2/15
先日「硫黄島に死す」(城山三郎著、新潮文庫)を読んだ。
これは城山さんの太平洋戦争モノの短編集を集めたものでタイトルの硫黄島の話はこの小冊子のひとつめの話である。ロサンジェルスオリンピックの馬術大障害の優勝者である陸軍騎兵隊出身の西中佐が主人公の物語。馬術でオリンピックメダリストになり一躍英雄に、東京では豪快で派手な生活で人々を驚かせた人物だが、絶望的な片道切符の硫黄島に派遣され潔く戦い散る話。
これを読んで硫黄島の戦記に興味をもって、その勢いで映画「硫黄島からの手紙」を鑑賞。渡辺謙演じる栗林中将以下の日本帝國陸軍・海軍の硫黄島部隊の激戦をみて涙する。
そしてこの映画は2部作になっており、前述の「硫黄島からの手紙」が日本人の眼からみた硫黄島の戦いなわけでが、アメリカ人からみた硫黄島というバージョンが「父親達の星条旗」という映画。これも続けて鑑賞。硫黄島の要塞「すり鉢山」を攻略した際にアメリカ海兵隊が星条旗を掲げる写真が全米で報道され、写真に写っている隊員が一躍本国で英雄となるが、英雄扱いされた彼ら自身が戸惑い苦しむ。
両者のHPはこちら
また、硫黄島と直接関係ないが戦争モノ短編集として「空白の戦記」(吉村昭著、新潮文庫)も続けて読んでみた。連合艦隊が昭和十年に演習していたときに強大な台風に遭遇して大惨事を受けた話などリアルな話あり。
先日「硫黄島に死す」(城山三郎著、新潮文庫)を読んだ。
これは城山さんの太平洋戦争モノの短編集を集めたものでタイトルの硫黄島の話はこの小冊子のひとつめの話である。ロサンジェルスオリンピックの馬術大障害の優勝者である陸軍騎兵隊出身の西中佐が主人公の物語。馬術でオリンピックメダリストになり一躍英雄に、東京では豪快で派手な生活で人々を驚かせた人物だが、絶望的な片道切符の硫黄島に派遣され潔く戦い散る話。
これを読んで硫黄島の戦記に興味をもって、その勢いで映画「硫黄島からの手紙」を鑑賞。渡辺謙演じる栗林中将以下の日本帝國陸軍・海軍の硫黄島部隊の激戦をみて涙する。
そしてこの映画は2部作になっており、前述の「硫黄島からの手紙」が日本人の眼からみた硫黄島の戦いなわけでが、アメリカ人からみた硫黄島というバージョンが「父親達の星条旗」という映画。これも続けて鑑賞。硫黄島の要塞「すり鉢山」を攻略した際にアメリカ海兵隊が星条旗を掲げる写真が全米で報道され、写真に写っている隊員が一躍本国で英雄となるが、英雄扱いされた彼ら自身が戸惑い苦しむ。
両者のHPはこちら
また、硫黄島と直接関係ないが戦争モノ短編集として「空白の戦記」(吉村昭著、新潮文庫)も続けて読んでみた。連合艦隊が昭和十年に演習していたときに強大な台風に遭遇して大惨事を受けた話などリアルな話あり。