ぱっぱらっ記 In Danmark

夫の転勤に伴い、家族四人=夫、私、長男3歳、長女1歳でデンマークで、2年間暮らした記録です。

きのこ狩り と ではのかみ

2006年10月17日 | ちょっとそこまで・・・(デンマーク観光)
今、デンマークは秋休み中です。

夏に夏休みとして2,3週間、
秋に秋休み(旧:芋ほり休暇)として1週間、
冬にクリスマス休暇として1週間、
春にイースター休暇として1週間、

デンマーク人は本当によく休みます。
各休み中に来る、幼稚園の子ども達の少なさを見ていても
休日だからといって本当に休めてしまうこの国はすごいなと思います。


オットは今、修学旅行でチェコに行っています。


月曜日は庭師レオさんの案内で、きのこ狩りに行ってきました。
3時間近く歩いて、毒キノコを含めいろんなきのこを見てまわり、
とてもいい体験ができました。

残念ながら今デジカメがなくて、写真はないのですが、
おとぎ話に出てくるようなきれいな毒キノコがいくつかあって、
もって帰って家に飾りたいくらいでした。

採ったきのこはきのこピラフにして食べました。おいしかった。


ところでところで、

土曜日、Yさん奥様にお茶に誘われTさん奥様と行って来ました。


そこででた、ちょっと笑ってしまった話。
たしかtongshinさんのブログでも以前「ではおば」という名前で見たことがあるのですが、


海外赴任から帰国したら
「ではのかみ」にならないように気をつけないといけないという話。


ことあるごとに、

「デンマークではこうなのよ」

「デンマークではそれはこうだったんだけど」

「デンマークではこうするものなの」


というふうに、帰国後も「~では」を連発する人をこう呼ぶらしい。

あはは、と笑ってしまったけど、

すでに、


「日本ではこうだけど」
「デンマークではこうだけど」


を連発している私。

絶対、いや200% 「ではのかみ」になって ハナツマミ


サッカー

2006年10月10日 | ちょっとそこまで・・・(デンマーク観光)


土曜日、デンマーク VS 北アイルランド のサッカーを見に行ってきました。


実はサッカー、というかスポーツ全般にあまり興味のない私。


オットが

「こういう試合に同僚と行こうと思っているけど一緒に行かへんか」といった時


一度見に行ってみたいものの、子供連れでは楽しめへんやろうし。
と、ことわったのです。


が、なぜかチケットは予約されていた・・・
オット曰く

「おまえも デンマーク好き と吹聴してるなら、こういうのも一回見に行っとかんと。 
まぁためしに一回行ってみたらええやん」と。


土曜日、雨でした。

コペンまで車で1時間。車を止めて雨の中歩き、
コペンの中華料理屋でご飯を食べて、
また雨の中歩き、電車に乗り、最寄の駅からまた歩き、

試合を見て、

また15分ほど歩き、駅の券売機の前で待ち、
電車に乗り、また歩き、やっと車に辿り着いたら、高速が渋滞。

途中トイレ休憩しようと寄ったサービスエリアもレジ前で混雑。


帰宅は夜1時を回っていました。


サッカーは楽しかったです。

ええ、楽しかったですよ。


でも、「楽しい」と「疲れた」とを天秤にかけたら・・・


しかしせっかくの配慮?を不機嫌に過ごすなんてことはしませんでしたわよ。ワタクシ。
うん、確かに一回は行っといてよかったかも。子供達も意外といい子だったし。
サッカー場の大きさ、人の多さ、熱狂的ファン達の歓声・・・おもしろかったです。
雨が降ったのは誰のせいでもないしね。

イーエスコウ城

2006年10月09日 | ちょっとそこまで・・・(デンマーク観光)
先週の土曜日、フュン島で柔道セミナーがあり、
夫は剣道のデモンストレーションメンバー、オット同僚のKさんは柔道講師として招待されました。


私と子ども達もついでに、おなじみKさん宅に招待されたので、
一泊させてもらい、日曜日はフュン島のegeskov slot:イーエスコウ城へ案内していただきました。

イーエスコウ城は1554年に完成された、当時の貴族の権力を表す最頂点の作品だそうです。

 
右は全て尿瓶。

 

あいにく天気はあまりよくなかったのですが、
こじんまりしたお城の中はデンマークで見たどのお城よりも生活感があり、
お城の外にはクラッシックカー、アンティークドールの展示棟もあり、
さらに、幅広い年齢層の子ども達に適したありとあらゆる遊具が園内にたくさんあり、
おまけに大吊橋なんかもあり、ファミリーにはかなり満足度の高い施設であると思います。


入園料は150krと、少し高い気がしましたが、
年間パスを買っても同じ値段なのだそうで、
もちろんKさん一家は年間パスで夏の間何度も来るそうです。


このあと医師兼デン柔道家のHさんお宅に招待され、
ワインを飲んでほろ酔いになり、
ドイツ人のおじさんとドイツ語デン語英語のめちゃくちゃな会話をして
たのしいひと時を過ごしました。
こういうとき、私の「簡単にヒトとの距離を縮められない」壁を
取っ払ってくれるお酒って便利だな~と思うのです。




友人Hとデンマーク観光

2006年09月27日 | ちょっとそこまで・・・(デンマーク観光)
先々週、高校時代の友人Hが遊びに来てくれました。


Hとはカノスケが生まれたあとに、我が家に遊びに来てくれた時に会った以来だから2年ちょっとぶり。



Hもその間色々あったようだけど、久しぶりに会ったHはとても元気そうで安心しました。
ほんといつ見てもきれいにしてて、早くに結婚してお母さんになった私とは違って
相変わらず、まだまだ「女張ってる」ってかんじのHだったのでした



Hが毎年恒例にしている豪華海外旅行に
今年は私がいるからってことで、デンマークを選んでくれたのが
とても嬉しかったので
その一大イベントがつまらないものにならないよう、
丸4日忙しくはあったけど、周れるところは全て周ってきました~。



<城と買い物が好きなHのために考えたデンマーク観光ルート>


1日目:H、朝空港に到着。
   その日は学校があってむかえにいけなかったので、
   一人でストロイエ周辺を観光してもらう。

   買い物は一人のほうが効率がいいだろうし。
   コペン観光は一日じゃすまないから。
   とおもったのですが、
   初めて一人で海外を観光して寂しかったらしい・・・ごめんよ!

   ストロイエ、クリスチャンスボー城、スロッツホルメン、ラウンドタワー
   を観光。
 
2日目:11時にホテルで待ち合わせ

   アメリエンボーの衛兵交代を見たあと、
   
   ニューハウンからカナルツアーに乗り、
   

   その後、工芸博物館のカフェでランチし、
   カステレット要塞、ゲフィオンの泉、人魚の像 を見たあと
   ローゼンボー公園&離宮を散歩、
   
   最後にフィールズに寄ってお土産の下見をしたあと帰宅。
  

3日目:石灰質でできている崖、ミュン島
     
その後、Hのロイコペイヤープレートを買いにブルーマーケットへ行ったのですが・・・
去年は70年代のものはほとんど全て一枚50krだったのが、
全て200krになっていました!しかもかなり品薄だった・・・
  誰かが買占めに来ているとしか思えない。


帰りに近くのBILKAで会社へのお土産購入。


4日目:ローゼンボー城(写真は夏撮ったもの)
    
   フレデリクスボー城(今回初めて中に入りましたが、クロンボーより装飾が派手で、城らしくてよかったです)
    

5日目:IKEA→ロイヤルコペンハーゲンアウトレットショップ
    その後ホテルへチェックインし、フィールズで解散。


なんとこの日Hが買ったロイコペの皿がフィールズで30kr安く、
空港で100kr安く売っていたらしい!!アウトレットの意味ないし~

6日目:前日、空港前のヒルトンに泊まっていたので、昼頃の飛行機で無事日本帰国。

Hはシンガポール経由できたのだけど、
日本からデンマークって遠い・・・
以前来てくれた友達もいっていたけど、
飛行機に慣れていても、この長いフライトはきつく体に応えるようです。
時差も結構あるしね~お疲れ様でした。


田舎に住んでるもんで、
空港での送迎ができず現地集合・解散させてしまうは、
二人のコブつきなんで あんなことも~こんなことも~
できないは、だったけど楽しんでもらえたかな~??


  

クリスチャニア

2006年08月15日 | ちょっとそこまで・・・(デンマーク観光)
昨日、オットと二人でクリスチャニアに行ってきました。
 

クリスチャニアとは空港からコペン中心地の間に位置する、ある一つの地域です。


ここは、デンマーク、コペンハーゲンという響きからのイメージからは少し違った様相で、
一帯をとり囲む塀にはこんなかんじでペイントされています。


今から30~40年ほど前、元海軍基地だったところを、ヒッピー達が
占拠し、自分達で勝手にコミューンを作ってしまったそうです。


この地域にはヒッピー、芸術家、作家などが主に住んでおり、
独自の国旗を掲げ、デンマークのコミューンに属していない?
ということで、住民税などを支払っていないそうです。
が、私たちがいた2時間ほどの間に
警察官が巡回に来ていたり、
ゴミ収集車がきていたりしていたので
実は払ってるんじゃないか、とも思います。
本当のことはよくわかりません、ごめんなさい。


ここへ住む為には、今住んでいる住民全員が出席する会議で
「どうしてここへすみたいのか」
「ここでなにをしたいのか」
などの質疑応答の末、
住民全員に承認されないと住めないそうです。
ちなみに、デンマーク政府との話し合いの末、
今は新しい住民は入れないようにしているとか・・・。


クリスチャニアというと「エコ・ビレッジ」とか「デンマークの無法地帯」
などと言われていて、
正直実際行って見るまでどんなところかよくわかりませんでしたが、
今回初めて言ってみて、
個人的な意見としては
まるで、「ナントカ村」みたいに観光地化されているところだなーと感じました。
というか、観光用地区がしっかり用意されているのです。
観光収入も大切な収入源になっているのだとおもいます。
なので、観光バスにのってデンスケおじいちゃん達が見学に来ていたりもします。
 
                               買ってるし・・・

観光用地区ではクリスチャニアのロゴの入った
Tシャツ、ライター、ワッペン、ステッカー
ガイドブックが売られていたり、
観光客向け?の屋台村(ホットドック、タイ料理、バー、など)
みたいなのや公衆トイレもあり、全くキケンな香りはしません。↓???
 

もちろん、テクテク歩き回っていると
ここで本当に暮らしているんだな~という生活の臭いも感じ取ることができます。
子どもの学校のような施設、自転車やさん、パン屋さん、
工場、子どもの遊べる公園(遊具は住民が手作りした模様)
デンマークのほかでは見れないような工夫を凝らした民家もたくさんあります。
 

 
 



クリスチャニアはソフトドラックが容認・売買されているそうなので
時間によって場所によっては危険なところもあるのかもしれませんが、
昼間に行くなら、子連れでも大丈夫なほど安全そうにみえました。


ちなみにクリスチャニアはホームページももっています→興味のある方はコチラ



イチゴ狩り

2006年07月03日 | ちょっとそこまで・・・(デンマーク観光)
土曜日、去年行きそびれたイチゴ狩りに行ってきました。

 

***デンマーク式イチゴ狩り***

入れ物持参。
(私はボウルを持っていきましたがデンスケは赤ずきんちゃんが持つようなかわいい籠を持ってきていました)

自主的に?量りのあるところへ入れ物を持って行き、重さを量ってもらい
重量を書いたシールを貼ってもらいます。

畑へ行きます。
勝手にほしいだけ取って、帰りに元の場所で
イチゴの重さを量ってもらい、お金を払って帰ります。


入場料もない、ゲートもない、監視する人もいない。
受付を通らず畑にいけて、受付から畑は見えない。


思わず聞いちゃいませんか??


「勝手にもっていく人おらんのかな~?」

「夜とか盗みにくる人おらんのかな~?」って。





デンマークは駅に改札がありません。

それとおんなじこと??






ところで
デンマークのイチゴ狩り、
みんなただ「イチゴとリ」に来ている。といったかんじで、
取りながら食べるなんて事もせず、ただただとってさっさと帰ります。
なので、一人できて一盛り分くらいとって帰る人もいたりします。



我が家は・・・・
もちろん洗いもしてないイチゴをたらふく食べて帰ってきましたよ!


イチゴの季節も7月中に終わるだろうから、もう一回行きたいなぁ~。

うーん、おもしろくない。

2006年06月27日 | ちょっとそこまで・・・(デンマーク観光)
近況報告ばかりで全く面白くない私のブログ。

まあまあまあまあ・・・・そういわんと。


先週の金曜日は サンクトハンスアフテン  でした。



オットが宿直だったので私とテツカノだけでpræstøのビーチへ。


なにをするって、
魔女の人形がついたでっかい焚き火を燃すだけなんですが、
個人的にはこのなんでもなさがとても気に入りました。

夏の浜辺で日の暮れる様を見てるだけで、頭からα波が出てくるような気がします。


夜9時半のビーチ。明るいです。
デンスケっ子たちが裸になって海に入っています。




市長さん?が少しお話をしたあと、火をつけて、
そのあとトランペットのおじさんが愛国心たっぷりの夏至の歌を演奏し、皆で歌います。



写真ではわかりにくいですが、浜辺の焚き火を海の上から見るために
たくさんの自家用船が集まってきています。






土曜日はKさんちのS君の4歳のお誕生日会におよばれし
日曜日はKさんファミリーとサマーランド「FUN PARK Fyn」へ。


だだっ広い敷地に
各地からもらわれてきたような遊具と、トランポリンと、プールと、動物・・・



放し飼い?の馬と、乗り放題の馬

おそらく何のコンセプトもないだろう造りになっているのですが、
両家の子達5人で遊ぶ遊ぶ遊ぶ遊ぶ・・・・









サファリパーク

2006年05月13日 | ちょっとそこまで・・・(デンマーク観光)
金曜日、デンマークは祝日(イースター後の第四金曜)だったので、

車で一時間ほどのknuthenborg safari parkに行ってきました。


動物の種類は日本のサファリのほうが多いと思いますが
ここは、のんびりしたデンマークらしいサファリでした。

自家用車でそのまま園内に入って、まずはロバちゃんたちとふれあい、
キリンさん達を見て、サルの森へ。
 
面白いことに園内は一方通行ではなく、道順も決まってないので、
どこからでも見られるし、一度見たところへも戻れるのです。


自由に車を降りられる場所も結構たくさんあります。

ヤギなどに触れられる場所も特に囲いがあるわけでなく、
広大な芝生の上に放し飼い状態なので、糞尿の汚さも目立ちません。
 


そしてやっぱりありがたいのはこういう子供公園がある事。

 
 
日本のサファリは遊園地なんかが併設されてたりしますが、
子連れには、こっちのほうが断然嬉しいです。

子供は限界まで遊び倒すし、お金もかからないし。


日本と比べてばっかりでも仕方ないのですが、
気づいたことは、ほとんど全てが家族連れで来ていること。
日本のようにカップル(死語?)で来ている人はみかけませんでした。


みんな「子供が行くところ」として認識しているということと、
若者はお金がないので(親が車を買い与えるなんてことはない)
車をもてないということが理由なのかなと思います。


そして芝生のあちこちにあるテーブルで
(もちろん動物のいないところで)、
もってきたサンドイッチ、クッキー、ジュース、ビールなどなどを広げて
のんびーり、ほんとーにのんびーり過ごすのがデン流なようです。


持ってきたおにぎりとお茶を車の中で食べてるようじゃ
まだまだな我が家なのでした

ラランディア②

2006年02月20日 | ちょっとそこまで・・・(デンマーク観光)


金土日とフュン島のKさん一家が遊びに来てくれました。

写真はお土産に頂いたオールドビール。
バイキングも飲んでいたと言われる、色の濃い、甘くてとろりとしたビール。
蜂蜜が入っているらしい。


テツジローはKさんちのS君二人(10歳、3歳)と大の仲良しで、
ほっといても何時間でも遊び続けるので、とても助かります。
カノスケとSちゃん(1歳)はまだまだですが・・・そのうちきっと


土曜日は秋休みにも行ったLalandiaに行ってきました。

先週(12~18日)はシェラン島の冬休み、
今週(19~25日)はフュン島の冬休みと言う事で、(冬休みがずれてるところがすばらしい!)
結構な人出だったのでプールはやめにして、
子供たちを大型遊具で遊ばせるだけにしようということに。
(付き添いの大人、4歳以下のこどもは無料です)

それでも一日遊べちゃうくらいの規模なので、
子供たちは汗だくになって遊ぶ遊ぶ遊ぶ遊ぶ・・・
 
  



冬はスケートもできるラランディア、次は夏に皆で泊まりがけでいこうと思います。

チュニジア前日

2005年12月27日 | ちょっとそこまで・・・(デンマーク観光)
チュニジアに発つ前の日、コペンに一泊しました。
目的はデンマーク名物、チボリ公園のクリスマスイルミネーションを見るため。

SASホテルのなんとかチェアに座るテツジロー。

しかしこの日はあいにくの雨。
あきらめてSASホテルのレストラン京都でお食事しました。
久しぶりのてんぷら、すし、すき焼きをたべて、
食事代より安いトイレ・バス共同の安宿へ・・・

いまいち贅沢できない私たち・・・いや私?!

帰り道、雨がやんでいたので、ホテルから歩いて数分のチボリへ少しだけ行く事に。


子どもも親もフル装備で出かけたわりにはそんなに寒くなくてよかったです。


チボリのイルミネーションは評判どおりとても綺麗でおとぎの世界そのものでした。
我ながら表現が稚拙ですね、ははは。


しかしイルミネーションの写真てなんでうまく撮れないんだろう・・・

クリスマスグッズを売っているお店もたくさん出ていて、来年はもう少し早く来てゆっくり見たいものです。
そしてコンタクトも忘れずはめてこなくては・・

そうそう、ずっと飲みたかったグリュッグを見つけたので買ってみましたが、
15%アルコールゆげがのどを直撃するのでごほごほせきこみながら、
ちょびちょびすすっていたら気分が悪くなってきて、ほとんど飲めず・・・
夫の冷たい視線・・・すんません
アルコールとあの独特の香りがきつすぎて思ったよりおいしくなった


そしてチュニジアへ・・・つづく