Tiangangの毎日

浦和から国分寺に引っ越したフットボール好き。レッズの試合や食べたもの、旅行、読んだ本などをのんびり書いてます。

「チャンピオンシップの映像到着」

2005-01-18 07:23:54 | Weblog
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・04年の瀋陽の経済成長率(GDPベース)は速報値で15.5%との発表をニュースで読んだ。遼寧省全体でも04年11月末時点で12.1%だ。驚異的な数字である。しかしその多くはマンション・オフィスビル、工場施設等の盛んな投資(固定資産投資)によるものである。そのあまりにも急激な投資増は「効率」面で問題を抱えているのではないか。瀋陽で生活していて街の変化のスピードを感じるのはなんと行っても古い建物が新しい建物にどんどん取って代わられる姿だ。特に市内の南北を真っ直ぐ貫く青年大街をはじめとする各主要な通り沿いは、高層マンションやオフィスビル建造の再開発プロジェクトが多く同時進行中だ。どれも非常に規模が大きく、こんなビルをつくって大丈夫か?と首をかしげるようなものも少なくない。マンションであれば需要を上回る勢いで高価格帯のグレードのものが供給され、実需のある中価格帯のグレードのものの供給が不十分といったミスマッチがあるようだ。実需に見合あったバランスで供給しないと資金ショートで不良債権になってしまう。工業等の事業分野では逆に中小規模で技術レベルの高くないものの重複投資が多いようだ。かつて「大躍進」の時代、1958年から始まる第2次5ヵ年計画では、イギリスに追いつき追い越せとばかりにそれまで年産624万トンだった粗鋼生産を一挙に目標年産1070万トンに引き上げたという。大量の農民達が鍬を捨てて動員され土法炉を増設して生産し続けた結果、不純物だらけで、鋼鉄に洗練して機械材料としてほとんど使えないシロモノが積みあがったという。この巨大な国では、ときとして盲目的とさえ思われるような潮流ができあがる。日に日に出現する街の真新しい巨大なマンションやオフィスビルの姿にかつての土法炉を想起するのは私だけであろうか。
・レッズサポーターの親友から04年の2ndステージ鹿島戦、名古屋戦、チャンピオンシップのビデオ、2nd優勝記念マフラーとペナント、マッチデープログラム等を郵送してもらった。マフラーのセンスは悪くないし、ペナント、マッチデープログラムも記念になる。そしてなんといってもビデオは、日本のゲームをほとんど見られない私には非常にありがたい。これからじっくり見ようと思う。非常感謝!