いつか来るぞ。
とは思っていましたが。
現実的に「被災地」になってしまうとなんというか心の整理ができません。
揺れてる時に体制立て直そうと両手両足踏ん張ってた時とか。
ワンセグで津波に飲み込まれて行く仙台空港をただ呆然と見てた時とか。
21階から階段で降りてる時にすれ違った人達の疲れきった顔とか。
ようやく外に出た途端空を横切って行った戦闘機とか。
なんとか車で帰ってる最中の街の暗さとか。
懐中電灯一本でラジオ聴いて夜を過ごす心細さとか。
断続的に続く余震とか。
考え始めると胃のあたりが締め付けられる感じです。
暗い時は見えませんでしたが、買い出しに出てみて崩れた家とか、ブロック塀とかを目の当たりにしました。
言い方がアレかも知れませんがまさに「テレビで見た」光景です。
また、沿岸地域では本当に「壊滅的」な被害が出ているようです。
車で30分も走れば着くあたりです。
それでいて家族、家とも無事であった俺のなんと幸せなことか。
当然の如く停電が続いています。当初はなんとか繋がった携帯や固定電話も、俺の家のあたりでは全くダメになりました。
奇跡的に水道は使えていましたが、間もなく止まりそうです。
率直に欲しいのは電気と情報。
地元のラジオ局もなぜか入らりづらくなっています。
その他の放送局も、討論番組なんかはいいので生活情報を。
そのほか食料がないところもあるようです。
今現在もライフラインの復旧作業にあたっている方々には本当に頭が下がります。
なんとも言いようもないですが、一日も早く日常が戻って来ることを、祈るしかありません。