ねえねえ 今日の写真みせて
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富士山浅間神社でお参りしてきました
今日は、中東の地の悪夢が現実になって、祈らずにはいられないような朝を迎えましたから。
真白き富士は、吹き上げる強風で雪煙りをまとっていました。
すばらしい雄姿は、平和な国にあってこそ。
これは先月半ば、羽田から南に向かう飛行機に乗った娘からの一枚。
なんというか、陰りなく潔白で、正々堂々と高みにある・・・ 日本の頂きはこうでなくちゃいけません。
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かたや、日本政府の頂きにおわす方はどうでしょう?
中東の哀しい出来事に、安倍首相は沈痛な面持ちで
「非道、卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚える。テロリストたちを決して許さない。
その罪を償わさせるため国際社会と連携していく」と述べました。 が・・・
すでに後藤さんたちが人質となり身代金を要求されている中、他の忠告に耳を貸さず
中東を訪れた安倍首相。 この哀しい結末は想定内だったはず。
罪の償いをいうなら まず頭をたれるべきは・・・・首相本人であり、それを頂きに推した私たち国民。
もともとイスラム国という組織ができたのも、アメリカ軍の大義なき空爆が10万もの命が奪ったから。
罪なき市民もまきこんで。 当時、アメリカの頂きにいたのは、ブッシュ大統領でした。
安倍首相念願の戦争のできる国になれば、日本もまちがいなくテロの標的国の仲間入り。
強い悲しみは憎しみになって、やがてはテロになるのだもの。
それが分かっているから、後藤さんはこう言って中東の地に入りました。
「何か起こっても、わたしはシリアの人たちを恨みません。
どうか日本の皆さん、シリアの人たちに、何も責任を負わせないでください。」と。
安倍首相が相手に求める「罪の償い」が、さらなる憎しみを産む方策でないことを切に願い、
私のできることを考えます。