独断と偏見

日々の出来事

喉元通れば・・・。

2010-03-18 09:18:43 | うんちく・小ネタ

4月5~9日に米農務省がビルサック農務長官が来日し赤松農相と会談することを発表しています。

「我々は農家のために輸出機会を増やすことを決心した。訪日の使命は、日本市場の開放を強く迫ることだ」
とし米国産牛肉の輸入規制撤廃を強く求めると見られています。

オバマ政権の輸出を倍増させる5年計画に沿った動きだと見られています。
「米国産牛肉の安全性は全く疑いようがない。日本は科学的に認められない規制を続けている」
としています。

しかし、この根拠は
「米国民は食べているのに狂牛病にかかっていない」
というもの。

先ほどの狂牛病騒動の時、ヨーロッパは全頭検査をしたのですが米国は今だに拒んでいます。

赤松農相はどのような返事を準備しているのでしょうか?

狂牛病(BSE)の騒ぎが収まった頃に持ち出すところが何とも不気味。
僕には時代に逆行しているように見えるし「赤信号、みんなで渡れば怖くない」のように感じました。

またビルサック農務長官は遺伝子組み換え作物を推進している人でもあります。合わせて遺伝子組み換え作物も交渉されることは十分考えられます。

日本には消費者庁なるものものもあります。来日までに対応策を考えるのでしょうが、現時点であまり騒がれていないのが気になります。

コメント
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