Tiangangの毎日

浦和から国分寺に引っ越したフットボール好き。レッズの試合や食べたもの、旅行、読んだ本などをのんびり書いてます。

「この命、何をあくせく」

2009-08-30 07:43:26 | Weblog
9/30
 城山三郎の「この命、何をあくせく」というエッセー集を読む。

 いつもは骨太の経済小説のイメージがある城山さんの普段の生活上で思ったこと、旅先であった光景など軽いタッチで書かれている。

 リラックスして読ませてもらった。

「欲望産業 小説巨大消費者金融」

2009-08-30 07:35:29 | Weblog
8/30
 高杉良「欲望産業 小説巨大消費者金融」(上・下 徳間文庫)を読んだ。

 もう20年以上前に書かれた本だが急速に成長して業界トップとなった消費者金融会社の話。詳細は割愛するが審査・回収業務の詳述や、オーナーと雇われマダムとして経営陣に迎えられた都市銀出身者や大蔵省出身者とのやりとりなど生々しい話が非常にリアルだった。

 この本も興味深く読ませてもらった。

「またもやダメか・・・神戸戦」

2009-08-30 07:21:23 | Weblog
8/30
 アウェイ神戸戦は、モルガンで観戦。

 開始18秒で一点とられ、信じられないスタート。

 後半は2-2で一時追いついたのだがまたCKから押し込まれて神戸に突き放された。

 選手たちも一生懸命やっているのは間違いないがすっかり自信がなくなってきているのではないか。

 泥沼連鎖から抜け出すのはいつのことやら。

 次節は2週間後かな。

 公式戦ナビスコ入れて8連敗。確立論の計算で仮に実力がイーブンとすると一試合毎の勝ち・負け・引き分けの確立はそれぞれ1/3。

 8回連続ひたすら負ける確立は1/3の8乗で1/6561。滅多にお目に出来ない状況が繰り広げられているというわけだ。


  

「江田島の旧海軍兵学校を参観」

2009-08-25 04:00:44 | Weblog
8/25
 週末の広島行きの際に土曜に試合があって翌日日曜日は、江田島・呉方面に足を伸ばした。

 広島港から船で江田島の小用港へ。ここからバスに乗って5分のところに海上自衛隊江田島第一術課学校、昔の「海軍兵学校」があるので構内見学してきた。

 赤レンガの東生徒館、教育参考館、大講堂などを海上自衛隊の「江頭さん」のガイドで見せてもらった。自分と同様に遠方より構内見学に来ていた人が数十人いた。江頭さんのガイドはおもしろおかしく語ってくれ惹きつけられた。

 構内は、それぞれの建物と周りのグラウンドも含めて手入れが行き届いていて素晴らしい。

 ここが旧海軍の聖地であり日本の将来を担う若き士官候補生が日々鍛錬していたと思うと自分も自然と背筋が伸びてくる。

 日本海軍の伝統は今も海上自衛隊に引き継がれ、海上自衛隊の幹部候補生が今もここで日々鍛錬をしている。今は一年らしいが江田島での教育課程をこなした後、講堂で修了証を授与した後に、正門(海側)から外洋航行に出発していくらしい。

 以前から是非一度訪れてみたいと思っていたところで実際行ってみて感動だった。

 以下自分が個人的に大好きな「江田島健児の歌」をご紹介。

 江田島健児の歌

1 澎湃寄する海原の 大波砕け散るところ
 常磐の松の緑濃き 秀麗の国秋津島
 有史悠々数千載 皇謨仰げば弥高し

2 玲瓏聳ゆる東海の
  芙蓉の嶺を仰ぎては
  神州男児の熱血に
  わが胸更に躍るかな
  ああ光栄の国柱
  護らで止まじ身を捨てて

3 古鷹山下水清く
  松籟の音冴ゆるとき
  明け離れ行く能美島の
  影紫にかすむ時
  進取尚武の旗挙げて
  送り迎えん四つの年

4・5 略

6.ああ江田島の健男児
  時到りなば雲喚びて
  天翔け行かん蛟龍の
  地に潜むにも似たるかな
  斃れて後に止まんとは
  我が真心の呼びなれ  

 

「仙台に出張」

2009-08-25 03:56:30 | Weblog
8/25
 前後するが先週の金曜は仙台に日帰り出張してきた。

 個人的に仙台行きは久しぶり。

 仙台駅からクリスロードだっけ、アーケード商店街を通り抜け広瀬通りといったかな、太い道を勾当台公園に向かって北上しもう少し北の地下鉄でいうと北四番丁駅近くまで仕事でいってきた。

 仙台も適度な大きさで生活上必要なものが歩ける、または自転車で移動できる距離の範囲で何でも揃っている感じがあって住みやすそう。

 きっちり整備されている感ありで良さそうな街だった。

「レッズ広島にも敗れて公式戦7連敗」

2009-08-25 03:48:53 | Weblog
8/25
 週末はアウェイ広島戦に参戦してきた。

 広島とは相性も良いしそろそろ抜け出してくれるか、と思いきやまたしても負け。

 あれだけの戦力でよくもまあ、ここまで連敗をするものだと逆に驚かざるをえない。

 今は我々は辛抱するしかあるまい。早々にクラブ批判等をはじめたらまた昨年の状態に後戻りになってしまう。

 堅守カウンター速攻がてっとり早く勝ち点稼ぐにはいいかもしれないがフィンケ監督が築こうとしているものは違うし我々はフィンケに長い目で育ててくれる監督として期待をしていた筈。

 結果が出てこないのは残念だが選手たちは我慢してフィンケ監督の下で次の一戦に向けてまた入念な準備をして欲しい。頼みます。

「浦和、G大阪にも負けて公式戦5連敗・・・」

2009-08-16 08:53:41 | Weblog
8/16
 昨日はモルガンでTV観戦だった。

 アウェイG大阪戦は、ロスタイムに途中から出てきた播戸に決められて1-0で沈没。モルガンもその瞬間お葬式のようにシーンとなってしまった。

 がっくり。

 決してゲームの組み立てが悪いとは思わない。全体としては凄く質の高いパスまわしから仕掛けようとしている意図はよくみえる。

 結果が出ないつらさ。

 何より苦しいのは選手達本人だろう。

 どれだけ強くても泥沼にも入ってサポーターを切ない気持ちにさせるのがレッズ。今回もそうなってしまっているがいつか抜け出せる日を信じて待つしかないだろう。

 来週のアウェイ広島戦は現地参戦する予定。

 その前に平日水曜の広島戦で久しぶりの勝利をしてくれれば嬉しいのだが・・・。


「世界のサッカー応援スタイル」

2009-08-16 08:18:32 | Weblog
8/16
 浦和の須原屋のサッカーコーナーで「世界のサッカー応援スタイル」(サッカー批評編集部編)という本をみつけたので買って読んだ見た。
 世界の名クラブのサポーターやチャントが紹介されていてマニアックでおもしろかった。

 ヨーロッパのクラブのチャントは卑猥な言葉をおかまいなしに並べ立ててライバルを罵倒するのが多いが、自分のクラブへの賛歌は愛情に満ち溢れた言葉が並び詩的でもある。

 強烈なトルコのベシクタシュ(Besiktas)のサポーターは

 雨の降る日にあなたを見た
 着ているものは縦じまのユニフォームだった
 その瞬間に私はあなたに心を奪われ、恋に落ちた
 人生の意味は黒と白
 死と生を分かつ一本の線だろうと
 黒と白を分けることはできない
 すべての道の最後に死が待っていようとも
 愛するものを誰も分けることができない

 壮大な愛の詩という感じだ。

 またスコットランドのセルティックは、支配者サイドのレンジャーズへの対抗から

 This land is your land(この地こそ我らが地)

 この地こそ君が地 この地こそ君が地
 北のハイランド(高地)から西に島々まで
 ケリーの丘からデリー(自由)の街角まで
 この地こそは君と我のためのものなりき

 と詠いあげる。

 イタリア・ナポリの唯我独尊の熱いティフォージは、
 
 ねえお母さんお母さん、お母さん
 ねえお母さんお母さん、お母さん
 なんで僕の胸がドキドキしているか知っている?
 僕はマラドーナをみたんだ 僕はマラドーナをみたんだ
 ねえお母さん、僕は(彼に)恋をしたんだよ!
 
 ナポリの街角でオーマンマ マンマ マンマと口ずさめばそこらにいる小さな子供から思春期真っ只中の男の子や女の子もパパもママも、見るからにマフィアの親分という風貌の男も全員つられてうたいだすそうだ。還暦間近のおっさんもワイン樽のような腹を揺らしてうたうというからおもしろい。
 
 世界のマニアックなフットボール文化を垣間見れるので本書はおすすめ。

 



「小説日本興行銀行」

2009-08-16 07:44:26 | Weblog
8/16
 高杉良「小説日本興行銀行」第1部~5部(講談社文庫)を読んだ。

 実名・限りなく史実にもとづいた興銀の歴史を語ったもの。主人公は戦後の興銀の代表的人物である中山素平。

 興銀は戦前は国が出資した殖産興業のための国策銀行として発足し戦時中には戦争遂行のために中島飛行機や三菱重工等の軍事産業への融資、南方植民地の経済状況調査等で大きな役割を果たす。

 敗戦後GHQからは戦争遂行に加担した銀行として目をつけられ一時解散させられそうになったが本来の産業金融のために必要な銀行として認められ戦後は「日本興行銀行法」を廃止し民間銀行に再編し金融債を発行することによる長期信用銀行としての道を歩むことになる。

 戦後の興銀は、日本の産業振興のために重要な役割を果たし、資金供給のみならず優秀な人材をも供給した「ますらお派出銀行」ともいわれたらしい。

 戦後初の山一證券の救済のための日銀特融(戦後初)、富士製鉄・八幡製鉄の合併、日産自動車とプリンス自動車の合併等日本の経済史の大事件対応にいつも裏方として関わってきた。

 最近テレビで「官僚たちの夏」がドラマとして放映されているが金融側の視点でみたバージョンのようでおもしろい。

 しかし「官僚たちの夏」でも出てくるが企業の整理・統合による産業再編を官民が一緒になってやるというのは今の時点からすると統制経済の悪しきことだったのようにみられがちだがこの「小説日本興行銀行」を読むとその当時の日本の経済事情からしてやむを得ないし必要であったことがよくわかる。

 それにしても昭和の時代は、政財官が一緒になって己の私利私欲を捨てて日本をよくするためみんなが燃えに燃えて頑張っていたんだ。