青梅の七福神巡りの最初は、福禄寿の明白院でした。
8~10mありそうな、しだれ梅2本は、まだ蕾でした。
山門を入った左手に、米俵をかついだ大きな狸の石像が建っていました。
その謂れは、庫裡の天井に狸の屍があり、その周囲にお米と小さな福禄寿の御像が
3体もあり、現在はその1体を祀り、狸も供養してるのだそうです。
福寿草句友の遺作となりしかな
去年のことです。末期がんの句友は、お正月を迎えることができて喜んでいました。
わたしは、福寿草の鉢植えをプレゼントし、その後半年余、彼女は精一杯頑張り、
あの猛暑の日に亡くなりました。 福寿草というと彼女を想います。
告別式には、その句の色紙が飾られていました。