ぼけの花

のらりくらり日々感じたこと。
自分のための記録。

コンクール(県)

2006-08-06 23:11:45 | おんがく
結果から言うと、次に繋ぐことが出来た。

よく生徒たちに「悔いの残らぬ演奏が出来るように・・・」なんて言ってるけど、
なかなかこれって難しいんだなと痛感した本番だったな。
自由曲はホルストの木星。
もうすっかりメジャーになってしまったこの曲。
もちろん誰もが知っているわけで。失敗すればすぐわかる。
こういう曲は「自然な流れで聴かせる」ことも意外に難しいし(クセがあると聴きにくい)、
それだけではつまらなくなってしまうし。
いつも吹奏楽のオリジナルを選曲することが多いうちのバンドにとって今回は結構チャレンジ的?
でも今日、本番吹きながら今さらながらいい曲だな~って思った。
終わりに近づくにつれ、まだまだ吹いていたい~って思った。
楽しい!!
コンクールの最中こういう心境になったのは初めて。
以前よりは本番を楽しめる余裕が持てるようになったのかしら・・・。
ソロも「うまくいくかどうか」っていう一か八かの勝負!
じゃなくて「ここのこの音はいい音で聴かせたい」という風に今回思えたし。
うまくいったかどうかは、おいといて・・・(まだまだです・・・)。

自分の出番が終わった後、他の団体の演奏を聴いてたんだけど。
・・・わたしコンクール、自分が吹くよりは聴いてる方が好きかも。
(なんせ新聞の投稿欄読むのが好きな人間ですから・笑)
当たり前だけど、各団体いろんな解釈があって。

中高生のコンクールはこの暑い中、今まで頑張ってきた「練習の成果」を披露する様な
感じだけれども、一般の部、いわゆる大人たちが集まった団体のコンクールというのは、
練習を踏まえつつ指揮者と奏者の駆け引きによって、本番のステージ上でどれだけの音楽
を生み出せるかっていうのに醍醐味があると思う。
だから練習と違うことが起こってもよし。
マンネリしない。いつでも新しい音楽。
ジャズでアドリブのセッションなんか見てると(聴いてると)ホント楽しいもんね。

次のステージは約1ヵ月後。
日々の練習で解決できる反省はやっておかないと、本番楽しめないね。
そして東関東から全国にいけるのは22団体中2団体。
厳しいなぁ・・・。