Tiangangの毎日

浦和から国分寺に引っ越したフットボール好き。レッズの試合や食べたもの、旅行、読んだ本などをのんびり書いてます。

「レッズのユニフォームにボーダフォン」

2005-01-19 06:09:28 | Weblog
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・瀋陽のタクシー事情について。街を走っている車のほとんどはフォルクスワーゲンのジェッタ、サンタナでセダンの最小クラスだ。5年以上の古いものが多く投資回収のためにギリギリまで乗り続ける。シートカバーはまだ相当汚い。また、ここ2年は地元の金杯自動車(華振グループ)のセダン「中華」がちらほら導入された。瀋陽市政府がタクシー用での「中華」購入支援のための助成金を2万元(もともとの価格は15万元程度)支給している。「中華」は比較的新しくシートカバーも清潔で好評だ。その他国産メーカー奇端自動車の「チェリー」や東風汽車の小さいセダンなどもあり。市内ではタクシーは車種に関係なく一律初乗り料金が7元(3キロまで)と安いので東京の地下鉄を乗る感覚で使用してしまう。04年12月末から5元(2キロまで)に改定するという報道もあったが実施されていない。どちらにしてもこの料金水準だと投資回収に時間がかかるのでタクシー車の買い替えサイクルは非常に長くなる。クラウンが走っている日本は逆に高級すぎて異常なのかも知れない。タクシー運ちゃんの運転は、大変ワイルドだ。横断歩道以外でもどんどん人が大通りを横切る瀋陽で、構わずにスピードを上げる。交差点では割り込み、左折禁止無視も当たり前。対向車や歩行者とのギリギリすれ違いの連続で「ジェットコースター」とも形容した日本人もいた。運ちゃん的には「時は金なり」の思考で常に目的地まで全速全開だ。地元人は、大抵一人のときは後部でなく前の助手席に座る。充分な保険補償支払いが期待できない中国では、外国人はリスクヘッジのため後部座席に座るべきだろうと思う。
・胸部分がボーダフォンになったレッズの05年新ユニフォームが発表になった。ボーダフォンとは2年で約10億円の契約、Jリーグ最高額とのことである。三菱自動車が背中に移り(年間3億円)、三菱ふそうはユニから消える。浦和は今まで球団経営収支の帳尻合わせに必要額を、広告宣伝費名目で三菱自動車から実質の補助を受けてきたが05年以降は三菱自動車からは「補助」を受けずに独立採算をとることになる。将来は株式上場も視野に入れているという。ボーダフォンとの高額契約を取り付けアジアへ進出し闘えるクラブにするための布石だ。クラブ経営として浦和は一つ一つ着実にステップアップしていると思う。「マンチェスターユナイティッドそっくり」の新ユニを見て、若干残念な気持ちもあったが、闘える環境の整備に努力しているクラブ経営陣を高く評価したい。