札幌北陵高校美術部 2009.4〜2022.3の記録

札幌北陵高校美術部の2009年4月から2022年3月までの記録

【コロナに負けないために】サステナブルなライフを送る顧問~200512

2020-05-12 17:27:00 | 日記的な
いつもブログをご覧いただいてありがとうございます。
さて、皆様はサステナブル(Sustainable)って言葉をご存知ですか?

サステナブル(Sustainable)、サステナビリティ(Sustainability)とは
「人間・社会・地球環境の持続可能な発展」を意味しており
現在けっこう流行している言葉だそうです。


そんな顧問も、茶碗でもカップでも壊してしまった時は
「壊れたらまた作ればいいか、俺陶芸だし」ってなスタンスでしたが
この「サステナブル」の観点から
今回、金継ぎという技法に挑戦して、壊れたコーヒーカップを直して使うことにしました。

なんだかんだ今まで興味がありながらも、踏み切れなかった金継ぎに取り組んで約3週間。
やっとのことで完成しました。
落として大きく5つに砕けた時には心がバキ折れた大事なコーヒーカップがこのとおりでございます。


さてさて使いはじめは

まさかいきなり取っ手がポロリ…なんてことにならないだろうか

とビビりながらでございましたが、全然使えます。一安心。

全く経験がなく参考書を見ながらの作業でした。
想像以上にたいへんに感じたのが
初期投資云々や実際の作業よりも

実は、漆を乾燥させる時間がえらく長いってこと。

せっかちな自分にとってはなかなかたいへんな3週間でありました笑

初めての挑戦で上々の出来とは言えませんが
気づいたこともたくさんあったのでこの年齢になって
何か一段成長した気がします笑

待ちの時間も含めて充実した時間を過ごすことができたし
モノに対する愛着も沸くし
さらに大事にしていこうって気持ちも持つようになるし
作品に一種“箔”もつくし
この金継ぎって、実はすごい可能性があるような気がする。



興味のある人は挑戦してみてはいかがでしょうか。オススメです。

でも、くれぐれも漆かぶれには注意してくださいね。

【コロナに負けないために】9月入学と金継ぎ~200501

2020-05-01 16:19:08 | 日記的な
突如湧いて出てきた「9月入学」の話。

グローバルスタンダードって言ってる人いるけど
ドイツは違うじゃん。
百歩譲って「9月入学がグローバルスタンダード」として

グローバルスタンダードに「合わせること」に何か利点があるのか?と。

この点に関しては全く同意しかねるんですよねー。
コンセプトが感じられない。
何でもかんでも合わせりゃいいってものではない。
しっかりしたコンセプトがないまま
何でもかんでも都合よく合わせたり導入したりすると
必ず弊害が生まれるじゃないですか。

そして留学する時に不都合云々…って話。
それ国民の何%の人間に関わることなのかなー。
その何%かの人たちのために義務教育の子から何から全員変えなきゃいけないものなのかなー。
大学入試改革の英語四技能の議論と似てるように感じるんですよね。
だったら大学を4年制から3年半か4年半にしたらダメですか。
キリが悪いですか。

昨日のテレビではO木某とゆー評論家の方が

私は10年前から言ってるんだけど!(←もうこのへんがイヤ)
国外の優秀な学生や研究者が来やすくなるわ!

などと言ってましたが
だったら国外の学生や研究者が4月入学でも日本に行きたい!って思うくらい
外国に行く必要なんてないぜ!って日本の学生が思うくらい
日本国民のために
教育現場を充実させよう!
教育に金をかけよう!
くらいの意見を言えないもんなのかなーと。
いったい誰の利益を考えてるの?
本当に日本の子どもたちのこと考えてるの? この人
などと、冷めた目で見ておりました。

全員が幸せにはなる方法なんてありません。
どちらにしても、一長一短、あちらを立てればこちらが立たずは生じてしまう。
決して「ノリ」や「空気」や「勢い」だけで決めることだけはしないでほしいもんです。



さて、話は変わりますが
ちょっと前から「金継ぎ」に挑戦しています。


これ授業でやったらかっこいいなー。
できないかなー。
絶対他校じゃやってないもんね。


まだまだヘタッピだけどがんばります。