お昼過ぎ、インターフォンが鳴る。
某不動産会社の営業と名乗る男の声で
「お隣はどなたか住んでいらっしゃるのですか?」と尋ねてくる。
我家のインターフォンはカメラが無いので風貌は確認できない。
ただ、この営業男の疑問もわからなくはない。
隣家は外壁等エクステリアのメンテナンスを何十年もしていない感じ。
通学中の児童からは「おばけ屋敷」扱いされているような物件。
(メンテナンスしてない家・イメージ)
とはいえ、我家よりずっと豪華な造りをしている。だからおばけ屋敷っぽいのかな?
この家、今は私とだいたい同じくらいの男性が独りで住んでいる…はず。
普段は回覧板の受渡をする程度の付き合いで
あとは車庫のシャッター開閉音とクルマの排気音で気配を時々意識する。
個人情報をべらべら漏らすのはよろしく無いけど
居住確認の有無を言うくらいは問題なかろう…「住んでますよ。」
「えっ、右隣のお宅ですよ。」
「両隣とも住んでますよ。」
「…そうですか。ありがとうございます。」
営業男とのやり取りは無事終了。
そういえば、最近クルマの音、聞いたかなあ?