何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

ウォーク4日目その4

2013年05月20日 16時25分23秒 | Weblog
まいった。
朝JAFに来てもらってエンジンが掛かったのだが、バッテリーに充電する為に走った距離が短かかったのか、ウォークから帰って靴を買いに出掛けようとしたら、またもエンジンが掛からない。

又JAFを呼ぶのもカッコ悪く、縣夫婦のどちらかが帰って来るのを待っている。
眠っている時間以外は、音作りの為にエンジンは掛けっぱなし、満タンにした燃料は3日で無くなる。
毎月使う燃料代で充分典子さんと住む部屋は借りることが出来る。
そんな訳で、バッテリーに掛かる負担も半端では無く、おまけにバッテリー液が無くなっている事にも気がつかなかったから最悪だ。
縣夫婦が帰って来てエンジンを動かせても、浜松市内まで走って靴を買って帰って来て、又エンジンが掛からなかったら、バッテリーを買わなきゃならない。
まいった。

食事を削って靴を買おうとしている僕だ。
頼む、バッテリー、充電出来てくれー。

ウォーク4日目その3

2013年05月20日 14時42分45秒 | Weblog
午後2時10分、天竜浜名湖線の三ヶ日駅に到着。
約6キロの道のりを一時間15分であるいた。

昨日休んだので筋肉の痛みも疲労もとれて一回も休まず水を飲むこともなく歩き切った。
この調子なら愛知県豊川市まで歩けるんじゃないかと思ったが、ここは自嘲しよう。

無茶はきかない歳だと言う事を自覚しなくちゃ。

豊川市の市街までは、約20キロ、何とか歩けそうだ。だが本坂峠を越えなくてはならない。車で何度も越えているがかなりの急坂だ。

今日も足に豆が出来ている。7年間ほとんど車上で音作りしていたので歩く事は無かった。そのせいでもあるが、一番の原因は靴だ。
ウォーキングツアーの時は自分に合ったランニングシューズを探して買って歩いていたのだが、今回はそれを買う金がない。
ホームセンターで買った980円の安物のシューズで歩いている。

ガソリン代もいる、バスや電車に乗る金もいる。削る事が出来るのは食事代だけだ、これから電車で寸座まで帰って、安物でもいいからランニングシューズを買いに行く事にする。

明日は愛知県に入る。

愛知県の人、お願いです、助けてー!。
助けてー!。

ウォーク4日目

2013年05月20日 09時33分35秒 | Weblog
5月20日

今回の歩き旅は、変則ウォークだ。
荷物は車に載せ、NPO法人・プロジェクト7の佐藤先生が書いてくれた小さなのぼりを持って歩いている。
歩き出してみないと、60歳の身体がどんなものかわからない。体力が落ちているのは確実なので、1日どれだけ歩けるかわからない。
だから旅の日程も出せないし、たどり着けるかどうかわからないのにライヴの依頼も出来ない。

過去のウォーキングでは二回、車でサポートしてもらった事があるがこの歳になるとそういう余裕のある友人は居ない。

だから、自分の歩きを自分でサポートする事にした。
車を移動させながら駐車スペースを確保し、電車やバスを利用して前日歩き終えた場所まで移動してウォーク。

そんな事までして歩かなくてもとか、それじゃ歩き旅と言えないんじゃないかと言われてしまうかも知れないが、自分が決めた事だ、どんな手段を使っても嘘偽りは無く、1メートルもパスする事無く、老いたこの二本の足で絶対歩き切る。
縣家に三泊したが、布団を引いてくれている部屋に一度も入った事は無く、音作りの為に車中泊だ。

朝エンジンをかけようとしたら、バッテリーがあがってしまっていてうんともすんとも言わない。フロントを開けたら、バッテリー液が激減していた。バッテリー液は水だと以前JAFの人に聞いていた。早速、2リットルのペットボトルを出して、バッテリーに注入。でもあがってしまったバッテリーは戻らず、縣さん夫婦も仕事に出掛けてしまって、JAFを待つ間このブログを書いています。

ウォーク3日目

2013年05月20日 08時44分44秒 | Weblog
5月19日

初日の疲れが今日出てくると予想していた。

案の定身体が重い。予想外だったのは筋肉の炎症だ。2日でたった15キロほどしか歩いていないのに、左ももが引きつるように痛い。
車上生活でなまった身体、そして60歳を越え老化した肉体、今日は身体を休める事にした。

四国お遍路の旅で、過激に歩き過ぎて筋肉の炎症から熱が出て、それだけで無く、内臓までやられて何も食べられ無くなり、たった一週間ほどで体重が10キロ落ちて骸骨のような身体になってしまった事がある。
その当時は20~30キロを毎日歩いていたのだが、今回は子供でも歩ける距離とたかをくくってた。
40代は精神も肉体も完成期、その頃のイメージのまま歩き始めたが、60歳の老いてしぼみ始めている身体を実感出来ていなかった。

初日から細江町寸座の縣さんのお宅にやっかいを掛けている。後2日は泊めてもらう事になりそうだ。