◆愛と従順。ロマ書8章1~17節を。
3.祈る
◆感謝。使徒言行録2章1~11節を。
◆毎日、聖霊に、自分を新しく満たしてくれるように、そしてあなたがイエスに喜ばれる生活を送ること
 が出来るよう願いましょう。
・・・
「マリアにならう」より第24章から。
◆ああ、マリアよ、わたくしは孤児のように、あなたの御元に参ります。痛悔した僕には恵みと許しが与
 えられると悟れますように、母の微笑みで、わたくしを迎えて下さい。
◆自分に対する人の認識不足にも、腹を立てないようにしよう。
◆「主は優しい人を高められる。」を賛美歌マグニフィカットで、マリア様は言ってらっしゃる。




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