夜空はいつでも最高密度の青色だ 2016-05-07 06:52:56 | 詩 この連休中は宮下奈都さんの「羊と鋼の森」だけでなく、こちらも。 帰京の友(伴)として新幹線車中でも読み耽っていました。 最果タヒさんの「夜空はいつでも最高密度の青色だ」。 詩って本当に難しくて、理解するものではなく感じるものなんですよね。 一編一編噛み締めながら、「あとがき」のこの言葉にすくわれました。 世界が美しく見えるのは、あなたが美しいからだ。 そう、断言できる人間でいたい。 最果さんの人間に対する愛情に溢れた本書オススメです。 読んで理解するのではなく、行間に詰まっているものもすべて含めて感じましょう!
SURI COLLECTION 2016-05-07 06:31:49 | 日記 昨日郷里から遂に帰京。 まず向かった先は西武渋谷のSURI COLLECTION! ヨシダナギさんによるスリ族の写真展です。 いつどこでこのイベントの存在を知ったのか今となっては分かりかねます。 帰省前からとにかく気になって、気になって仕方なかったのです。 重いボストンバッグを背負って小雨降る中出向いた訳ですが、HP等でも見る愛おしいスリ族の写真の数々。 ナギさんとのひとときの会話。とても気さくな方でした。 明日でいっか、などと後回しにせず出向いて大正解でした。
そして今日も 2016-05-03 22:51:25 | 日記 心の中に鬱積していたあれやこれやがようやく解き放たれてきた感じがします。 この状態はとても穏やかであり、かつ脆く不安定でもあります。 こんな時間と空間はわずかしか続きませんが、あるがままの自分ととことん向き合ってやろうと思います。 あ、今日の写真を一枚。 雨降りだったので昨日撮影したものでご容赦を。 それから宮下奈都さんの「羊と鋼の森」。 素晴らしい作品なんですけど、決定的な何かが足りない気がしまして。 個人的な見解なんですけれど、全体を通じて肝心な「音」が感じられなかったんです。 そんなとき、原田マハさんの「楽園のカンヴァス」ではどうだったかな?なんて思ってしまう訳です。 読書を重ねる度に文字ですべてを表現する難しさを痛感します。 私なんぞはその域に到底及ばない訳ですが。 文学を志す方々の挑戦はどこまで高みに到達するのでしょうか。 この長い長い人類の営みに私も参加したい、けれど今はそのタイミングではない、と二の足を踏んでいるところです。