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「零式戦闘機」(吉村昭著、新潮文庫)を読む。
世界での戦争において艦隊よりも航空戦力の優劣が大きな勝負の分かれ目になりつつある時代に航空面でも欧米より後進に甘んじていた日本が国産で戦闘能力の高い零式戦闘機を開発していく様子が書かれている。
先日読んだ「戦艦武蔵」と同様に航続距離・高度飛行時の最高速度、上昇・降下の俊敏さなど世界のトップクラスの能力を有する飛行機の開発に精を上げる姿は感動的で我々日本人の先達の人々も本当に必死の努力をしていたのだなと深く感じさせられた。
しかしアメリカの圧倒的な工業力・経済力に押され徐々に窮地に陥っていく。最後は「神風特攻」を繰り返すという悲惨な結末に。
戦争で負けて中島飛行機をはじめ航空産業は一度は解体させられたわけだが日本としてやはり国産の飛行機製造技術を持ってもらいたい。
三菱などはまたジェット機の開発・販売を目指して動いている。世界的な経済不況の中で大変かもしれないが、復活に向けてがんばって欲しい。日本も元気になるし。
「零式戦闘機」(吉村昭著、新潮文庫)を読む。
世界での戦争において艦隊よりも航空戦力の優劣が大きな勝負の分かれ目になりつつある時代に航空面でも欧米より後進に甘んじていた日本が国産で戦闘能力の高い零式戦闘機を開発していく様子が書かれている。
先日読んだ「戦艦武蔵」と同様に航続距離・高度飛行時の最高速度、上昇・降下の俊敏さなど世界のトップクラスの能力を有する飛行機の開発に精を上げる姿は感動的で我々日本人の先達の人々も本当に必死の努力をしていたのだなと深く感じさせられた。
しかしアメリカの圧倒的な工業力・経済力に押され徐々に窮地に陥っていく。最後は「神風特攻」を繰り返すという悲惨な結末に。
戦争で負けて中島飛行機をはじめ航空産業は一度は解体させられたわけだが日本としてやはり国産の飛行機製造技術を持ってもらいたい。
三菱などはまたジェット機の開発・販売を目指して動いている。世界的な経済不況の中で大変かもしれないが、復活に向けてがんばって欲しい。日本も元気になるし。