何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

ウォーク2日目その2

2013年05月18日 09時44分55秒 | Weblog
草香る5月、道端の雑草には可愛く小さな花がつき、さまざまな色を楽しませてくれている。

あ~、唄いたいな~、まだライヴは何も決まっていない。

決まっているのは、奈良・東大寺に6月7日到着する事だけ。

誰か声を掛けてくれないかなー。
よろしくお願いします。

ウォーク2日目

2013年05月18日 09時21分48秒 | Weblog
5月18日

今日も朝から歩いています。
昨日は天竜浜名湖線の気賀駅までほぼ10キロ歩きました。60歳を過ぎて、ずっと車上生活をしてなまりきった身体で、よく歩いたと思っています。
奈良に着く頃には快調に歩けるようになるでしょう。ここ数日はリハビリテーションウォークと言う事ですね。

浜松市細江町にはいってから、道端にびわの木が頻繁に見かけられ、まだ小さな実をつけている。
そこからほのかに香ってくる甘い臭いが気持ちを優しくしてくれる。
幼い頃の忘れていたものを思いださせてくれる香りだ。
60歳を過ぎた歩き旅は、40歳代に歩いた時とは違う感性が働いているらしい。
たった1日だが、感性は衰えるものでは無く、変化するものだと知った。
若い頃の感性を維持しようと思うから衰えたと思ってしまうだけで、感性は歳と共に常に変化し、新しく生まれてくるものらしい、過去にとらわれていると、その事に気付かず老いてゆくだけ。
60歳の新しい感性を研ぎ澄ましながら旅をつづけようと思います。