それでも馬謖はかわいい

僕が、名古屋にくる前の関東の営業所の話になります。

僕と所長との関係は所長が横領して僕がそれを暴いた関係です。

会社はそれを処分せずに、今も所長としています。

所長とはいえ、直接関係のない部署にいたのですが、この度その所長が、僕のいた部署も見ろと言われたらしく関わってきたということを聞きました。

正直、会社にがっかりしました。

期限つきで名古屋にと言われてきた僕にしてみれば、戻る場所が横領野郎の巣ということになりました。

横領をした人と暴いた人とでうまくやれという方が無理な話だし、そんな人の下に戻れば嫌がらせを受けることは火を見るより明らかです。

新しい案件があり、その話がまとまれば今度はそちらに起用しようかと考えていると言われました。

勤め人である以上しょうがないこともあります。

しかし、さすがに今回はこの会社に貢献するにも限界があるかなと。

「泣いて馬謖を切る」ということはこの会社にはないどころかかわいいということが解りました。

横領を報告した時も言われたことは

「そんなことで首にしていたら今まで何人首にしなければならなかったわからない」

と言われました。

が、今まで首にしなかったから横領する人が後を絶たないのではないかというのが正直な感想です。

この時代、今すぐどうとかいうことはないのですが、引き抜きその他、今まで断っていたのですが、これからは耳を傾けてみようかなと思いました。

coco壱番館

前から気になっていたカレー屋さん「coco壱番館」に行ってみました。

気になっていたのは一号店だから。

繁盛しているのかと思いきや日曜日だからか、昼時なのに空席が目立っていました。

キャッチコピーは「カレーならココ壱番や！」だそうです。

東日本大震災で被災地に６万６千食を仙台に送ったりと社会にも貢献しているこの企業。

創業者の言葉に「夢を持つな。目標を持て」とあります。

現実から目をそらさず真面目に経営してきたことで有名です。

ガラス張りの出入り口から見える景色は創業当時とは違うのでしょうが、ここから世界を夢見てたんだなと思いながらおいしくいただきました。

他人の財布

菅首相が福島第一原発の騒ぎが収まるまで責任をとって給与を返上するそうです。

そこで気になるのがその額。

返上するのは首相として受け取る歳費月額約９０万円。

変わらずもらい続けるのが国会議員歳費月額約７９万４千円。

単純に足したら１６９万４千円。

さすが、国をしょっているともらえるものも額が違います。

とは言っても国のトップですからそれなりにもらってないと逆に大丈夫か？ということもあります。

どちらにせよ批判されるんですね。

一夜城と大垣城

せっかくに休みなので、一夜城へと。

豊臣秀吉の出世城としてまた、一夜にして築いた城として有名です。

上流で材料を全て準備し、現地では組み立てるだけにして川に流し実際は三日間かかったそうです。

また、斉藤家に攻められながらの築城で昼間は戦いが激しかった為、主に夜の間に組み立てていたので、夜が明ける度に大きくなっているのに毎朝驚いてついた名前のようです。

「一夜にして築いた」のではなく、「一夜にしてこんなに出来ている」というのが本当の名前の由来のようです。

また、これを言っては根も葉もないのですが、当時の存在自体が疑われたりもしています。

ここまで来たなら大垣城にもと。

関が原の戦いの前に石田三成が入城したことで有名です。

ここから関が原に向かったとされています。

木造のころは国宝とされていたのですが、焼けてしまい再建された城です。

それにしてもお城が沢山あります。

まだまだではありますが、当時の状況を少しずつ理解してきました。