”玲瓏”管理人のつぶやき

"玲瓏:羽生善治(棋士)データベース"管理人たいがーの独り言(HP更新情報含む)

地上波デジタルが来た!

2006年04月29日 | よもやま

 我が家にも地上波デジタルが来ました。

 分譲マンションでは共同アンテナなんで、UHF帯に相応のデータを取り込む対応がようやくこの4月にできたようです。

 これでデジタル教育3が見れる=”囲碁将棋アンコール&セレクション”が見れる。先日初めてチャンネルをセット、羽生五段vs大山十五世の昔のNHK戦を見ました。


J-WAVE : Growing breed

2006年04月24日 | 羽生善治
 V6:岡田さんがナビゲートするJ-WAVE:Growing breed。毎週日曜日24:00~25:00にオンエアされている。この番組に羽生さんが出演された。情報は羽生無双流の掲示板で御馴染みのトンミーの故郷便さんから。いつもありがとうございます>トンミーの故郷便さん。

 1時間の枠組みで実質30分くらいのお話だったでしょうか・・・まずV6:岡田さんのナビゲートはなかなかどうしてうまく羽生さんから「勝負の分かれ目について」聞き出せたのではないでしょうか?

 羽生さんのインタビュー記事や講演会を数多く経験すると、羽生さんは決まりきった質問をパターン化し定跡化されているなと感じることが多い。例えば「棋士の方は何手読まれるんですか?」という質問。今回のオンエアにもされた。

 「確率的には1手80通りあるんですよ。その中で2つ3つに絞り、追いかけていくことになる。例えば10手読むとすると、それでも3の10乗ほどですから。大先輩の大山先生はほとんど感覚で急所に指されるんですよ、これが究極ですよね。」という受け応えはこれまでもよく聞かれたフレーズだ。今回のやりとりの多くは羽生語録定跡だった。

 でもその定跡をはずれた今回のこういったやりとりが聞けたのは新鮮でした。

V6岡田さん:「何年も指されていると、気分が乗らなかったりということはありませんか?」
羽生さん:「ええ、ええ、そうですね、やっぱりそういうことはあります(苦笑)。でも、対局場に行くと集中できることもあるんです。まず行ってみることですよね。」
V6岡田さん:「なるほど、将棋の駒を触ると集中すると・・・」
羽生さん:「ええ、ええ、でも年に数回はそれでもダメ、お昼になってもダメ、夕方になってもダメということはあります(苦笑)まあ、ダメな日だったんだなと(笑)」

V6岡田さん:「将棋には定跡があると聞きます。その定跡についてはいかがですか?」
羽生さん:「ええ、ま、将棋って端的に言えばどれくらい”アドリブ”が効くかなんです。」
V6岡田さん:「アドリブ?」
羽生さん:「定跡ではお互いプロなんでわかっていることなんですが、その中で相手の読みにない手を渡す、渡された方はその場で返す、そういうやりとりができないと勝てないんです。」

(4月25日付けたし)
V6岡田さん:「なるほど、アドリブって大事なんですね。」
羽生さん:「定跡からはずれたところでの将棋はたとえ負けたとしても、今日は仕事したなあという充実感があります。」
V6岡田さん:「ああ、勝負よりもアドリブが重要だということなんですね」
羽生さん:「いや、勝ちたいですよ、もちろん勝ちたいんです。でも、定跡から外れることなく終わって勝つよりは、新しい道を築いた方が充実感がありますね」

 やっぱり羽生さんは定跡から外れたところに面白さを感じるのだろう。インタビュアーも羽生さんに決まりきった質問をぶつけるのではなく、今までにない質問を投げかけてもらえれば、きっと新しい羽生像が見えてくることは間違いないでしょう。

閑話休題。

竜王戦の畠山戦のあの日程からもしやと思っていましたが、やっぱりチェスオープントーナメントへ参加予定だったんですね。うーん、このハードスケジュール・・・。日本チェス界でも第一人者となった羽生さん、一番熱心に大会参加されていると聞きます。

NHK将棋の時間

2006年04月22日 | 更新情報
将棋マガジン(1996年休刊)と将棋世界を遡って(どのくらいか?→羽生さんデビュー時くらいまでかな)読んでみると、NHK将棋トーナメントの採録は毎月第1・第3月曜日だということがわかったと以前書いた(師匠のお墨付きもある(^^;)。

対局開始時間は1局目が午前10時、2局目が午後2時となっているようだ。対局の持ち時間は10+10=20分x2人=40分、あと感想戦を入れて放送時間は1時間40分の枠組み。しかしごく稀に白熱した展開となるとこの1時間40分でも編集しなくては入りきらない対局はある。お昼ごはんも食べたいし、そんなこんなで間を4時間とっているのだろう。

NHK将棋講座に掲載される観戦記情報を当サイトでも取り扱おうとしている。しかし、昔の情報が手に入らなくて四苦八苦状態・・・。TV放送日と雑誌を照らし合わせてふと気づいたことがある。それは放送日と掲載される月号の関係だ。

NHK将棋講座は毎月15日前後に発売される。例えば2006年2月号は2006年1月16日に発売された。2月号では12/4,12/11,12/18,12/25放送分である。またそんなこんだでx月に放送された分はおおよそx+2月号に掲載されると考えればよい。ここでおおよそと書いたのはごく稀に日曜日が5日ある月がある。その場合にはこの規則からはずれるようだ。

過去に遡って書いてみた

2006年04月20日 | よもやま
最近ブログ、サボっていた(いやあ仕事忙しかったのよ)んで

#と言っても線路は続く~よ~、ど~こま~で~も~状態ですが(T_T))

過去に遡って書いてみました。

4月に入ってからのヤツですんでヨロシク。

PRIDE 武士道 其の拾 (2006/04/02)

2006年04月03日 | 桜庭和志
富士スピードウェイから帰ってきてスカパーペーパービュースライド放送でチェック。

何と言っても衝撃は、絶対王者五味の敗北か?周囲もコメントしているように自分に負けたパターンだろう。五味のいいところでもあり悪いところでもあるが目標が明確なときは物凄い集中力を発揮する。これまでの五味の目標はPRIDE日本人初のベルトだった。その目標は2005年大晦日にクリアしてしまった。

猪木祭りからPRIDEに移ってきたヨアキム・ハンセンが五味を破ったことがある。あのときも抜け殻五味だった。今回も簡単にマウントをゆるし、粘れない、踏ん張れない、返せない、では話にならない。新たな目標を持って帰ってきてほしい。

そのヨアキム・ハンセンvsルイス・アゼレードの強豪対決は面白かった。どちらが勝ってもおかしくない展開だったが、精神力の差か?最後はハンセンが勝った。

強さが光ったのはデニス・カーン。序盤押される場面があったが、中盤以降の位置取りは見事で完封した形か。郷野は貫禄勝ちか。

五味の敗戦が衝撃的だったが、近藤の敗戦もびっくりした。フィル・パローニは先日美濃輪が雪辱したばかりだったが、美濃輪も初戦壮絶な打ち合いの末に敗北している。元パンクラス美濃輪と近藤と言うとデビューいきなり船木を破ったストライカー近藤に若干インパクトがあっただけに結果に目を疑った試合だった。

FN初戦 富士スピードウェイ

2006年04月02日 | 高木虎之介
トヨタがF1参戦し買収、昨年新装開店してから初めて富士スピードウェイに行ってきました。その昔に行ったきりなのですっかり様変わりしてました。

東名高速道路御殿場ICまでは通常ならうちから1時間弱で行けるんですが、土曜日予選、横浜ICから入ったらまるで盆か正月かのように3車線駐車場状態!何じゃこれ?と思ったもののアフターフェスティバルで泣く泣く本線に合流。どうやら厚木IC付近で事故があった模様。まったく時間を弁償してほしいもんだ。

ようやくついた御殿場ICを降りて下道…すっかりどっちだったかも忘れてしまい山中湖に向かってしまっていたのでコンビニのおばちゃんにペットボトル購入ついでに「富士スピードウェイってどっちでしたっけ?」と聞く始末

土曜日の予選は15分経ってからの観戦になってしまいました。グランドスタンドにて、高木どうかな?と思いつつ見学。いやあ、今ひとつ感が否めません。

虎之介ファン仲間のメンチカツさんに連絡とりシケインにて久しぶりの再会。よもやま話に花を咲かせる。奮発して購入したクリスタルラウンジを一人でチェック。インパルの上の空調完備の部屋だ。ドリンク飲み放題で丸テーブル。天井から吊り下がるモニター8台。ちょっと小さめだが快適だ。

メンチカツさんと再度合流してお昼。予選は1コーナーでチェックする。虎之介車は1コーナーで右フロントをやたらロックする。インパル3台がコーナーに吸い付いて安定感があるのに対照的だ。ま、タイム的にはインパル除いて他車は団子状態なんですけどね。

夕食は富士スピードウェイから離れて国道246沿いに出てメンチカツさんと。その後メンチカツさんを富士スピードウェイに送って自宅に戻るも大渋滞。決勝もそうだったんでF1なんか開催したら最悪なんだろうなあ。

で、決勝。雨が強くなって2周ペースカーとパレードしてレース成立だってよ

レース成立の場合にはチケットの払い戻しはなし

虎之介選手との2ショットとれたし、F3の大島君が表彰台・優勝してくれたからまあいいか。でも、コンドーレーシングのマッチとドライバは偉いですね。雨の中スタンドで待っているファンにずぶぬれになりながら挨拶。虎と片岡君も挨拶に行ったからえらい。ピットウォークにはついぞ出てこなかったドライバとは違うな。