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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

松本白鸚「九月秀山祭」

2022-09-27 10:53:04 | 日記
歌舞伎座へ行って来ました。
九月大歌舞伎は、「秀山祭」が恒例でしたが
昨年11月、播磨屋さんがお亡くなりになってしまったため
今年は、一周忌追善興行として行われることに。
吉右衛門ゆかりの演目が並ぶなか、
兄の高麗屋が「松浦の太鼓」を初役で演じるというので
観に行って来ました。

「松浦の太鼓」
忠臣蔵外伝。
討ち入りの前日
両国橋で、宗匠の宝井其角と元赤穂藩士の大高源吾が出会う。
2人は、旧知の仲。
近況を話し、別れ際、其角が上の句を詠むと
下の句を付ける源吾。
「明日待たるるその宝船」
その意味を考える其角。
翌日、吉良邸の隣にある松浦邸で、其角が松浦にその話をしている。
と、俄に聞こえる陣太鼓の音。
吉良邸に、赤穂藩士たちが討ち入ったことを知る松浦たち。
やがて、本懐を遂げた源吾が、松浦邸に来て、討ち入りの一部始終を報告する
というお話。

高麗屋さんが、重厚な演技を見せてくれました。
播磨屋さんのも、見ておきたかった。

芝居終えると、高麗屋 其角を演じた歌六 源吾を演じた梅玉が
口上を述べる。
弟への想いを述べた白鸚丈。
心に響くご挨拶でした。


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