”玲瓏”管理人のつぶやき

"玲瓏:羽生善治(棋士)データベース"管理人たいがーの独り言(HP更新情報含む)

ZARDよ、永遠に・・・

2007年05月27日 | よもやま
 2007年5月27日、ZARD・坂井泉水さんが入院中の病院で散歩の帰りに階段から転落と見られる後頭部を強打による脳挫傷により死去した。享年40歳だった。

 メディアへの露出が極端に少なく、初期の大黒摩季、小松未歩も該当するが最後まで「テレビ等に出演しない」というスタイルを貫いた。『負けないで』で大ブレイクして以降はテレビ出演・ラジオ出演がほとんどなかったと記憶する。全盛期にメディア露出やライブを全くしなかったため、その神秘性を売りにできた世間に露出をしないで成功したアーティストだろう。

 元キャンギャルという経歴でもあり、同じキャンギャル出身の岡本夏生さんが彼女のことを語りボイストレーニングをしていた秘話も最近明かしている。

 今でも聞いているシングル曲を羅列してご冥福をお祈りします。

作詞は全て坂井泉水が担当、番号はシングルの発売順

1. Good-bye My Loneliness(1991年2月10日/作曲・織田哲郎)
オリコン最高9位(初登場28位)
2. 不思議ね…(1991年6月25日/作曲・織田哲郎)
オリコン最高30位
3. もう探さない(1991年11月6日/作曲・織田哲郎)
オリコン最高39位
4. 眠れない夜を抱いて(1992年8月5日/作曲・織田哲郎)
オリコン最高8位(初登場18位)
  6. 負けないで(1993年1月27日/作曲・織田哲郎)
オリコン最高1位/ミリオンセラー
7. 君がいない(1993年4月21日/作曲・栗林誠一郎)
オリコン最高2位
8. 揺れる想い(1993年5月19日/作曲・織田哲郎)
オリコン最高1位(2週連続)/ミリオンセラー
9. もう少し あと少し…(1993年9月4日/作曲・栗林誠一郎)
オリコン最高2位
10. きっと忘れない(1993年11月3日/作曲・織田哲郎/編曲・明石昌夫)
オリコン最高1位
11. この愛に泳ぎ疲れても/Boy(1994年2月2日/作曲・織田哲郎(この愛~)、栗林誠一郎(Boy))
オリコン最高1位
12. こんなにそばに居るのに(1994年8月8日/作曲・栗林誠一郎)
オリコン最高1位
13. あなたを感じていたい(1994年12月24日/作曲・織田哲郎)
オリコン最高2位
14. Just believe in love(1995年2月1日/作曲・春畑道哉)
オリコン最高2位
15. 愛が見えない(1995年6月5日/作曲・小澤正澄)
オリコン最高2位
16. サヨナラは今もこの胸に居ます(1995年8月28日/作曲・栗林誠一郎)
オリコン最高1位
17. マイ フレンド(1996年1月8日/作曲・織田哲郎)
オリコン最高1位/ミリオンセラー
18. 心を開いて(1996年5月6日/作曲・織田哲郎)
オリコン最高1位
19. Don't you see!(1997年1月6日/作曲・栗林誠一郎)
オリコン最高1位
20. 君に逢いたくなったら…(1997年2月26日/作曲・織田哲郎)
オリコン最高2位
36. 瞳閉じて(2003年7月9日/作曲・大野愛果)
オリコン最高4位

将棋のテレビ対局

2007年05月13日 | 羽生善治
今朝のNHK杯テレビ将棋トーナメントはハッシーこと橋本七段vs阿部八段、解説は畠山鎮七段で聞き手は中倉宏美さん。いや、ハッシー、いいですね、あの不敵なカメラ目線(爆)将棋はどこか暗いイメージがあるので、これからの時代、あれくらいする棋士がもっともっと増えて欲しいと思いました。畠山解説はとてもわかりやすかった。

将棋講座は渡辺竜王と石橋女流でテーマはゴキゲン中飛車。うちの奥さんは囲碁も将棋も区別がつかず、将棋にはまっている旦那をつかまえて「今日囲碁見るの~?」という手合いだが、「ゴキゲン?何それ~?」とケラケラ笑いはじめてしばらく止まらなかった。確か命名したのは大崎元将棋世界編集長。大崎さん、いいですね。興味ない人を笑わかすセンス、重要です。素人に興味をもってもらうネーミング、増えて欲しいと願います。

そういえば先日大和証券杯開始記念で渡辺竜王vsボナンザの対局があったが、ボナンザ開発者の保木さんと渡辺竜王の登場はまるでプロレスの登場を連想させた。NHK特番で渡辺竜王自身も同じ感想を述べていた。

プロレスや格闘技は昔は音楽もない地味な登場だったし退場だった。日本柔道選手権の山下―斉藤戦のように、お互いに実力者同士だと緊迫した展開にはなるが拮抗した状況が続き、精神的なかけひき、腹の探り合い、細かい技の攻防、体を崩す小技、その防御、水面下の隠れた攻防は玄人にはわかっても素人にはなかなか伝わらない。

ニューヨークのプロレスがそれを変えた。そんなに地味なら選手の登場と勝敗を決した時に演出をして盛り上がらせようということだ。そのうち選手一人一人にテーマ曲がついていった。日本ではアントニオ猪木がモハメド・アリからプレゼントされたアリ・ボンパイエという曲が最初と言われる。今のプロレスやK-1,PRIDEでは入場時のテーマ曲、勝敗を決したときの勝利した選手のテーマ曲は、定番となっている。波及効果としては、そのテーマ曲でファンはその選手を脳内で一気に活性化し高揚するのである。

またプロレスがゴールデンタイムで高い視聴率を誇っていたときのことを思い返すと、そうだ古舘節はなくてはならない存在だった。羽生さんが4人の名人を破った1989年のNHK杯、解説の米長さんの、「をををを、やった~~っ!」という絶叫。勝負どころや勝負を決める手に同期して即座に茶の間に教えてくれる解説。こういう解説が必要だ。

棋士の方はもっとテレビカメラを意識していただけると面白いかと。また棋士ごとのテーマ曲って結構イケるかと(^^;;。そして解説者とは技術的にわかっているだけでなく、わかりやすく伝える技術と、視聴者を盛り上げる技量が必要ですよね?

森内俊之名人戦

2007年05月12日 | 羽生善治
第20期竜王戦1組ランキング戦準決勝、森内名人vs木村新八段は、木村新八段が勝利し、決勝は佐藤二冠vs木村新八段の顔合わせとなった。三位決定戦は、羽生三冠vs森内名人の組合せとなる。

公式戦89局目を迎える羽生―森内戦。羽生三冠の47勝40敗。しかしここ12局を見ると4勝8敗で大幅に負け越している。羽生ファンにとってはネガティブな結果を想像してしまう数少ない相手である。

一方で永世王将の資格を得て、永世五冠となった羽生三冠。永世七冠は名人リーチ、竜王リーチ。しかし、本人はまだまだ遠いと語る。確かに挑戦者となること自体、長く険しい道のりで難しい。ファンは多くを求めるもの。可能性がなければそんな期待を抱かない。前人未到の七冠を達成した羽生さんだからこそ永世七冠も夢でない、と夢を抱かせる。

竜王位、羽生世代の森内名人、佐藤棋聖らを相手にタイトル奪取、防衛した渡辺竜王という存在もある。渡辺竜王vs羽生三冠。王座戦で実現したこのカードだが、まだ渡辺五段の時代。でも、フルセットまでもつれた。だから今この番勝負が実現すれば熱戦になることは想像にやすい。そんな対局の実現にファンは胸躍らせるのだ。

「今年は少し荒々しく行きたい」そう語った羽生三冠。ぜひとも三位決定戦を勝ち抜き本戦トーナメント、そして挑戦者決定三番勝負を勝ちあがり、竜王位挑戦者になっていただきたい。

第56期王将就位式

2007年05月10日 | 羽生善治
 いやあ、その~、くそ~、満足にお話できませんでした(T_T)。就位式、それも永世ともなればいろんな会社の社長がひっきりなしに羽生さんに挨拶にやってくる。宴もたけなわでございますが、満を持して羽生さんとお話しようと思ったら、このパーティを仕切るいかついオジサンが出てきて「時間なんでもうここでよろしいですね」と切り上げられてしまった…ええええ?羽生さんと2点ほどお話したかった件があったのにぃ、いや、その写真だけはと、そそくさと記念2ショットは撮らせてもらう、うーん、お話できないままお別れ、残念、無念、断念。

 でも羽生さんには直接、実はこの就位式が始まる前に「本日はおめでとうございます」とはお伝えできました。羽生さんからは「いつもいろいろ応援していただきありがとうございます。」とありがたいお言葉、いやあ、嬉しい限りです。王将就位式、3年連続3度目の出場を決めた”玲瓏”管理人でございますが、この2年の努力の甲斐があって、3年目にして羽生さんにしっかり顔を覚えていただいて、このような場や講演会などでは気にかけていただけるようになったことが嬉しいことでしょうか?

 永世王将の就位式、会場はひと、ひと、ひとでごった返しました。一般参加が昨年の2倍の200人とのこと。関係者も合わせて300人はいたんじゃないでしょうか?(後日の新聞報道では総勢200人とのこと)立食パーチーでしたがもう満足に動けませんでした。でも、ここは食べなきゃ損ということで人の合間をぬってぬって料理をゲットしましたけどね。

 例によって、ざっと自分の気づいたプロ棋士の名前を並べてみましょう。
■今年参加棋士
米長邦雄会長、二上達也師匠、西村一義九段、青野照市九段、田中寅彦九段、中村 修八段、鈴木輝彦七段、日浦市郎七段、大島映二七段、大野八一雄六段、勝又清和六段

 アマ強豪の加藤幸男さん、シマケンさんも来て、お二人とも嬉しそうに羽生さんと記念写真していました。羽生ファンと言えば、勝又清和六段でしょうか?(^^;いや、でも勝又六段が3分くらい羽生さんの時間を奪うんで自分の時間がなくなっちゃったじゃないですか?って、ホント、プロ棋士の方は手短にお願いします(^^;;

 羽生さんとは満足にお話できませんでしたが、記念色紙と記念扇子ゲットはそれこそ記念になります。そして茶々丸さんに紹介してもらって、”よみなお”さんこと読売新聞社の小田尚英さんと数分お話できやした。無双流掲示板で御馴染みのパンジーさんと会いました。こうやっていろいろな人とお話できるようになる。「ああ、あの”玲瓏”っ。お気に入りに入ってます(^^)」とぱっと気づいていただける。人と人との出会いは大切にしていきたいですね。

追伸)
 王将就位式行く前に”将棋世界”のバックナンバーを入手するため連盟に寄りました。2000年に入ってから2005年1月号だけなかったんです。ついでに、文庫本「編集者T君の謎」と「サイン本:飯島流引き角戦法」も購入。その2冊を物色しているときにあの島研主催者の島さんが来て大量に本をかかえてレジに持ってかれるではないですか?書籍販売部の方に「今まで本をこうやって買うことなかったんですけど、勉強しなおそうと思って…」。ん?出直すにはずいぶん新手だなあ(^^;;と思ったのは嘘です。新しい本の執筆の前にいいところを吸収しておこうということなんでしょうかね。

桜庭公式サイトオープン

2007年05月08日 | 桜庭和志
ここです。

K-1オフィシャルサイトによれば、来月6月2日アメリカで行われる[Dynamite USA]にて、あの伝説の名勝負、桜庭vsホイスが決定された。2000年に行われたPRIDE GPからはや7年。ピークを少し過ぎたかもしれない両雄がどのような戦いを見せてくれるか楽しみだ。桜庭はブラジルのシュートボクセで練習をつんでいる。

その他のカードは以下だ。
チェ・ホンマンvsブロック・レスナー
マイティ・モーvsチェ・ムベ
メルヴィン・マヌーフvsユン・ドンシク
永田克彦vsハビエル・バスケス
所英男vsブラッド・ビケット
ジェーク・シールズvsイド・バリエンテ
ジーナ・カラノvsジャン・フィニー

不動心、後手という生き方

2007年05月07日 | イチロー
今週は2冊新書を読みました。
『不動心 松井秀喜』
『後手という生き方 瀬川晶司』

このお二人に共通していそうなのは、
1.たとえ挫折しても次のステップにつなげられる
2.人に対していつも誠実な受け答えができる
でしょうか?

松井秀喜選手は2000本安打を達成し名球界入りしました。32歳は若く、張本、そしていずれ近い将来達成するだろうイチローに続く3000本安打も夢でないでしょう。順風に見える彼も本人曰く不器用だと評して意外に感じましたが、イチローという稀代のプレイヤーと比較すれば確かに頷けます。

しかし酷評で有名なニューヨークのマスコミからナイスガイ賞をもらうなど彼の温かい人柄は日本のみならず海外においても受け入れられ、万人から優しいまなざしを受けています。彼のプレイヤー人生で最大のケガ左手首の骨折から復帰した最初の試合、打席に入った彼をスタジアムの観客はスタンディングオベーションで迎えました。まだ打ってもいない彼を待ちわびていたかのごとくの反応、こんなシーンを見たことありません。まさに彼の人柄を表しています。

同じくナイスガイの瀬川晶司さん。彼もまた物事をプラスに、前向きに考えられる人なんだなと感じました。コンピュータ業界にいるのでわかりますが、システムエンジニアは重労働です。しかし水道局や電力会社と同じでサービスされていて当たり前、失敗があると何をやっているんだと叱責されます。そんな経験をされてきた彼の素晴らしいところは、自分の置かれたポジションを”有難いこと”と受け止めて、将棋普及につながればと精一杯果たそうとしているところでしょうか?なかなかできないことと思い頭が下がります。

この2冊を読破して、自分も背伸びをせず、やれることからひとつずつきっちりこなしていこおうとあらためて思っています。

姉妹サイト誕生

2007年05月02日 | 更新情報
みなさんにご愛顧いただいている「玲瓏」に姉妹サイトが誕生しました。

shogi-daichan.net

です。

若手で活躍中、またネットでもブログで意見を発信するなど注目の棋士、片上大輔五段の応援サイトです。管理人は”ゆたぽん”氏がつとめます。

同じPHPを使用しているので”そっくり”ですが、いや、データを集めるのが大変なんですよっ!おいそれと、今度はあの棋士を、というのはナシです(爆)(管理していただけるという人が出れば別かもしれませんけどね)これから序々に違う味が出てくるとは思います。こちらともどもよろしくお願いします。