人生、後悔のない航海へ!(コーチ・らしんばん)  

仕事も人生も思いのまま。今日は、人生という真っ白なカンバスにどんな絵を描きますか。

相手に伝わるプレゼン資料を作る6つのポイント

2022年02月06日 | 日記・エッセイ・コラム

相手に伝わるプレゼン資料を作る6つのポイント

「要点は何?」を10秒以内でわからせる

わかりやすさの判定基準は「10秒以内で①資料の要点を理解できること、②それを記憶しておくべきかの判断を終えられること」です。

②についてはコントロールできない部分もありますが、実際に相手を動かせるのは、①の大切なポイントに絞って10秒以内に「要点は何か?」がわかるようにしたシンプルな資料です。

赤文字では意外と誘導できない

人は五感を通じて情報を脳に取り込みます。赤文字では意外と人を誘導できないこと、彩度が高い色は見にくいためなのか敬遠されがちです。黄色やオレンジも、アクセントカラーとして使われがちですが、スライドの中で黄色やオレンジが占める割合が多いと、目がチカチカして集中できません。

効果があるのは、余白の「白」と白抜き文字の「白」です。

伝わってほしいことの周りに余白を増やし、黒い背景などに白抜きの文字を使うことで効果的にインパクトを残せるようになります。

アイコンや画像は「対角線上」を意識する

資料を見るときには左斜め上から右斜め下の対角線に沿って目線が動きます。この対角線上にアイコンや画像を配置すると、約8割の閲覧者がそのアイコンや画像と、その横に配置された文字を読むことが判明しています。

「目線を右に移動する」習性を生かす

左上から水平移動して右上へ行き、その後、右上から左下へ目線が落ち、最後は左下から右下へ横スライドする目の動きをZ型といいます。人は、目に留まったものが印象に残り、そこに書かれた文章に興味を持てば、目線を右に移動してさらに文章を読むという傾向があるのです。

パワポでは、「配置するアイコンの数は1スライドに4つ以内、オンライン会議であれば1つ」にすると効果が得られます。

気遣いでいっぱいの"忖度資料"は使われない

作成した資料の約23%は、上司や顧客に対する過剰な気遣いで作成されています。補足資料や緻密なデータ、詳細な説明文などです。忖度資料のうち80%以上のものは実際には使われていません。必要のない資料の作成に部下が時間を割いていたことを知り、不快に思う上司もいるほどです。

資料の「差し戻し」は、作る側と見る側双方の生産性を落とします。さらに、資料の作成者だけでなくダメ出しする側も、時間とエネルギーが奪われるのです。

進捗20%の段階で相手に意見を求めてみる

完成前に意見を聞く行為を「フィードフォワード」と呼ぶことにします。

フィードフォワードを開始した結果、作成者よりも資料をレビューする側の満足度が高くなりました。「最初は面倒くさいと思ったが、資料を見る時間が全体的に短縮できた」「質の高い資料を作る人が増えた」というコメントが出てきました。

フィードフォワードには3つのベネフィットがあります。作業時間を減らせる、提出先の期待に応えやすくなる、そして作成者のモチベーションが上がることです。

 

成果を出し続ける社員の成功法則を学びたい方は、次の書籍をご覧になってはいかがでしょう。

 

※ 越川慎司『「普通」に見えるあの人がなぜすごい成果をあげるのか 17万人のAI分析でわかった新しい成功法則』

 

 

(参考)

プレゼンで強調したい部分に赤を使うな 相手の目を引く「意外な色」とは?

https://drl6uo2pre3aa.cloudfront.net/stories/business/2021/12/post-97649.php

 


日本のデジタル力が振るわないのは“数学嫌いの大人”が増えたからなのか

2022年02月05日 | 日記・エッセイ・コラム

日本のデジタル力が振るわないのは“数学嫌いの大人”が増えたからなのか

日本のデジタル力は、韓国、中国、マレーシアなどよりも低くなっています。

一方で、15歳を対象にしたOECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査「PISA」の2018年版では、日本の「数学リテラシー」は世界トップレベルです。

2003年度をピークに大学院博士課程への進学者は減り続け、日本の科学研究力低下の大きな原因と見られています。

ところが、政府や産業界が「数学」に力を入れ始めたのです。デジタル化が進む中、数学の知識や思考法が、AI(人工知能)、ビッグデータなど、これからのビジネスや生活に不可欠になっているからです。

グーグル、アップルなどの「GAFA」と呼ばれる大手IT企業を生み出した米国では、10年ほど前から人気職業ランキングの上位を「数学者」「データサイエンティスト」などの数学関連が占めています。

今年6月、ゲームメーカー・セガのツイッター投稿が話題になりました。

「サインコサインタンジェント、虚数i…いつ使うんだと思ったあなた。実は数学は、ゲーム業界を根から支える重要な役割を担っているのです」と発信、社内勉強会用の数学資料も無料公開しました。

7月、経団連と数学研究者が、「数理活用産学連携イニシアティブ」を立ち上げ、10月には、NTTが基礎数学の研究組織「基礎数学研究センタ」を新設しました。

AI、ビッグデータ、自動運転、ネット検索、暗号通信、画像処理など、デジタル化のさまざまな機能や仕組みは数学抜きには存在しえないのです。

「GAFA」と呼ばれる米大手IT企業や米ベンチャー企業が、数学や物理を学んだ優秀な人材を集めているのはそのためです。

経済産業省は2019年の報告書「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える」で、「第四次産業革命を主導し、さらにその限界すら超えて先に進むために、どうしても欠かすことのできない科学が、三つある。それは、第一に数学、第二に数学、そして第三に数学である!」「デジタル技術の動向は数学が左右している」を発表し、世間を驚かせました。経産省が「もっと数学を!」と言いたくなるほど、日本のデジタル力は振るわないのです。

9月にスイスのビジネススクール「IMD」が公表した2021年の「世界デジタル競争力ランキング」によれば、日本の総合順位は28位で、18年以降、右肩下がりが続いています。これは、子供時代の数学力がデジタル力へと結びついていないからです。

「下手に理系に進むと損をする」という考えを拭いさらないと数学力は育ちません。

IT関連や金融業界などで理系出身の経営者が登場したり、高いデジタル技術や能力を持つ新卒社員に年収1000万円を提示したりする企業も現れてきました。こうした追い風を生かし、優秀な数学人材を育て、日本のデジタル力を向上させる、という好循環につなげていきたいものです。

政府は、短期間で実用や産業につながる成果を生む研究に手厚く予算をつけてきましたが、基礎研究には冷たいのです。数学の場合は、長い歳月を経てIT社会を支える暗号通信を生むなど、予想できない「化け方」をすることがもあります。このような芽をつぶさない評価について、産官学でもっと真剣に検討すべきでしょう。

 

世の中のあらゆることを表現できるのが数学です。

「下手に理系に進むと損をする」という考えは過去のこととなることでしょう。

 

(参考)

「デジタル力は中国、韓国以下」なぜ日本は"数学ができない大人"ばかりになってしまったのか

「下手に理系に進むと損をする」

https://president.jp/articles/-/53043

 


コミュニケーション・スキルは誰でも習得できます

2021年05月25日 | コーチング

コミュニケーション・スキルは誰でも習得できます

コミュニケーション・セミナーでの受講者様との会話です

(佐藤) 
職場で上司への報告や相談が上手な方はいますか?

(受講者)
はい、います。理路整然としていて、わかりやすいです。

(佐藤) 
そういう方は、上司からの質問に対して、切り替えし(返答)がスマートですか。

(受講者)
はい

(佐藤) そうでしょうね。そういう方は、当然、前もって準備していまから。

(受講者)??

(受講者)
えっ、それって才能ではないのですか。コミュニケーションは練習によって身につく、スキルなのですか!!

(佐藤) 
はい、そうです。
まずは、準備する。
1. 報告や相談の対象によって、それぞれフレームに当てはめる。
2. 5W1H(6W2H)を意識してまとめる。
3. それから、話す。質問は、6W2Hのどれか、または、その詳細を求めていることが多いので、慌てず6W2Hに当てはめて返答する。

(受講者)
わかりました、さっそく、やってみます。

コミュニケーション・スキルは才能ではないです!
コミュニケーション・スキルは誰でも身に着けることができます。

さっそく、はじめましょう。

とは言え、コミュニケーションは、すぐに上達するわけではありません

まずは、本を読む
セミナーを受講する
いやいや、とにかくやってみる

私のお勧めは、手前味噌ですが
手っ取り早く上達するには、「個別レッスンを受ける!?」


あなたは何をカエル、何処へカエル?

2021年01月03日 | コーチング

あなたは何をカエル、何処へカエル?


私が主催するコーチ・らしんばんのキャラクターは
カエルくんです。

私は子どもの頃、“カエル“を“びっき”と呼んでいましたが。

 

さて、この“カエル”くん。
なぜ、“カエル”なのでしょうか?

 “買える”
 “帰る”
 “変える”

他にも“カエル”があるはずです。

さらに、あなたは何を頼りに変える? 帰る?

何処へカエル?
何処にカエル?
何をカエル?

かえますか?

私は、“らしんばん” を頼りに カエル!

私(自分)をカエル!
目標を(に)カエル!
目的を(に)カエル!


さあ新しい“らしんばん”を作成しよう!

 

  


コーチングの書籍 新コーチングが人を活かす が出版されたようです

2020年06月25日 | コーチング

コーチングの書籍 新コーチングが人を活かす が出版されたようです。

私は、旧版「コーチングが人を活かす」を2002年に読んでいます。

著者は改訂版執筆の理由のひとつに「コーチングへの誤解を正したい」
と述べています。

旧版出版から20年、コーチングはどのように変化したのでしょう。


私の中で、コーチングで疑問に思ったことの一つに

「答えはすべて相手の中にある!?」

それでは、経験したことのないこと、
分からないことについてはどうなるの?

答えられないではないか!!


私の同僚の例を挙げます

20年近く前のこと、当時私の同僚は、あるプロジェクトのメンバーとして仕事をしていました。
会社としては全く未経験のこと故、高~いお金を出してコンサルタント会社を雇いました。
その会社のコンサルタントはどうやらコーチング学んでいたようです。

コンサルタントは、「答えはすべて相手の中にある!?」をひたすら実践し、
こちらが苦しんで苦しんで、時間が無い中悩んで悩んで・・・
それでも、解決策を提示しない!!
そんな経験をしたそうです。

そんな「コンサルタント」や「コーチ」はいらん!!!!!

 

一方、私が人にものを教える立場、企業内インストラクターになったときに
こう思ったのです。

「教えるのではなく、一緒に考えよう」
そんな授業をしたいと・・・。

さて、私は実践できたかどうか、分かりません。


私のコーチングのスタンスは一緒に考えよう。
答えが分からないのであれば、私が分かる範囲で選択肢を
提案しよう。

果たして、私のコーチングはコーチングと呼べるのでしょうか。

「新コーチングが人を活かす」>>>
  
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