紀伊國屋ホールで上演中の「横濱短編ホテル」です。
マキノノゾミ作品を宮田慶子の演出で、青年座が上演。
何度目かの再演で、私も以前観ております。
マキノさん 宮田さん 私と同世代なので、本作品の時代背景は
とっても懐かしいものでした。
1970年から現在までを7つの短編に纏めた作品。
舞台は、横浜の老舗ホテルの客室と喫茶室
主人公は、奥山ハルコという演劇部の女子高生
その友人の柳井フミヨという同じく演劇部の女子高生
物語は、2人の人生を辿っていきます。
ホテルの一室に、芳崎という映画監督がいると聞いて
単身、部屋に乗り込むハルコ。
その物おじしない態度に、監督は、次回作のヒロインに抜擢します。
一方、ホテルまではハルコと一緒だったんですが
怖気ついて、部屋には行けなかったフミヨ。
でも、彼女も脚本家への道を歩んでいきます。
そんな2人が、還暦を迎えて•••
7つのエピソードが、テンポ良く語られる
楽しい舞台でした。