ぼけの花

のらりくらり日々感じたこと。
自分のための記録。

TDR

2006-09-07 00:00:00 | にっき
今日の帰りは久々に京葉線使って帰ってきた。
(いつも総武線)
夏休みが終わっても9月4日に5周年を迎えたディズニーシー始め、
TDR一体のある舞浜は相変わらず賑やかで夢と魔法の王国だ。

千葉県人だけど全然行ってないなー。シーもランドも。
3年ぐらい前にアフター6でシーに行った以来だな・・・。
イクスピアリはたまに立ち寄りますが。

以前、友人がシーのアトラクション等諸々を設計する事務所で働いていた。
当然、まだオープンする前のパーク内へ入ることもあっていろいろ状況を教えてくれた。
その子はよく
「シーは○ちゃん(わたしのこと)向けだよー。○ちゃんはランドよりシーって感じがする!」
と言っていた。
なぜ?と聞くとシーは落ち着いた感じがするからわたしにしっくりきそうだ。と。
まぁ確かにわたしはキャピキャピするような人間じゃないしね。
「きゃあ!」って言えない。「おわぁっ」って言うタイプ(なんじゃそりゃ?)。
実際シー行ってみて大人向けなパークだと思った。うん、落ち着きあるね。
これはこれでこの雰囲気、好きだけれど、でもわたしはやっぱりランドの方がいいな~。
大きな違いは・・・

「色」

だと思うの。
ランドの方がたくさんの色がある。楽しい色。いてもたってもいられない色。
あー行きたくなっちゃたな。ディズニーランド・・・。

あっと!
でもシーに新しく出来たタワー・オブ・テラーは乗りたいなぁ。
昔、オーランドのMGM行った時乗ったけど・・・
アレはコワすぎてめちゃめちゃおもしろかった!!!
(結構コワイ乗り物スキ)

オペラを観に行きます!!!

2006-09-06 23:59:02 | にっき
ぬをー!!!!
つ、ついに・・・半年悩みぬいた末買ったぞ・・・チケット。
わたしのお昼代3ヶ月分、いや待てよ。4ヶ月いけるかも・・・。

9月30日(土)、ローマ歌劇場の"トスカ"を観に(聴きに)行きます。
E万F千円ナリ・・・ちなみにこれでもC席ですから(;´Д`)ノ
わたしのお昼代約3ヶ月を3時間で消費。

いや、でも一生のうちに一度はオペラは観に行きたいと思っていました。
冬にこの演目を発見し、それ以来ずっと悩んでたんだけど、やっぱり
行くことにしました。たぶん行かなかったら後悔すると思うし。
行くなら今かなと思って。

しかしこの一年、楽器2本買ってみたり何だかいろいろいい買い物して
ずいぶん景気いいですな!おめぇさんよぅ!

この思い切った最近の行動は、おそらく歳のせいだろうなと。
わたしは早生まれなので20代まだ1年半はあるんだけど、大台突入するまでに
思い悩んでいること・やりたいことを全部やっちまおうって意識がはたらいて
いるんだな、きっと。
そうだ、自分のために少し贅沢させたってたまにはいいだろう。
しかもトスカ!!プッチーニ!!!Yeah~!!!!
この感動は一生もんだよ多分・・・(期待大)。
あ~考えただけでもドキドキドキドキ・・・・・

*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。.(/ー\)キャッ*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:

ごはんの力

2006-09-05 23:23:26 | にっき
今日は先日のサプライズのひとつについてお話しましょう。

日曜日、中学A部門の東関東大会があったのですが、面倒見に行っている学校が
健闘し大変よい成績をいただくことが出来ました。
その先(全国)には今一歩及びませんでしたが、あと一歩というところまでいけた
ということが本当に嬉しくて嬉しくて。
そりゃもちろん先にいけた方がよかったけど。悔しい気持ちもあるけど。
でもやっぱり嬉しさの方が大きい!
自分たちのバンドの練習の最中に結果聞いたんだけど、わたし若干舞い上がって
しまい、なかなか演奏に集中できなかった・・・。

毎年夏にこの学校はコンクールに向けた合宿を学校で行い、わたしも2泊3日共にするのですが。
朝から晩まで集中して練習することにより、この3日間で生徒たちは大変身を遂げます。
そしてこの合宿で特筆すべきものは、「ごはん」。
1日目のお昼は各自お弁当持参ですが、その後はすべて保護者の方が作ってくださいます。
うちらが朝から晩まで練習しているのと同じくして、お母さんたちが調理室で一日中ごはんの用意。

生徒80人ほど。先生(わたしみたいな各楽器の講師含)10人ちょい。
ざっと100人近いごはんを、しかもとっても手の込んだメニューを出してくれるの。
こちらはその一例。
2日目のお昼です。

・冷やし中華
・そうめん
・おにぎり
・肉じゃが・お煮しめ
・お新香

そうめんがあるのは、「足りないといけないから・・・」というご配慮から。
いえ、もう十分にお腹いっぱいなんですけどね(笑)。
しかも講師テーブルには生徒たちにはない、特別メニューもあったりします。
「おもてなしの心」を存分に感じます。ありがたや。

この日の夕ごはんは、お父さんたちも手伝ってバーベキューセットを準備し、
外で焼きそばやフランクフルト、豚肉、焼き鳥などをジュージュー焼いていました。
残念ながら、人数も多いし時間もないので外で食べることは出来ないので、焼きそばを
ひとりひとりにパックにつめ、とうもろこし茹でたものとお肉などは各テーブルへ。
ちょっとお祭で食べるような気分。
外に近い音楽室で練習していた我がクラリネットパートは、もう15時ごろからソースがジュ~
というめっちゃいい匂いがしてきてワクワク。
「ねーすっごいいいニオイするね~。楽しみだね~頑張ろうね~。」
なんて言って、美味しいごはんを励みに練習しました。

同時期わたしはもうひとつ、違う学校の合宿に参加させてもらっています。
こちらも学校で合宿をしていて、ごはんは主に買ってきたお弁当等が出されます。
ほか弁だったり仕出し屋のお弁当だったり。
朝ごはんに、コンビニのおにぎりとかインスタントのお味噌汁とか出ます。

学校によっていろいろ方針や都合もあると思うのです。
でもやっぱり、同じ時期に参加させてもらうと、あきらかに「ごはん」からくるパワー
って、すごいんだなと思わざるを得ない。
買ってきたものがいけないというわけではない。
ただ、「商品」として作られたごはんと「この子たちに」と思って作られたごはんとでは
確実に大きな違いがある。
「食という字は、人を良くする」と、前に書いたことがあるけれども、本当にその通り。

今、「朝給食」なんてある学校があるみたいだけど。
食べてこない子にはあった方がいいけど、本当はおうちで食べたほうがいいよね。
でもそれが出来ない家庭環境もあるんだろうな・・・。

食育。真剣に考えるべきものだと思います。

・・・な~んて書きながらも、ごはん作れないわたし(偉そうにホントすみません・・・)。
いい加減、やらなきゃならんと思っています。
でも実践できてません。反省。

長々と書きましたが、今回いい結果が残せた裏には生徒・先生の頑張り、周囲の協力、
そして、この「ごはん」の力も大きいとわたしは思うのです。
だって本当に美味しいんだよ(泣)。お母さんたちが作ってくれたごはん。
あの、ふっかふかなたまごのサンドイッチとしじみのお味噌汁が忘れられない・・・。

秋の空

2006-09-02 11:20:15 | にっき
本日土曜出勤。
誰もいない会社のベランダより。

いやいや、さわやかだね~。
のんびり時間が流れるね~。
早く仕事終わらせちゃお~。
お昼はエクセルシオールカフェ行って、得意のココア飲んじゃお~。
そんで、おウチに帰ったら練習しよ~。
昨日Getした、いっぱいのリードがわたしを待っているわ~。
楽しみだな~。

先生への報告

2006-09-01 00:00:00 | にっき
「君、ボクのタイプなんだよね~。奥さんにするなら絶対君みたいな子がいい!」

・・・なんでですか?

「だって丈夫で長持ちしそうだもん!」

およそ10年前の話。
高校卒業して、女の子であればお化粧して大人っぽくなっていくこの時期。
それに反抗するかのようにわたしは少年路線をいっておりました。
色気どころか色黒だったし。なんだかパンパンしてたし・・・。

そんなわたしを見て副科声楽の先生はニコニコしながらレッスンの度こう言うのでした。

この先生は結構セクハラギリな発言が多かったんだけれど、不思議といやらしさは
感じなかった。いわゆるそんな「キャラ」だったのだ。
わたしの今までの人生の中でこの短大時代は最もひもじかった時期で、シャレに
ならないぐらいお金がなかった。
それを見かねてなのか何なのか、この先生はわたしをよく美味しいものを食べに
連れて行ってくれた。
ミルフィーユはとっても美味しいけど、初めてのデートでは頼んではいけない
(食べるのがむつかしい)とか、お蕎麦屋さんの天麩羅は(この時は貝柱の
かき揚げだった)こんなにもウマイんだ!と知ったのは先生のおかげ。

食べ物だけでなく音楽もたくさんのこと教えてくれた。
わたしがレッスン中泣いたのも、この先生が最初で最後。
しかも歌ってる時じゃなくて、友達が試験で歌う曲のピアノ伴奏してた時。

「君はある程度感じることは出来るのに、それを表現することが出来ない」

音楽のことだけじゃなくって「わたし全て」を一瞬で見透かされたような気がした。
自分が、最も出来なくてずっと悩んでいたこと、だったから。
もう号泣だった。

わたしは正直この短大には全く未練はなく、むしろ早く出たいと思っていたのだけれど
卒業してもこの先生には会いたくて、機会があれば先生の来る日を狙って訪ねたものだ。
そこでお茶しながら・美味しいものご馳走になりながら、先生の昔の話を聞いたり、
わたしの悩み・疑問・思ってることを聞いてもらったりした。
この先もずーっと、この先生にはたくさんのこと話したかった。聞いてもらいたかった。

卒業して3年後、その先生は肺がんで亡くなった。享年51。だったかな。
今思うと「丈夫で長持ちしそう」と言ってくれた頃、すでに病気は発症していたのかもしれない。

それから毎年9月1日になると、わたしは空を見上げて先生にこの一年を報告する。
去年まではちょっとしんどい報告が続いてたけど、今年は割と穏やかに報告が出来たよ。
相変わらず表現下手ではあるけれど、先生が遺したその言葉のおかげで、わたしは
「受信アンテナ」のようなものがいつも立っている。
ふと思うことがいっぱいある。結果悩みも増えたりする。
ぱっと見、ぐじぐじしてるように思われるかもしれないけど、地味に自分の中では結構感動して
たりするのです。。。

先生。
来年はにこやかに、もっとたくさんのこと報告します。
聞いてください。見ててくださいね。