2025年4月のバンコクにおけるタウンハウス需要は、地震があった3月に比べて4%増加しました。一方で、コンドミニアム需要は31%減少し、高層建物の地震安全性を懸念する声もありました。
価格帯では、購入は200万バーツ未満、賃貸は月1.5万バーツ未満の物件が最も多く選ばれています。間取りは双方とも2ベッドルームが主流で、家具付き物件の人気が高い傾向がみられます。
今年のミャンマー大地震でタイの建物がいかに脆弱化を目の当たりにして誰もが認識しました。
地震は今でも起きています。
耐震性のないタイの建物が今後いつ崩れるかはわかりませんが、安全でないということは確実です。
特に今まで人気の高かった高層階には、購入はもちろん賃貸でさえも誰もが振り向きもしなくなりました。
いざという時に逃げれないからです。
今人気のあるタウンハウスというのはいわゆるタイ式の長屋住宅です。3~4階建てで4~5軒が隣接してくっついています。
まあ戸建てに比べて隣近所が気になる建物ですが、それを言ったらコンドーやアパートも隣近所が気になりますよね。その魅力はとにかく安い点です。
外国人は所有できませんが、賃貸は可能です。
アパートでは安いが狭く、コンドーは高くて地震が怖い。そういう方にはタウンハウスがいいかもしれません。一軒家と同じかそれ以上の広さで賃料も一軒家やコンドーより安いのが魅力です。
タウンハウスは家族向きの住宅です。
それとコンドーをお勧めできない点はもう一つあります。
それは変態所有者が部屋のどこかに盗撮カメラを仕掛けていることがよく発覚しています。
特に所有者が日本人の場合にそれは多いようです。
若い女性は借りる前に盗撮カメラをチェックできる機器(今は手軽に入手できます)で調べた方がいいですよ。
また、コンドーを違法に民泊に使っているのもいますが、これはタイでは違法で、そんな部屋に予約すればタイに行ったはいいが部屋が使えない(当局の取り締まりで)なんてことも十分あり得ます。
違法な民泊のコンドーは避けた方がいいと思います。違法民泊でも盗撮被害が続出しています。
やや高くなってもホテルが一番確実です。