政府は5月末まで価格補助により軽油価格をリットル30バーツに抑制する方針だと述べた。価格補助の財源には400億バーツの借入金が使われているが、5月末にはこの借入金が枯渇する見通しという。
また、「借入金がなくなった場合、どうするのか」との質問に対し、スパタナポン大臣は、「新たに借り入れができるまでエネルギーの節約に努めるしかない」と返答した。
首の皮1枚で何とか綱がっているタイ経済ですが、それももう時間の問題です。
もし今経由の政府補助がなくなった場合、一気に物価が急上昇し、生活できないタイ人が続出するのは明らかです。
のんきにソンクラーンなどで馬鹿のように水遊びをしている場合ではありません。
それとコロナに対する規制緩和がさらに急速に進むと予想できます。
早ければ5月までにはエンデミック宣言(コロナ終息)をするのではと思っています。
エンデミック宣言をすれば、一切の規制なく旅行者は自由にタイ入国が可能になり、少しでもタイ経済の足しになるはずです。
コロナの終息はワクチンでも特効薬でもなく、皮肉にもロシアの軍事侵攻により強制的に終わらせるしかなくなったのです。
ロシアウクライナ情勢は早期決着は難しいでしょう。
今後も原油高は間違いなく続きます。
もうコロナコロナと騒いでいる暇はタイにはないようで、待ったなしの状況です。
感染者が増えようがとにかく一人でも多くの観光客に来タイしてもらわないと、大量の失業者、生活困窮者が溢れ、コロナどころの騒ぎでなくなります。
タイのメリットである物価が安い、食べ物が安いという魅力が今後なくなる可能性が出てきました。
当然そうなれば国内の犯罪も急増し、治安の悪化につながります。
そうすると今度は旅行者にも影響が出る負のスパイラルになりかねません。
ただでさえ、原油高はフライト料金に直結する問題です。
それとどの国も旅行する余裕がなくなりつつあります。
今のタイにとって重要なのはコロナ対策ではなく、少しでも経済を立て直すことなのです。
少なくともオミクロン株で死者が急増することはないと判断できます。
死にたくなくばワクチンをうてばよいだけの話です。
コロナよりも今日の食事のほうが重要なのです。
飯を3日も食わなければ人は死んでしまいます。
ロシアの行為は正しくありませんが、それを止める術はアメリカや西側諸国にはありません。
アメリカとて核戦争などしたくないからです。
ウクライナはかわいそうですが、全面降伏するのが今できる最適な判断だと私は思います。
そうすることで戦死者もなくなり、原油高は多少なりとも落ち着くはずです。
ウクライナの傭兵になったり、日本政府もウクライナに武器の提供や資金援助を安易にすべきではありません。
ロシアが今度は非核丸腰日本を標的にしかねませんよ。
ウクライナ情勢がある程度落ち着けばロシアは経済制裁に対する報復を始めるでしょう、間違いなく。
もしロシアや中国に対して強い態度で臨みたいのならば、日本は軍備強化、核武装をするしか方法はありません。
アウトロー相手に正論は通用しません。
プーチンは核を本当にうまく利用しています。バイデンより数枚上手です。
そしてこの手順を今度は中国が台湾や尖閣で真似てくるでしょうね。
中国やロシアの属国になりたくなくば日本は今すぐ軍事大国になるよう舵を切るしか道はないのです。
タイは親中国ということもあり、対ロシアには中立的な立場を維持しています。
正しいとか正しくないでなく、パワーバランスで世界は動いているのですからね。
正義を通したくばそれに見合った力(軍事力)をつけるしか方法はないのです。
憲法9条や非核三原則、核アレルギーなどクソの役にも立たないとなぜわからないのでしょうか??
核廃絶などという夢は現実不可能なのです。
もし可能だとすれば、日本や西側諸国が相応の核武装をまずする必要があります。
ウクライナの姿は明日の日本を見ているような気がしてなりません。