Tiangangの毎日

浦和から国分寺に引っ越したフットボール好き。レッズの試合や食べたもの、旅行、読んだ本などをのんびり書いてます。

「Jの鈴木チェアマンのインタビュー」

2005-01-02 09:55:07 | Weblog
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・朝起きて、何人かの友人に謹賀新年メールを送っていたら時間がなくなり慌ててホテルを出発。南京から北京経由で瀋陽に帰ってきた。元旦から文句を言うのもなんだが、今回も瀋陽桃仙空港のタクシーとバスにはフラストが溜まった。まずタクシー乗り場に行くと運転手数人に囲まれる。行き先を告げると100元といってくる。「瀋陽市交通局の規定があるだろう、メーターで行ってくれ」と要求したら拒否する。去年7・8月に空港タクシーをメーター通りで行かせるよう市が取締りを強化して幾分の改善が見られたが完全にまた従来通りに戻っていた。そばに公安が車を停めていたので乗っている警官に「この運転手達を取り締まってくれ」と要求した。すると彼は、「俺は客人を迎えるため待っているだけで担当外だ」といって取り合おうとしない。目の前でメーターを拒否する運転手達がいるにも関わらずだ。普段ならもう少しやるところだが、零下の中で口論を続けるのも体力浪費になるのでタクシー利用は拒否してバスに切り替えた。ところがこのバスは客が文字通り満員になるまで全く出発しようとしない。結局3,40分待たされる。事実上1時間に2本位出ているのだから時刻表つくって30分毎にきっかり出発させれば良いではないか。現に今回行ってきた西安や南京だってそうしていた。客に時間というコストを払わせていることへの気配りがない。このあたりは、瀋陽が他の発展している都市に比べて遅れているところだ。
・Jの鈴木チェアマンが今年からザスパ草津と徳島ヴォルテスが加わりJ1が18、J2が12と計30チームに拡大することについて見解を示し、「徳島が出てくると次は愛媛、というふうに周りから次の動きが出てくる傾向が強いので、空白地域にできたのは大きい。大分効果で九州は刺激を受けている。東北も盛岡などに根はできている」、過剰な競合による経営への影響については「競合しても、取り合うのではなく新しいファンの掘り起こし効果が大きい。ホームタウンは権利ではなく、そこでスポーツを振興するための義務と考えるべきだ」と話したとのこと。私もJリーグが日本の地域の振興とアイデンティティの形成に大きな役割を果たすと考えており、鈴木氏の考えに大きく賛成だ。日本より経済水準が低く、人口5800万人のイタリアではセミプロのセリエC2まで入れると140以上のクラブが成立している。Jリーグ30チーム、まだまだ拡大の余地はあるし、拡げていくべきだ。