goo blog サービス終了のお知らせ 

気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

紅葉の神護寺

2011-12-04 | 旅行記

嵯峨野・竹林の道から北に直線で4Kmくらい、京都盆地の北西、洛西(ラクセイ)に位置する三尾(サンビ)地区に向かう。

高雄・槇尾(マキノオ)・栂尾(トガノオ)、日本を代表する紅葉の名勝地と言われている。

Photo

「タカオカエデ」・・・最も美しく紅葉するイロハモミジの別名で、全山に数千本といわれる高雄山が目的地。

神護寺はその中腹にある。

天応(テンノウ)元年(781年)に和気清麻呂(ワケノキヨマロ)ゆかりの寺として創建され、空海(弘法大師)が809年から14年間住持し、その後荒廃したが、平安末期、文覚上人(モンガクショウニン)によって再興された。

真言宗の古刹(コサツ)…古く由緒あるお寺です。

Map

解り易い順路は、神護寺バス停横の道路から階段を下ります。

Photo_4

なだらかな石段を下ります。

Photo_6

この下を流れる川に向かい、山裾を右にカーブします。

Photo_13

売店の前を左に切り返すと、緩やかな坂になる。・・・川のせせらぎが聞こえてくる。

Photo_15

清滝川に架かる、高尾橋。

この橋を渡り、左に曲がると直ぐに急な階段が現われる・・・ サァ 登ろう。

1

凹凸があり歩きにくいが、それほど長い階段ではないので一気に登ろう。

1_2

なだらかな登り坂になり、左側に茶屋が見えてくる。

Photo_17

天候が良ければ、この雰囲気最高ですね。

しかし、小雨が降り続きテーブルには、ビニールシートが・・・残念。

2

硯石亭

Photo_18

ここの茶屋は、小雨も気にならず繁盛しているようだ。

Photo_19

坂道を進むと、この先山門前が急な階段となる。

Photo_23

楼門(ロウモン)が見えてきた。この門の左に参拝の受付があり、拝観料500円、・・・境内に入ろう。

2_8

水はけのよさそうな砂地だが、雨が続き足元に大きな水たまりがある。

水たまりを避けながら進もう。

右側には宝蔵、その奥に書院や茶室があるようだ。

2_10

和気公霊廟近くに、ひときわ目立つイロハモミジ(タカオカエデ)

Photo_24

向かい側にも紅葉が素晴らしい大木がある。

右側に戻り、和気公霊廟前の紅葉を再度鑑賞しよう。

Photo_15

カエデの木が大きいので葉の裏側に回ってみよう。

Photo_18

和気清麿公は、平安京造営(794年)の最高責任者(造営大夫)でもあったと神護寺のパンフに書かれている。

墓は、この先ずいぶん登った所にあるようだ。

さらに右側を進むと、鐘楼に進む小道の先に明王堂が見えてくる。

明王堂の先から振り返って見てみよう。

2_16

明王堂の先に進むと左側に五大堂、その先右側の高台に向かって階段が見える。

この階段の両側の紅葉が素晴らしい。

少し階段から離れて紅葉を見てみよう。

Photo_19

そして、階段を登ると・・・

Photo_20


金堂が見えた。

階段を登った先、右側にもカエデの大木がある。

Photo_25


金堂の階段上から振り返ってみてみると、こんな感じです。

Photo_21

この楓の大木に近寄ってみると

Photo_27

緑・黄・橙・朱色と一本でこのグラデーション。朱色が鮮やか

金堂前を右に回り込むと

Photo_26

緑に朱色、橙、黄、そして白椿が咲いていた。

鐘楼や多宝塔、竜王堂が近くにあるが足元が悪いので次回にして、金堂の正面左側から、坂道を下る。

途中から右に折れると、100m位先にカワラ投げで有名な地蔵院がある。

この付近には樹齢500年のカエデが多いらしいが、ここもパスして金堂の階段下に出て大師堂に進もう。

2hp

この右側に少し見えるのは、五大堂。

その隣に毘沙門堂。

Photo_29

毘沙門堂を半周して、振り返ると大師堂が

Photo_28

静かに周囲に溶け込んでいた。

Photo_30


境内を一周して、楼門に帰ってきた。

連れが待っているので、高山寺前の市営駐車場に戻ることにしよう。

Photo_31

清滝川まで階段を下り、高雄橋を渡り角の店でエネルギーを補給し、川沿いに上流に進む。

槇ノ尾橋が見えてきた。

平安時代初期に空海の弟子が創建した西明寺に参拝するには、この橋を渡ることになる。

Photo_32

槇ノ尾橋から下流を振り返ると、崖の上に今通ってきた道のガードレールが見える。

Photo_33

10分も歩かないうちに、国道162号線に合流した。

Photo_34

路肩を歩いて1㎞位で栂ノ尾、高山寺参道が左に見えてくる。

高山寺:奈良時代に創建され、鳥獣人物戯画(複製)があるので有名。世界遺産。

この参道を過ぎ、駐車場が見えてきた。

2_17

広い駐車場だが観光バスも多く、行楽シーズンは満車になってしまう。

バスが便利のようだが、天候が悪いにもかかわらずバス停には長い行列ができていた。

11時を回ったようだ、幸い道路は空いていた。平地に降りて、仁和寺か龍安寺・・・、龍安寺に行こう。

その前にランチタイム・・・、3時頃には雨も上がる予報だが・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする