甘食

甘食を久しぶりに食べた。自分で買って食べた。甘食を買ったのは間違いなく初めてだと思う。

アダムスキー型ＵＦＯみたいな形をした、安っぽいスコーンと言うか安っぽいクッキーと言うか

そんな食感の小麦粉ベースの焼き菓子。ほのかに甘く、駄菓子っぽくもある。

クックパッドにホットケーキミックスをつかったレシピが出ているけど、そこまで高級なものでもない。

以前から売っていたのかもしれないけど、近所のスーパーで、たまたま見つけたヤマザキの商品。

子供のころ食べたものはもっとぱさぱさで硬かったように思う。

今回買った物はやわらかくてしっとり。技術が進んで、良い添加物も見つかったのだろう。

子供の時の記憶より、明らかにおいしくなっている。

幼少のみぎり、甘食を与え続けてくれたのは祖母であった。

ミルキーはママの味だけど、甘食は祖母の味だったりする。

当時はさして甘食など興味はなく、チョコとかスナックのほうが圧倒的に食べたいのだけど、

祖母が良かれと思って買ってきたものだから子供ながらに気を使い一生懸命食べた。

で、一生懸命食べていると「この子は甘食が好き」と判断されまた買ってくる。また食べる…

不のスパイラルに陥る。

何かこのくだり、あげパンの話と似ているんだけど最終的には甘食の思い出は良い思い出。

あげパンの思い出は最悪の悪夢…。この違いは何でしょう。

学校と言う体制に呑まれるまいとした為か？（←大袈裟）