Tiangangの毎日

浦和から国分寺に引っ越したフットボール好き。レッズの試合や食べたもの、旅行、読んだ本などをのんびり書いてます。

「浦和、スーパーカップに勝利」

2006-02-27 06:19:44 | Weblog
2/27
 7時すぎに起きる。軽くジョギングをした後にNHKでトリノ五輪のフィギュア・スケート女子の金メダリスト、荒川静香のエキシビションでの踊りをみながら中国語の勉強、午前10時からは中国語学校で1時間レッスンを受ける。ひたすら四声の発音練習、駅前の中華「日高屋」で旨辛ポーク丼を食べて12時過ぎに浦和駅を出発、午後1時には千駄ヶ谷の国立へ。

今日は待望の富士ゼロックス・スーパーカップだ。待望のJリーグのプレ・シーズンマッチだ。少し曇りだが天気良好で温かい。春がやってきたという感じ。

 浦和は、アウェー側、ゴール裏最上段の通路で先に来ていた友人と合流。浦和のゴール裏は本日も超満員。既に新モデルのシャツを購入して着ているファンも大勢いて今シーズンへの期待の高さが伺える。

 ワシントン、ポンテ、アレックスに伸二、長谷部、鈴木啓太、山田、闘利王、坪井、堀之内、都築となかなかの陣容。ミスもあったが終始ボールが良くつながって見ていてワクワクさせてくれた。1点目の堀之内のヘッド、2点目のワシントン、3点目のポンテの得点はどれもすばらしかった。ポンテ、小野、長谷部らの縦へのスルーなどもばっちり入るなど今年のレッズの躍進の可能性を感じ取れるゲーム内容だった。昨年は怪我に苦しんだ小野は、既に浦和にそこそこはフィットしている。調子が回復すればさらに良くなるだろう。

 G大阪は代表組である宮本や加地をベンチで温存。多少調整不足も感じられたが、来週の開幕戦は今日のように楽には勝たせてくれないだろう。今シーズンの浦和の下馬評は高いだけに慢心は禁物、しっかり一試合一試合戦って欲しい。

「MBA講義」

2006-02-27 06:18:23 | Weblog
2/27
 八城政基著「MBA講義」(日経BP社)を読んでみた。2000年発行で新しい本ではない。著者が99年夏に青山学院で夏の特別講義を行ったものをまとめたものらしい。八城氏は国営化した長銀のトップに就任、現在は新生銀行の代表取締役、かつてエクソンやシティバンクの経営に携わっていた。講義では主にエクソンやシティバンクでの経営の様子を日本式の経営スタイルとの比較で語っている。

 企業と株主の関係、取締役会と経営陣、監査の話、さらに人事評価の話やリストラの際の人員整理の仕方なども具体例を挙げてわかりやすく解説している。

 アメリカの企業の経営、企業管理の合理性がよく分かった。高収益を確保するための仕組みだ。アメリカ企業の経営・企業管理の合理性を論じるときに浮かび上がってくる日本企業は、「ムラ社会」日本の「しがらみ」を強く抱えていることがわかる。

 ムラ社会の「しがらみ」から組織の経営管理を解放しなければならない。しかしよくよく考えるとこれは、企業に限ったことではなく官界、政界、教育会等あらゆる日本社会の組織が抱える問題であり根が深い。中学校の部活の段階から先輩、後輩の上下関係を教えられ日本社会の一員になるための準備がなされる。長幼の序、年長者への敬意、組織への無私の貢献、義理と人情を大切にするなど、日本人としての道徳観のあり方を問う話なのかもしれない。

 一方で、そうではなくて道徳観を否定しなくても、「しがらみ」は、関係者間での論理的な対話・コミュニケーションを増やすことを通じて克服できるものなのかもしれないが。

「構造改革 ブレア流」

2006-02-27 06:17:19 | Weblog
2/27
 藤森克彦氏著「構造改革 ブレア流」(TBSブリタニカ)を読む。サッチャー、メージャーと続いた保守党から労働党のブレアが政権を奪回して教育をはじめ年金、医療、労働環境の改革の様子を主にまとめている。保守党政権時代の市場機能の積極的な活用に一定の評価をしつつも、「過度の市場機能への依存」による弊害を是正する必要性を主張し改革を進める。

 教育であれば全国統一試験を実施し成績の悪い学校などは一度閉鎖して学校長以下教職員を入れ替え、行政の指導のもとに学校方針を刷新した上で学校名を変更して再出発させる。

 医療についてはサッチャー政権時代に既にコスト削減とサービスの質を上げるための市場原理導入が図られていたが、十分機能していなかったため地域毎に約50名の家庭医をグループとした医療の購入単位をつくったり、病院のグレード評価などを実施する。

 年金でも家計に余裕のある者とない者を区別せずに、一律公的年金でカバーしていたものを変えて、一定の基準をみたす私的年金を「ステークホルダー年金」と認定して代替を奨励し、公的年金による財政負担を減らす等の取り組みを行う。

 本書は2002年に書かれたものだが、ブレア首相もそろそろ交代時期を迎えている。ブレア政権が取り組んだ政策について総括する時期に来ているが、いずれにしてもブレアのような若くてリーダーシップのある国家指導者を輩出する英国の政治の環境というのは日本にも参考になると思う。

「電車の人身事故について」

2006-02-27 06:15:51 | Weblog
2/26
 もう10日ほど前のことだが・・・。朝の通勤時に高崎・宇都宮線の上り電車に乗っていたら、一本前の電車が赤羽駅構内に入ったときに人身事故が発生したことにより私が乗っていた電車は線路の上に停車、満員状態にも関わらずそのまま約1時間も電車の中で待機させられることとなった。電車の中では車掌が5から10分に一度赤羽駅の状況を「ただいま救出中」、「ただいま車両の点検中」、「ただいま警察と消防による現場の検証中」と車内アナウンスをする。その上で「ご迷惑をおかけして大変申し訳ない、しばらくお待ちいただきたい。なお線路は危険なので車外には絶対に出ないで欲しい」と繰り返す。

状況が状況だけに辛抱強く我慢したが、高崎・宇都宮線の場合はトイレのある車両があったりするので精神的には多少ましだとしても満員電車で線路の上で60分車内に閉じ込めるのは極めて危険だと感じた。自分を含めた大半の立っている乗客は身動きがとれない。車内では「トイレは何両目にある」というアナウンスは最低限必要だと思うが、一度もなかった。私は大丈夫だったがトイレに行きたいが我慢していた乗客はきっと少なくないはずである。

人身事故は一度発生すると通常運転再開するのに平均何分かかるものか承知していないが、車両点検と警察・消防の現場検証があるのであれば通常早くても50分から60分かかるものなのだろう。それであれば車両をゆっくりとバックさせて後方の駅に戻り一度乗客をホームに降ろす、という対策を講じることも考えるべきだと思う。身動きもとれずトイレに行くことも難しい状況で60分も線路の上で待機させることを人身事故のたびに繰り返していたらいつか二次災害のような事故が起こるのではないか心配だ。

今度JRのお客様窓口に意見してみようと思う。


「きつかった青梅」

2006-02-20 05:14:02 | Weblog
2/20
 青梅で走ってきた。結果は30キロで約3時間20分位、思ったより全然体が動かなかった。30キロの部だけでも約1万3千人が参加。ゼッケンの番号としてほとんど最後尾で人の密集度が凄い中、道が細かったこともありなかなかスピードが出なかったこと、それから激しいアップダウンもあって思ったようには走れなかった。やっぱりいろいろ言い訳並べてもはじまらないが事前練習が全然足りなかったということだろう。

 折り返した後、沿道で応援してくれる人々がレモンやオレンジ、角砂糖などをくれたのはありがたかった。感謝

 それからスタート台で高橋Qちゃん見られたことがラッキーだった。

 帰りは立川で打ち上げ、少し飲んだだけですっかり酔った。武蔵野線に乗って浦和へ。自宅に着いたら湯船に入って体を温めてから倒れこむように床に就いた。


「いよいよ明日青梅マラソン」

2006-02-18 21:41:32 | Weblog
2/18
 昨日は仕事で横浜へ。東京に戻り書類整理などをして職場を夜10時過ぎに出る。今週の仕事もやっと終わり、遅くなってしまったので虎ノ門の交差点の吉野家で豚丼大盛りと生野菜の夕飯をとる。金曜の夜にしてはあまりにも寂しい。帰宅してネットサーフィンを少しして寝る。

 本日は朝5時過ぎに一度目が覚める。平日仕事で朝5時起きの日が多いのでバイオリズムというか体内時計のアラームが働くようだ。気だるさが残っているので二度寝して7時過ぎに起きる。7時半からGGRでレッズのオーストラリアキャンプのレポートを観る。選手達は明るい笑顔をふりまいていたので、まあ調整状況は悪くはないのだろう。その後一週間分の洗濯をしつつ中国語学校の授業のための予習を少しした。

10時に「かなえ中国語学院」へ。自宅から歩いて7,8分と近い。今回は初回だったのだが、北京出身で埼玉大学で教育を専攻した先生が私の「老師」となった。最初の30分は会話、ぺらぺらしゃべったが、肝心な先生の名前を聞き忘れた。後半30分は音読、音読では四音について多くの修正の指摘を受けた。基礎が重要だと改めて諭される。約3年も中国にいたのにこれだけ指摘を受けるとは。語学の道は険しいが、中国語は自分のエキスパティーズにしたいので努力しなければ。

その後駅前のファミリーマートで間もなく始まるシーズンの浦和のゲームのチケットを購入。ホーム6試合、アウェー横浜戦の計7試合分をとりあえずゲット。朝食兼昼食にらーめん屋「日高屋」で坦坦麺と餃子を食べて図書館で一冊本を借りて、また帰宅。Yシャツを5枚、近所のクリーニング屋に持って行った。

既に午後2時になろうとしていたので、ランニングウェアに着替えて新見沼大橋まで往復を走る。1時間くらいなので距離にして10キロ程度か。昼過ぎで暖かくて走りやすかった。体調は悪くない。これで青梅マラソンの練習は終了。あとは本番のみ。

夕方は新宿の「老辺餃子館」でマラソンクラブのメンバーと集合して前夜祭。カーボローディングのため本来なら炭水化物摂取に努めるべきところを、ビールの大ジョッキを2杯も飲んでしまった。こういう慢心が明日命取りになってしまったりして。疲れていたこともありすっかり酔ってしまった。その後新宿都庁の展望台に上り夜景見学をして帰宅。

帰ったらキリンチャレンジカップで日本対フィンランドの中継をやっていたので後半の最後の10分間のみ観た。小野がトリッキーなプレイをしていた。試合は2-0で日本の勝利。

さて、明日のマラソンに備えて今日は早めに寝ようと思う。

「M&A成長の戦略」

2006-02-16 07:05:14 | Weblog
2/16
服部暢達氏著「M&A成長の戦略」(東洋経済新報社)を読んだ。M&Aの基本的な仕組みについて学ぶことができる。他の会社を買収する、または自社を売却して経営効率を高め、会社の価値を高めることは会社経営において常に基本的選択肢であるとする。

一昔前と違い今や日本国内でも様々な業界で買収・合併が活発に行われている。新興勢力が伝統ある老舗の企業などを買収して市場でのビッグ・プレーヤーに成長するケースも出てきた。コケてしまったがライブドアがそうだったし楽天やその他六本木ヒルズ族といわれる企業などはその代表格だ。競争環境の変化に対応するために金融機関は合併・買収を通じて大再編が続いているし、今後は総花的経営をしていた日本の総合電機メーカーなどでも事業分野毎に合併・買収の動きは活発化するかもしれない。

社会全体で見ればM&Aの活発化により各企業の経営効率が改善されるのは、すなわち人材、資金やその他各種材の効率的な使用がなされるということだ。日本の市場においても各企業が「買収・合併」にバイアスを持たずに経営戦略に組み込んで行けるような公正なルールづくりが求められる。企業期待収益査定をしやすくするための資産査定や租税適用の透明性を高める等の努力が必要だ。

「浦和美園駅まで往復ジョギング」

2006-02-13 06:49:32 | Weblog
2/12
昨日の土曜午後に家から埼玉スタジアム2002目指してジョギングしてきた。当初は大宮公園目指していたのだが、駒場スタジアムの交差点を通ったときに、埼玉スタジアム方面への道の歩道が広々としていて走りやすそうだったので、方針転換した。ひたすら463号線を越谷方面へ行く。新見沼大橋をわたりバイパスを通る。歩行者・自転車用のコースもある。ちなみに自転車は通行料「20円」が必要だそうだ。

前地の自宅アパートを出て浦和美園駅まで片道7・8キロ程度で往復1時間半くらいか?と思っていたが結局帰宅したときには2時間が過ぎていた。20キロ弱は走ったようだ。

ソニーのMP3で中国語ジャーナルやイングリッシュジャーナルのCDやFMを聴いたりして走ったので飽きずに走れた。今度の日曜日、19日には青梅マラソン30キロの部に参加予定。大会の事前準備はとても少なかっただけに、今回の2時間の練習は貴重だった。

「浦議年鑑2005」

2006-02-13 06:44:14 | Weblog
2/12
浦和のRED・VOLTAGEの隣の本屋須原屋の店頭に並べてあった「浦議年鑑2005」(ネコ・パブリッシング)を思わず買って読んでみた。浦議の掲示板での書き込みを本にまとめたものだ。去年中国に駐在していたこともあり、実際には9月以前の試合はほとんど映像を観ていないので、あまり試合レビューには興味が出ないが、付録のコラムは結構おもしろかった。東欧に詳しい木村元彦氏の話、オランダ事情について語る中田徹氏、豊田充穂氏とURAWABOYSのリーダー角田修一氏の話など。豊田氏の話はちょっと理屈っぽく感じたが。浦和の街ガイドのような特集もあった。

「『Jリーグ』のマネジメント」

2006-02-13 06:42:50 | Weblog
2/12
広瀬一郎氏著「『Jリーグ』のマネジメント」(東洋経済新聞社)を読む。Jリーグがプロ・スポーツとして商業的に成功している要因を、組織づくりやビジネス・モデル設計など、また各クラブのステーク・ホルダー型経営などにあるとして、Jリーグ立ち上げ時にさかのぼって検証しているものである。個別の具体例や数字が詳細に記述されていて「経営」、「ビジネス」といった観点でJリーグを知ってみたい人にはお勧めだ。

「平成三十年」

2006-02-06 06:45:28 | Weblog
2/4
堺屋太一「平成三十年」(朝日新聞社)を読む。平成三十年(2018年)の日本の姿を予測して書いた未来小説だ。上巻のサブタイトルは「何もしなかった日本」、下巻のサブタイトルは「天下分け目の改革合戦」である。

堺屋氏がこのまま「何もしないでいく」と平成三十年の日本は今の日本人から見ると目を覆いたくなる事態になるという警告の意を込めて書いている。その上で平成三十年に大改革が起こる機運が高まるが守旧派が潰しにかかるところで終わっている。最後はなんとも暗い終わり方だ。

改革の案が本書の中で議論されているが、全ての法案の有効期限を10年としてサンセット制とする、とか中央省庁を生活者の視点での分類に再編成する、公務員の任期を10年として再任は2/3に絞り、新任を増やす、などなど大胆で示唆に富んでいる。失敗したらまた善処策を考えれば良いくらいの気持ちでトライしてみることが大切だろう。

以下本の中で気になった記述をとりとめもなくメモ。
<平成三十年の姿、メモ>
・消費税率は20%まで上昇。
・住宅事情は変わらず
・東京は外国人労働者で溢れている。
・消費者物価は3倍に
・人口減、東京は集中、地方は衰退が著しく
・1ドル230円を越す、一人当たりGDPではシンガポール、台湾に抜かれる。
・高齢者の数が増え高齢者は金持ち、時間持ち、知識持ちで大きな存在に。
・独身の30,40代が増える。
・家庭の食卓はインスタントものが圧倒的に。規格大量供給。
・一業二社体制に。国際競争に勝ち抜くため日本国内の同業者の中では淘汰が続く。
・日本の多くの製造業は品質へのこだわりから「過剰品質」体質に陥り国際マーケットで淘汰されていく。
・中国が勃興、物価が安く中国伝統のヒューマンウェアで楽しみと誇りを与えてくれる日本人対象のビレッジが出現。多くのリタイヤした日本人が中国へ移住。
・中国の自動車メーカーが日本での販売拡大を目指す。中国の自動車会社があるとき日本の自動車会社の買収の動きあり。
・カラオケの次世代娯楽としてCGをつかったパーソナルエンターテインメント「パソエン」が大流行。
・日本の財政制度は硬直的で予算要求方法は相変わらず。総理の裁量は極めて制限的。
・住宅は造成よりリフォームが主体に。
・霞ヶ関官僚の有志による勉強会では、「バーチャルガバメント」として中央官庁構成が「供給者別」から「生活者視点での構成」へ変化した行政機構改革案が出される。「衣食省」、「耐久財省」、「居住街並み省」、「通勤勤務省」、「情報娯楽省」、「学習訓練省」「養生長老省」「貯蓄金融省」「安全省」へ改革する案が議論される。
・企業交際費は減少。交際費産業は衰退。
・農業や医療の外資への開放が議論。
・職縁社会は崩壊。
・少子化と円安の影響で日本のスペイン化(観光立国化)が進展。
・高齢化が進展、介護ヘルパーの需要が増加、昔は短期間の講習を受ければ誰でも「介護ボランティア」として働けるようになっていたのに、いまや介護サービスを規格化するために厚生労働省が介護サービス専門企業育成のため認可制に。決められた時間内に決められた仕事をするサービスの規格化。
・遠くで離れて住んでいる高齢の両親の世話をお互い交換する「遠い隣人の会」サービスが出現。
・自動車:2007年末から資源危機で打撃、2009年からの石油価格高騰と世界的な需要の激減に対応が遅れる。系列結束の固さと技術の誇りのために、低価格低品質にはなれず。電動超小型車のエコカーと中古再生リースが急成長
・鉄鋼と石油化学は輸入原料の値上がりと施設の老朽化、通信機器は製造現場の高齢化。
・医薬品業界は日本の強い規制により国際競争力は中位のまま。
・国際収支と財政収支に加えて法人総利益も赤字に。三人目の赤字。
・過激な改革案が出される。「法は国の基礎、政府は国の神経、国土は国の肉体」(1)すべての法律の有効期限を10年とするサンセット制。(2)各省設置法は10年を有効期限、国家公務員の任期は10年、継続採用は2/3以内。(3)首都圏の移転を5年で実行。・・・無税、無規制、無国籍のフリーゾーンの設定など。

「八王子でマラソン合宿」

2006-02-02 05:13:31 | Weblog
2/2
 先週の土日はマラソンクラブの八王子に住んでいるメンバー宅で合宿をしてきた。間もなくある青梅マラソン参加のために実際のコースを下見し、多摩ニュータウンの中にある小山内裏公園で練習、「戦車道路」と呼ばれるコースを10キロほど走ってきた。年が明けてあまり走っていなかったので体が重かった。下見や練習が終わった後にスーパー銭湯で体を温める。なかなか気持ちが良かった。


「リー・クワンユー回顧録(下)」

2006-02-01 22:50:19 | Weblog
2/1
2週間近く、アップできなかった。仕事や週末にいろいろ行事があって自宅で過ごす時間が少なかった。とりあえず少しずつ再開。

「リー・クアンユー回顧録(下)」(日本経済新聞社)を読んだ。上編はシンガポールがマレーシアから分離するまでの間を時系列で書いていたが、下巻はテーマ別に書き連ねたもの。国の基礎固めのため独自の軍隊創設の話や他民族国家としての言語政策、清潔で信頼ある政府づくりなどの話、金融センター創造の話、隣国マレーシアやインドネシアをはじめ諸外国との関係構築の話などが取り上げられている。

 大きな国に挟まれ、土地も資源もない小さな島国で、英国の庇護から独立して歩かざるを得ないという中で生存のための国づくりをしてきたシンガポールのたくましさと戦略性がうかがえる。

 日本をはじめアジアや欧米国家がシンガポールから見てどのように見えていたのか、ということも理解できて興味深く読めた。

 しかし、自由経済・貿易・投資のセンター、英語という言語インフラ等の国際的な競争上の優位性については、ずっと長いあいだ言われてきたことだが改めて考えさせられる。日本はまずいなあ、と焦らざるを得ない。