t-isoamiの不定期通信日記 -3RD SEASON-

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Passion Flower (初回限定盤) / T-SQUARE レビュー

2005-05-03 02:50:00 | 音楽・楽器
◆曲目リスト
1. Barefoot Beauty
2. More Than Lemonade
3. Let Your Love Flow
4. Surfin' USSR
5. Speeceless
6. Caribbean Love Affair
7. Velvet Slumber
8. Cloudburst
9. Angel's Love
10. Teasin'
11. Knight's Song -GENERATION 3-
12. Angel's Love -T.K. Version-
◆レビュー
●アルバム全体
伊東たけし復帰の"FRIENDSHIP"以降、GtとSax/EWIのメロディによるポップ色の強いサウンドが続いている。今作でもさわやかで聞きやすいサウンドは一貫している。これまでのアルバムでは、"Yes, No"や"WAVE"あたりの作りに、"Brasil"のムードをプラスした感じかな。激しいロック、エスニック風、こぶしの効いたバラードなど、90年代終盤に見られたバリエーションの豊富さはさほど感じられない。「おっ?」と思わせるようなインパクトのある楽曲は見当たらなかったが、この季節にドライブのお供にするのに良さそうだ。Vo.入りの2曲(#2、9)はいずれも女性シンガーで、"Vocal^2"からの流れを感じさせた。
河野啓三(Key)と阪東慧(Dr)がメンバーとなり、5年ぶりのパーマネントのバンド形態となった。河野啓三は美しいメロディをさらっと弾きこなす印象。和泉宏隆の演奏とダブるところがある。メンバーが固定できたので、今後のライブやアルバムで進化していくところが楽しみでもある。
●ピックアップ
1 : アップテンポ、SaxとGtのサビのハモリ、中間ピアノソロなど、王道の1曲目。
2 : Vo.入り。こうなると、バックバンドになるのはやむを得ないのか。
4 : Bs&Drソロが聴きごたえあり。
5 : 伊東たけしらしさの演奏を感じるメロウな曲。ウィンドチャイムの使用などカピオラニ風。
7 : EWIの音色が印象的で、昔のリリコンを思わせる。
9 : 完全にVo.の曲。これも王道のバラード。
11 : 原曲の「Moon Over The Castle」にますます似てきた。調も原曲と同じで、メロはすべてGtである。オリジナルの"Knight"(Blue In Red('97)収録)が一番好き。ボクの中では、メロがEWIなら"Knight"、Gtなら"Castle"だったりする。
12 : #9のインスト版。こちらの方が好きだな。

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