新・tmoの今日の一発

こまかいところを、あえてつっついて楽しむところです。

出陣。

2011-03-27 00:49:32 | 今日の雑感
地震以来断水していましたが、ようやく水が出ました。



月末頃、と言われていたので、早めの復旧でした。
蛇口をひねると水が出る。
という、普通と思ってたことが実はありがたいことでした。

連日、復旧作業を続けている水道局関連の方々には、感謝以外のなにものでもありません。

うちはガスがプロパンなので、これでライフラインは復旧したことになります。
(そのプロパンガスも、果たして無事補充されるのか、という懸念はありますが。)

とりあえず、食料とかにも困っているわけではないし、ガソリンを使わない生活にも慣れてきた。
なのでもう、うちあたりは大丈夫かと思われます。


前回も書いたとおり、これからはもっと被害の大きいところに目を向けていかねばならない。
しかし、どうすればいいのかわからない。

気仙沼のお客さんから、復旧絡みの電話等をうけたりすると、
「まず、現地へ行くか。」
とか考えますが、会社的にはなかなかそれも許されるもんでもない。

もっとも、行動力のある人なら、会社休んででも駆けつけたりするんだろうと思いますが。

まずはやはり、義援金から始めようか。
とか、なんとなく悶々とした日が続いております。


そんな中、こないだも書いた津波被害を受けた親戚の避難先を両親が訪ね、話を聞いて来ました。
聞けば聞くほど壮絶な話でした。

玄関を出たら、数百メートル向こうに水の壁が迫っていたとか、
急いで2階に逃げようとしたが間に合わず、玄関のドアにしがみついてしばらく浮かんでいたとか、
水が引き始めたあと、胸まで水に浸かりながら逃げたとか、

想像しただけで恐ろしくなります。

その親戚が、当面の家としてアパートに引っ越すとのこと。
しかしながら、当然のごとく計画性のある引っ越しではないため、ものをそろえる余裕もないと。

そういや、俺が東京に行ってた頃に使ってた冷蔵庫とか洗濯機とか、そのまま物置に入っているだろう。

と、家族総出で引っ張り出して動作確認を取ったところ、普通に動作。
まあ、数年しか使ってないし、引っ越しの梱包のままずっと放置していたわけですから。

とはいえ、無理に置いてくるというのもアレなので、電話で確認したところ
「是非」
との返事でした。

なので明日、届けて来ます。
使途不明でずっとしまってあったものですが、まさかこういうところで役立つ時が来るとは。

まず、「頑張って来い」と声をかけて送り出すわけですな。