”玲瓏”管理人のつぶやき

"玲瓏:羽生善治(棋士)データベース"管理人たいがーの独り言(HP更新情報含む)

モリノブ一門祝賀会と野田対局

2010年05月14日 | 羽生善治
 5月3日、shogi-daichan.net 管理人としてモリノブ一門祝賀会に初めて参加。3年前から参加表明をしていたのだが、やっと3年越しの宿題を果たせたという気持ち。この2年は予定するにしろ、仕事だの家庭の事情だのが入って行けなかったのだ。今年は仕事のキリがよかった。納品が4月28日、次が6月末ということで、絶好のタイミング、有給休暇を取得し11連休にした。

 モリノブ一門祝賀会では祝賀会が始まる前の午後1時からの4時間は記念指導対局がある。指導棋士はくじ引き。自分にしては珍しく引きが強く念願のたこやき先生との指導対局の権利を得る。手合いは飛車落ちで、真部中飛車定跡を採用。中盤までうまく指せたつもりだったが最後ひねった手を指してしまい緩手となり負け。感想戦では、銀の使い方、角の使い方を褒められたが、最後は飛車をとれたのが上手は大きく、しかしそれでも下手は普通に詰めろをかければ勝ち筋だったと言われる。でも、プロ棋士はうまく一手違いにしてくれているんだろうなあ。もう1局は奨励会竹内雄悟三段と。同じく飛車落ちで真部中飛車定跡をまたしても採用。本局は序盤が違う展開になったがうまく攻め込んでいたつもりだった。しかし攻め込んだ矢先に自分としては想定外の手を指されてパニック(苦笑)ここから一気にめろめろになってしまって負け。感想戦でもうまく攻め込まれたとのコメントをいただいたが自分の想定外の一手に対する応手が敗因。ここはじっと受ける手が最善だったようだが、攻めを呼び込むような手となってしまっていた。うーん、ダメですね。将棋は難しい(笑)

 モリノブ一門祝賀会。山崎七段応援サイト管理人しいのみさんとたこやきメイツ(どうやら自分もその一員らしい:笑)の存在が大きく、本当に楽しい時間を過ごせた。すわっちのつてで浦野先生ともお話できたし、しいのみさんを介して森先生の奥さんにもご挨拶できた。一門長兄の増田先生の気遣いがとっても目についたし、やはりたこやき先生の華がまぶしかった。最初は自分にとしいのみさんから打診受けていた花束チームの一言は、結局しいのみさんがしっかり勤め上げられた。その内容はとっても印象深くじーんとくるものだった。自分は管理人としてdaichan先生に花束贈呈したが、いやあ、やっぱりdaichan先生だけ異性からでないのは失敗だったかもなあ(苦笑)

 5月7日は名人戦第3局野田対局。名人戦開幕局前夜祭で羽生さんご本人に口頭でお伝えしたとおり、東京対局椿山荘に続き野田対局も現地に行ってきた。nanaponさんはまだ現地大盤解説会行ったことないというので、オジサンに加えてnanaponさんをお誘いする。たいがーの横浜自宅から野田市に地図上で線を引くと、オジサン宅とnanaponさん宅が大体線上。関東圏内ということと電車の乗り継ぎが悪いらしいということでたいがー号出動。横浜の自宅を出て、オジサン、nanaponさんをピックアップするまでは予想以上に順調だった。しかしこの後を完全に読み間違えてた。まさかnanaponさん宅から野田までの38kmが2時間もかかるとは・・・。その原因の一端にはダンプカーと普通乗用車が正面衝突の事故(しっかり事故現場目撃)などもあったか。もちろん大盤解説会会場前の駐車場には停めれず500メートル離れたNTT跡地に駐車とあいなった。

 本局の現地大盤解説会場は、対局場とは離れていた。NHK-BSの中継をプロジェクターで大写しにして会場全員で見るという離れ業(笑)これは昼休み休憩には、対局場となっている旧茂木佐邸まで行かねばならぬと、オジサンとnanaponさんと散歩がてら散策。途中キッコーマン本社と13代本家の家もチェック。こういうのもなんとも風情があっていい。ぐーちゃんはちゃっかり生観戦を当てていて、2日目昼食休憩明けの対局開始を観覧していたのがなんとも羨ましかった。

 大盤解説会、解説は真田七段、聞き手は山田久美女流。しかし、それ以外の棋士も解説に入れ替わり立ち代わりやってきて場を盛り上げてくれた。NHK放送組の渡辺竜王と鈴木環那女流。副立会人コンビの木村一基八段と鈴木大介八段、深浦王位とスーパーあつし君、青野理事と勝又教授も飛び入りという豪華な布陣だった。

 最後は劇的な結末。羽生さんが最終盤に受け間違えるという事件が勃発。しかし三浦八段は秒読みの中で的確に咎めきれず「負けました。」と発する。羽生さんの薄氷の勝利だった。三浦八段の豊かな表情をスクリーン越しにつぶさに観察できて満足(笑)帰り際には勝又教授に挨拶、「nanaponさんは?」と聞かれて横にいるnanaponさんを紹介したのだった(^^)

 気の合った人たちと解説会行った後の所謂”アフター”も楽しい時間。クルマで行くとドライバはお酒が飲めないのが残念なところだけど、そこでいろいろ語り合う空間にいるのがまたいいのだ。そして車中でも余韻はつきない。初現地大盤解説会を満喫されていたnanaponさんのブログにも良い刺激を受ける。

 いろんなことで多いに刺激になったゴールデンウィークだった。

羽生さんへの質問(特別編)

2010年05月11日 | 羽生善治
 羽生無双流管理人の茶々丸さんが第68期名人戦第3局(千葉県野田市)の前夜祭に参加されました。無双流掲示板や以前本ブログの書き込みにてもいただいたご質問に対して茶々丸さんが突撃インタビューされました。茶々丸さん管理の無双流掲示板に掲載された内容を、茶々丸さんのご好意により本ブログに転載いたします。

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前略(笑)
管理人「羽生さんはカレーをお箸で召し上がるとの事ですが本当ですか?」
羽生さん「はい?カレーをお箸でですか???」
管理人「今WEB上で話題になっています(笑)」
羽生さん「………???」
管理人「えっ!ガセなんですか?(笑)」
羽生さん「カレーはスプーンです(キッパリ&(笑))」

管理人「MRIについてなんですが?」
羽生さん「はいはい。あれは脳科学の方との研究で使っていますね」
管理人「MRIに入ってどんな感じですか?」
羽生さん「あれは入ると キーン、キーンってスゴク五月蝿いんですね。会話も出来ないくらい」
管理人「それ以外にはなにかありますか?」
羽生さん「スゴク五月蝿い以外は大丈夫です。特に問題は無いですね」

朝日新聞読書欄に関係して
管理人「羽生さんは、フィクションとノンフィクション。どちらを多く読まれますか?」
羽生さん「私は、所謂小説と呼ばれるものはあまり読まないですね。」
管理人「と言うとノンフィクションを主に読まれるのですね」

なごやかに羽生さんとお話ししていたら、他の人が乱入(笑)
知らない人「爆笑問題の番組に出ていましたよね。 ○○さんからの繋がりですか?」
羽生さん(にこやかに)「○○さんは知っていますが、ではなくて爆笑問題さんとは、古くからの知り合いです」
管理人「ああ、以前からのお知り合いですか?」
羽生さん「はい。そうなんです」
※○○は聞き取れませんでした(笑)(たいがー:おそらく羽生さんのいとこではないでしょうか?)

ほかにも少々の話題がありましたが、それはオフレコと言う事で(笑)
どうもカレーをお箸で食べられたのは、たまたまだったようです(チャンチャン)