5/5(金・祝)、演劇を見てきました。昨年、ミュージカルは観に行きましたが、台詞だけの舞台を見るのは初めてです。
場所は、「彩の国さいたま芸術劇場」。埼京線の与野本町駅から、歩いて10分弱。とても天気の良い日だったし、13:00開演だったので、気持ちよくお出かけすることができました。
会場はモダンなつくりでした。コンクリがむき出しのつくりなのですが、5月の暖かい日差しのせいもあり、コンクリの白さが悪くなかったです。開場前にはロビーでミニコンサートが開かれていました。演出などのサービスに心を配っているのを感じました。
劇場内はさほど大きくなく、開場全体が丸く作られていて、演劇を見るのに好都合です。グローブ座のようなつくり、と言って良いのかな?一足踏み入れて、たいへん良い印象をもちました。座席は12列目の中央で、とても見やすい座席でした。でも、座り心地が良くなかったです。お尻が痛かったのが、辛かったです。
演目は『タイタス・アンドロニカス』、作:W.シェークスピア、演出:蜷川幸雄です。
恥ずかしながらシェークスピアって、ぜんぜん知らない・・・。作品名は知っているけど、内容は聞きかじりのようなことしか知りません。唯一観たのは、99年の映画「恋に落ちたシェークスピア」くらいです。これは、シェークスピアの作品ではありませんが・・・。
「タイタス・アンドロニカス」は、主人公の名前です。ローマ時代が舞台になっています。シェークスピアの作品の中で、もっとも残酷な物語、とも言われています。復讐の連鎖、凄惨な描写、、、、かな~り重たい作品でした。
舞台を見終えて、陰鬱な気分を感じました。凄惨な場面、悲しみの場面・・・暗い内容が印象に残っています。自宅に帰ってからも、今日見た舞台のことが思い出されます。それだけ、インパクトの強いものだったと言うことだと思います。ずっしりと重く残る舞台でした。
●「タイタス・アンドロニカス」データ
作:W.シェークスピア、演出:蜷川幸雄
出演:吉田鋼太郎、麻美れい、小栗旬、真中瞳、壌晴彦、鶴見辰吾、ほか
会場:彩の国さいたま芸術劇場(JR埼京線「与野本町駅」から、徒歩約10分)
開場:0:30pm、開演:1:00pm、閉演:4:45pm (5/5(金)公演)
値段:S席-\9,000、A席-\7,000、B席-\5,000