部活!
最近制作が上手くいってる感じの家康が「イケメンに生まれていれば、みんなからチヤホヤされたのに」と言い出し
「自信だってつくし…」グチグチ…
最後はまさかの、最近美術部のイケメンイメージ枠にノミネートされた「〇〇(のび助の弟)に生まれたかった」などと言い出し…
や、たしかに〇〇(のび助の弟)は
「ショタコンだけど3次元には興味がない!」
と豪語していたカイオンを落とすくらいのイケメンだが!笑
おいおい、家康! おもしーな!おまえ!
今日の報告は家康ね!
って言ったら
それを妬んだカイオンとマスター山岡が美術室に戦術核兵器を落とし、報告役をかっさらっていきました。
それでは報告です。
第一の突っ込みどころだが、今日は15日ね?
んー、しかし最近の2人はまさに後継者のようです。
44期アダルト小川の笑
ま、そんなこんなで、今日の部活は終わりました。
…と思いきや、職員室にまさかの吉報が届いていました。
特別賞:北海道札幌北陵高等学校美術部
何が特別賞?って、あれです、あれ。
『異世界、札幌』。
そして、特別賞って2位です、2位。やったー!
まさか、まさかの特別賞。あの脳内電波絵画が笑
そして届いた審査員講評がこちら。
純度100%の異世界?制作者からのメッセージに書いてあるのを見て思わず笑ってしまいました。
個人的ではありますが、芸術家としてはこの様な作品にこそ希望を感じてしまいます。通常、課題に沿ったイメージや構図を参加者全員で話し合って予定調和的な優等生になるのがセオリー。今回のテーマが「希望の異世界 札幌」。ところが作品は線のみで描いた限りなくディストピアなイメージそのものです。つまり、良い評価とか賞とかを置き去りにして表現性重視で突っ走ったのでしょう。そこは大いに理解できます。高校生ならカッコよく、幻想的なアニメ、映画等でSFの世界、異世界に興味津々であって当たり前。そこにワクワク感が伴った創造性が発揮されるのも当たり前。しかし彼等は知っているのです。
ディストピアな世界の果てがユートピアに変貌することを。1枚の紙に表と裏がある様に希望(ユートピア)と絶望(ディストピア)は表裏一体。彼等は無意識的にディストピアを描くことによって我々の希望するユートピアを表現しているのかもしれません。とにかく個性のある作品でした。惹きつけられる力はピカイチだと思いましたので、どんどん世界観を追求していってほしいです。優等生になんかなる必要はないのです。やりたい事を自由にやることがアートなのですから。
ありがとうございます!感激です!
顧問の言いたいことは全て、いやそれ以上にこの審査員講評に書かれております。
高校美術界のカウンターカルチャーを自称する北陵美術部として
こんなにうれしいことはありません。
審査員の皆様、事務局の株式会社ノヴェロさんをはじめ、さっぽろアートステージの関係者の皆様、本当にありがとうございました。
正直、作品は学校に戻ってきたんですけど、
飾ったら何言われるかわからないから職員玄関に置きっぱなしだったのはここだけの話笑
でも、これで大手を振って展示できます。
だって特別賞なんだから!笑