みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

病の句と連想ゲーム

2018年05月16日 | 俳句日記


そろそろ夏日が記録されるようになって
来た。
ブログを書いていても、やや汗をかく。
病める身に汗というものは煩わしい。

病の句ならば蕉翁の「病中吟」が思い起
こされる。

《旅に病んで 夢は枯野を かけまわる》

辞世の句とも言われている。
病んだ身が残念だ、という詠嘆の句とか
夢を希望と読み変え、治ったらまた野に
出ようという意志の表れ等と評される。
私はまるっきり、そうは思わない。

最後まで士魂を忘れなかった蕉翁のこと
、幽冥の境などは頓着なさらない。
「我が魂は永遠に枯野を行くが如し」と
後世に残されたとしたい。

それに対して子規先生の絶筆、

《痰一斗 糸瓜の水も 間にあわず》

は、死期を悟った先生の、お世話になっ
た皆さんとの惜別の句である。
最後の最後迄、筆を執った壮烈な句だ。
男子たるもの、こう在りたいものだ。



子規先生には特別な想いがある。
私も若い頃、五年間を結核と闘った。
医学の進歩と若さのお陰で助かった。
師の想いが幾分なりとも理解出来る。

ところで話は変わるが、日本では、また
結核患者が増えているらしい。
特に外来人の罹患率が多いとのことだ。
今朝の読売の一面にあった。

政府は入国審査を厳しくするとしている
が、温室に育った今の日本人が心配だ。
そして、その紙面のトップには、シェア
ハウスの融資問題が掲載されていた。

不正融資がやり玉に挙げてあるが、そん
な事はどうでもいい、銀行と不動産会社
のやりそうな事だ。
それよりシェアハウスの流行が問題だ。

デフレ社会を反映して、キッチンや風呂
を共用した、安い賃料のアパートが普及
しているという事だ。
ひょっとして、外来人向けか⁉︎

両方の記事を合わせ読むと、そこは伝染
病の巣窟になりはしないか?と思う。
米国では、不法移民を中心に梅毒や淋病
の患者が、ここ数年で倍になっている。

さらに心配なのが中共の「国防動員法」
である。
中共が他の国と戦争を始めると、国外に
住む中共人は決起しなければならない。

もし、シェアハウスのオーナーが中共人
であったならば、そこは兵舎と化す。
なんともはや二重三重の恐怖である。
日本の子雀達をどう守ればいいのか?

今の季節は、糸瓜の種苗を地に下ろす時
、梅雨が終ると花が咲き実が成りだす。
それからが水を採る時期となる。
憲法改正をせねば、糸瓜の水も飲めぬ。

〈我が祖国 糸瓜の苗も 愛おしく〉放浪子
季語・糸瓜の苗(初夏)

5月16日〔水〕曇り のち 晴れ
また堅い話になった。
世界は毎日動いている。
その動きがネットの普及で、時々刻々と
我々庶民にも分かるようになって来た。

すでに権威の時代ではない。
溢れる情報を個人が取捨選択する時代。
マスメディアなんぞは、限られた情報を
売り買いしているに過ぎないのだ。

その事が明らかになって来た。
ジョツブス様々である。
自分の頭で考えなければ、可愛い子雀達
も守れない時代になっている。