ぱっぱらっ記 In Danmark

夫の転勤に伴い、家族四人=夫、私、長男3歳、長女1歳でデンマークで、2年間暮らした記録です。

ドイツ&引越し準備

2006年12月26日 | 旅日記
クリスマスの夜に私は一体何をやっているのでしょう。

近頃すっかり、お休みタイムで生活しているので、ついつい深夜までこんな事をしています。

      
         
テネリフェ旅行のあと、ドイツのリューベックとベルリンのクリスマスマーケット
に行くはずだったのですが、家族全員体調がよろしくなく、
結局2日遅れで、リューベックのクリスマスマーケットだけ行ってきました。
 


できれば帰国前にドイツの首都ベルリンに行っておきたかったのですが。

でもリューベックの小規模ながらドイツらしいクリスマスマーケットでほっこりした気分になれたし、
帰りはオットのたっての希望でキールに寄ってUボートを見たし満足満足です。

 



そんなわけで?我が家のクリスマスは明日の夜することになりました。

わが子たちは小さいので、幸いまだ日付がいまいちわかっておらず、
クリスマスのお祝いをしたらサンタさんが来てくれることになっているので。

明日からようやくスーパーも開くようなので
なぜか手作り餃子パーティーをする事になっています。

う~~ん、いいんだろか、こんなんで。
せめて から揚げかな。





ところでところで、突然ですが


私は引越しの用意が大好きです。

引っ越す事は嫌いですが、用意することを考えているとムラムラしてきます。
大体、衣替えなんかももともと大好きですから。

今、船便の第一便荷物を2月8日に出す事が決まり、
まだ1ヶ月以上もあるのにとうとう我慢できず、今日は
送っても大丈夫な夏物衣類などの分類をしました。

子ども達のマクドナルドのおまけおもちゃも躊躇せず捨てられるし、
ずーっと着てないのに、捨てられず置いてた服もリサイクルに出せるし、
あれとこれは1便で、これとあれは2便で、それは飛行機で・・・

なんて考え出すと夜も寝られません。


なんてったって、
いろいろな色や形のものが、全て四角い箱につめられていくのがたまらなく爽快です。


へんですかね?

テネリフェ旅行

2006年12月19日 | 旅日記
昨晩、スペインはカナリア諸島のうち、最も大きな島テネリフェ島より帰ってまいりました。デンマークからは飛行機で4時間半。

 
久しぶりに見た山。ホテルのプール。

カナリア諸島はヨーロッパのハワイとよばれる、常春の島々で、
この時期でも20℃台前半の温暖な気候と、高く青い空、やわらかな日差しが楽しめます。


1週間家族4人で飛行機、空港からホテルの送迎、ホテル、キャンセル保険、旅行保険込みで約12000krでした。


日本に帰る飛行機代を思えば安いですよね?!


ところで、ほんとにほんとに暖かくてのんびりできて、景色も最高にきれいで、
食べ物もおいしくて、治安もよくて物価も安くて、ただただゆっくりと休める
ステキな島だったのですが・・・・
 
この頃はまだ元気だった、2日目午前。海の家もクリスマス仕様。


またまたやってくれました。


旅行2日目にカノスケ 嘔吐×10 + 下痢
  3日目テツジロー風邪による咳がひどくて寝れず
  4日目にドクターを呼び薬をもらってひとまず落ち着いたかと思いきや
  5日目朝に耳が痛いといってテツジローが泣くので再びドクターを呼び
     →外耳炎と判明
  6日目カノスケ微熱
  7日目カノスケ微熱と咳

今日 カノスケ いまだ微熱と咳
   テツジロー 青っ洟
   オット   下痢


う~~~ん、のんびり・・・・してきましたよ。ホテルで。


ま、夫婦交代で町に一人でお散歩に行けたし、あったかかったしいいとしよう。
 
  
これでたったの3ユーロ、ムール貝も鍋いっぱい位3ユーロでした!
(しかし殻についた汚いのをとるのが超大変
アパートメントタイプのホテルだったので、不本意ながら滞在中はほとんど自炊しました。
海のベンチで一日くらい寝てみたかった・・・
  
気持ちよさそうな猫。最初で最後となった海辺のレストラン。いわしの塩焼き食べました。


 
ホテルのクリスマス飾り。
ホテル以外でもキリスト生誕のシーンを模型にしているところが見られました。
スペインの風習? 


そして最大の目的 気分の切り替え も なんとかできたような気がします。

さぁ~~がんばるぞ!



ほんとは明後日からドイツのクリスマスマーケットに行くはずだったんですが
今の状態ではさすがにちょっと無理ってことで、先ほどホテルキャンセルしました・・・




そして一年で一番暗いこの時期のデンマーク。午後四時です。

ユラン旅行②

2006年09月10日 | 旅日記
最近のバタバタで忘れ去られそうになっていた
ユラン旅行記をさらりとだけ残しておこうと思います。


1日目Skagenを7時ごろでて、食事をし、
日が沈まないうちに(10時までに)、予約していたホテルへと急ぎました。
ホテルはTårsいう小さな町にあるKro(レストランのついた小さな宿)。


次の日宿をチェックアウトしたあと、
デンマーク第二の都市Århus:オーフスへ行きました。

オーフス大聖堂

オーフスの町はコペンの町よりいいと、知人から聞いていた通り、
ストロイエを歩くより、ぶらぶらと何時間でも町歩きしたくなるような、
そんな町並みでした。

どんなふうに違うか簡単に言うと

コペンの町はストロイエという長い一本の1番賑やかな通りがあり、
そこの周りに、何本か2番、3番・・・の通りがある。
 
のに対し、

オーフスの町は、ある囲まれた地区の中にどれも1番な通りが
張り巡らされて、一つの繁華街になっているような感じでした。



とはいいつつ、町歩きの嫌いなウチの子達を連れているので、
2時ごろには町を出て、そこからまた高速に乗ってFårupという、
これまた小さな町のホテルに向かいました。


町が遠いのは不便だけど、車もあるし、子供を連れてるので、
少々遠くても空気がきれいで安全で、子どもの遊び場があって、
そしてもちろん安い宿が今の私たちには最適です。


宿に着いたら早速目の前の公園で遊ぶ子供たち。


宿は平屋の長屋で高速をおりてすぐのわりには、森に囲まれているため静かで
公園があり、まさしくファミリー向けでした。



3日目はそこから30分ほどの結構大きな町Randersへ。
日曜なので、町のお店はどこもしまっていたけれど、

私たちが目指していったのはRanders Regnskovというtropical zoo・・・

ユランにはデンマーク一大きな動物園があるのに、なぜtropical?なのですが、
次の日にはレゴランド行く予定だったので、
夫婦で協議の結果、
「わざわざ遠いところまでいかんでも、近くにあるここでいいやん」ということで



いやいや、それが結構面白かったのですよ~。


頭上の網に大きなイグアナが何匹も乗っていたり、なぞの小動物が放し飼いだったり、大きすぎるへびがいたり・・・
 

Randersの町も、日曜日で無人だったけど、古い大きな教会があって
風情のある町でした。



4日目は子ども達の最大の楽しみ、レゴランドへ。


なんと!


ホテル側の手違いで、値段はそのままでジュニアスイートにとまることができました~部屋が二つ!お土産のレゴもちょっと豪華?
 


しかし、テツジローはレゴランドに来ても、一番人気のドラゴン(ジェットコースター)
やカナルなんとか(船に乗って、最後水しぶきがいっぱいかかるやつ)
などには絶対に乗りません。ってか、乗れません。



すっごい怖がりなんで
どこの遊園地にでもあるようなお子様の乗り物や、
公園でばかり遊びます・・・


で、挙句には「お部屋かえる~」と言い出す始末。

あんなにレゴランド楽しみにしてたのになんで?と思ったのですが、
よくよく話を聞いてみると


は~ん、こやつはレゴランドではなくて、
レゴランドホテルを楽しみにしていたよう。


まぁ、それほどレゴランドホテルは子どもが楽しめるよううまいことできてるわけなんですが、


私的には、もう来年はこなくていいです
だって、高いし、遠いし。


来年の夏はユラン名物イェリング墳石、デンマーク一高い山のあるシルケボーとmiwaさんのブログでも紹介されていたデンスケの大好きな島:ボーンホルムへ是非行ってみたいものです。




追記:レゴランドではテツジローの幼稚園で同じクラスのフィリペファミリーにばったり遭遇。

フィリペのママは小柄でベリーショートの髪をしたいつも明るい人で、
テツジローが入園した当初から、笑顔で挨拶してくれるとっても感じのいいママ。

すごい偶然!


デンマークは九州とほぼ同じ面積というだけあって、
思わぬところで、知っている人と出くわすということが本当によくあります。



ユラン観光①

2006年09月02日 | 旅日記
夏休みに行った、もう一つ旅行の記録を残しておこうと思います。


デンマークに住んで一年半。
なのに、よく考えたらデンマーク国内の観光名所をまだ全然見ていない。
ということに気づきました。特にjylland:ユラン半島。

なんでかって・・・デンマーク国内のホテルはひじょ~に高いからです。
ベッドが3つ必要なうちの場合、
普通のホテルで一泊20,000円~
kroという、旅館、民宿クラスの宿で、15,000円~くらいするので、
しばらく躊躇していたのです。


が、日本から来ることを考えたら・・ということで、行って来ました。
「オーフス・スケーエン・レゴランドの旅」です!

ユラン半島までは車でももちろんいけますが、
子ども達が少しでも動き回れるよう、
フェリーで行きました。
我が家から車で1時間半くらい北西に走り、Kalndborgの船着場から
2時間半でデンマーク第二の都市Århus:オーフスの船着場に到着です。


フェリーはドイツへ行く船とは違い、簡素なつくりで料金もリーズナブルでした。


ユラン半島到着一日目はSkagen:スケーエンへ。


スケーエンとはデンマーク最北端の町で、ここから更に北にある
Grenen:グレーネンとよばれる岬では、
西のスケーラック海峡と東のカテガット海峡の海水がぶつかり合うところが見られます。


グレーネンの駐車場に車を止めて、海流がぶつかり合う地点まで、
結構な距離だったのですが(3、4km?)

さらさらで真っ白な広い広い砂浜で、
きれいな貝を見つけたり、兄妹でじゃれあったりしている
テツカノと(もちろんオットと)歩いていると、あっという間で、
とてもとてもステキな時間でした。
(但し、海峡の合流点を見てからの帰り道は、案の定疲れた子ども達の
 「だっこ~だっこ~」「しんどい~歩けへん~」合唱


 

肝心の海峡がぶつかるところの写真はコレ・・・

浜辺でちっちゃなヒトデがたくさん落ちている場所を発見!
「おほしさまがいっぱいや!」と喜ぶテツジロー。
私もこんな小さいの見たことなくて
「ママ、あのヒトデほしい~。家に持って帰って飼いたい~」と
言ってると、たくさんたくさん集めてきてくれました。
 


が、オットに

そんなん持って帰れへんし、飼えへんやろと諭されて
テツジローと泣く泣く諦めることに


スケーエンのグレーネン、
ここは新婚旅行にお勧めできるぐらい、きれいでろまんちっくな所でした。
別の日に夕焼けの時間帯に行ったオットの同僚&その彼女もここが一番のお気に入りになったそうです。 

もし、夏にデンマークに来る事ができるなら、
人魚もストロイエもいかなくていいから、ここに来る事をお勧めします!


2日目以降は次に。











Kassel :カッセル

2006年08月20日 | 旅日記
デンマークを出発してから9日。

もうそろそろ、放浪生活にも疲れが出てくるころでした。
当初の予定ではあと3箇所経由してデンマークに帰るはずでしたが、
次のカッセルを最後に、ちょっと遠いけど(600km)デンマークへ帰ろうということに決まりました。

旅の最後の地、カッセルは、ブレーメンの次に決まった、ドイツの行き先。
その理由は大型温泉施設があること。
あと、グリム兄弟博物館も行けたら行きたいなぁ~と。(結局は無理だったけど)



コブレンツからカッセルまでは約234km、
そんなに時間がかかる距離ではありませんが、
なぜかブリュッセルを出たころから(7月15日くらいから)
ドイツの高速が混み始めていて、私たちも渋滞に巻き込まれました。


今年のドイツ猛暑の中、クーラーのない車で、高速の渋滞に巻き込まれると
それはそれは悲惨です。疲れます。子どもも泣きます。
汗が額ではなく足のふくらはぎから滴り落ちるほどです。


そんなこんなで、カッセルに着いた一日目は、
ヴィルヘルムスヘーヘ公園に行きました。

カッセルでは毎年夏季に、週二回「水の芸術」というショーが行われています。
これは、スヘーへ公園の頂上にあるヘラクレス像の足元(山の上)から
数箇所の見どころ(滝や橋)を通って、水が山の麓まで流れ落ちるショー
らしいのですが、私たちは渋滞で時間が間に合わず見られませんでした。


せっかく偶然にも曜日は合っていたのに~っと何回も言っていたら
オットに「しつこい」とムカつかれ・・・

でもヘラクレス像のあるところからの眺めは町を一望でき、風も涼しく最高でした。
  
 

ここから大量の水が一気に流れる様はさぞ素晴しかっただろうと思います。

てっぺんについているヘラクレス↓
  
  

2日目はお目当てのクアハウス、クーアヘッセンテルメへ。


ただでさえデンマーク暮らしで大きな温泉に飢えている私たち、
旅行9日目で更にお風呂に飢えていました。


気持ちよかった~~~


なぜか館内の内装はすべて日本あるいは中国風で、
お客さんはほとんどお年を召したドイツ人たち。そして空いていました。

前のコブレンツもそうでしたが、カッセルもどちらかというと
海外からの旅行者より、ドイツ国内からの旅行者が多く
コブレンツは伊豆、カッセルは軽井沢のような・・・そんな感じがしました。

とはいっても、「地球の・・・」にも掲載されているし
ここの出入り口にはこんな風に日本語もあったので、
日本人もよく来るのでしょう。
 

この温泉施設、中にジャグジー数個、内外に大きな温泉プール、
 
流れる水路、滝、サウナ(男女共同、全裸で入らなければいけない)、
日焼けマシン、蒸気風呂、休憩所、レストラン、マーッサージに映画、と何でも揃っており、
 
子どもは無理だけど、大人だけなら一日いられます。
うちの子たち、水に入るときは親からしがみついて離れません

オットは「家が近けりゃ年間パスポート券買う」というほど気に入ったようです。


温泉施設を出て一度ホテルで休憩し、
その日の夜は、最後の夜だからということで、
カッセルの中心街でお寿司を食べ、そこから
程近いオランジェリーというお城をみて帰りました。
 


そして次の日、またまた渋滞にあいながらも
600kmを走り、家路に着きました。


夏のドイツ、オランダ、ベルギー旅行はこうして無事終了。
旅行中、オットと何度も言っていたのは
「親も去年より子連れの旅のコツを学んだけど、子ども達も一年経って
ずいぶん成長したな~~」ということ。

今回はテツジローのベビーカーも持ってこなくてすんだし、訳わからんぐずりも
ほとんどなくなりました。

子連れで無理しないというのは鉄則ですが、具体的にどうしたらいいのか去年はまだよくわかっていませんでした。
子どもの性格、性質にもよるのですが、
ウチの場合

一都市2泊以上する。
朝10時過ぎに出かけたら昼2時ごろには一度ホテルに戻る。
大きな都市で買い物をしようと思わない。
乗り物(バス・電車・船)をうまく使って休憩を何度も入れる。
DVD持参(親の作戦会議中、ホテルで子どもは暇なので)
お菓子、小さなおもちゃは現地で子どもと調達する。(そのほうが子どもにも旅行の楽しみができる)


でも、やっぱり何をしてもギャーギャー、ぐずぐず泣いちゃう子(特に2.3歳)
って言うのがあるのは仕方ないことですよねテツジローも今になってようやくですから・・・

ライン河観光

2006年08月19日 | 旅日記
ライン河観光船、と一口に言っても、
船の発着場所、船をだしている会社は色々あって、
例えば一番有名だと思われるKDラインという会社の船は、
コブレンツ~マインツまでを往復していますが、
他の会社ではコブレンツ~ザンクトゴアール間の往復だったり、
ケルンから出ていたりもします。
(ちなみにモーセル河観光船もあります)

観光船は移動するために乗るものではないので、
速度もゆっくりで、いろんなところで泊まるため
始発から終点までは早くて6時間遅くて8時間ほどかかります。
(KDラインの場合、でも他の会社も速度はあまりかわらないと推測)

私たちは子供連れであることもあり、
コブレンツからKDラインに3時間ほど乗り、ザンクトゴアールでおりて、
電車でコブレンツまで帰ってこようということになりました(電車だと約30分)



しかし、11時発のその船に乗るのに、起きたのは10時前。
朝ご飯を食べていたら、もう10時半。
駅前からタクシーで船乗り場まで駆けつけると、
もう船はそこに来ていました。
オットが切符を買おうとしている窓口は船の乗り場に遠かったので、
こっちこっち!と走って呼びに行き、切符を買って船に乗り込み、
船が動き・・・・


ふと見るとKDと書いた船が今、船着場に来ています。


う~~ん・・・

私たちが乗ったKDではない、名も知れぬ会社の船でした。

「ま、ちょっと安かったし、景色は一緒屋からいいか~♪」
といいながら、景色を楽しみつつ乗っていたのですが・・・・
(夫が買おうとしていた窓口が正解だったので責められつつ)

船内での飲食の一切を取り仕切っている
小太りのひげのおっさんが~~~~~~
超感じが悪くて~~~~~
天気も景色も最高だったのですが~~~~
まずドリンク注文で不機嫌度5←出発後すぐに聞きに来たときに頼まなかったから
場所を移動したのでそこへもってきてくれるよう頼んだら20
メニューを持ってきてくれるよう頼んだら25←忙しかったから
全然来ないので催促したら40
あんまりおなか減ってないので子供用に一皿だけ注文したら60
テツジローがグラス落として割ってしまって100

不機嫌そうにいそいそ働くおっちゃんのところまで謝りに行ったら
目も見ず、歩調も緩めず「ノープロブレム!」と仰いました。
でもかたづけてくれなかった・・・


天気も景色も最高だったのですが、これだけが一つ残念な思い出となりました。

もし次ライン河観光船に乗ることがあるならKDラインに!
乗ってないからわからんけど、たぶんあっちのがいい!

と思ったりして・・
日本語での観光スポットの説明も流れるらしいです。



で、肝心のライン河ですが。


 

川の雄大さと、点在する古城と、川岸に見えるブドウ畑と、
抜けるように青い夏空が、とてもとてもきれいで
風が心地よくて・・・来てよかった~としみじみ思いました。
  
 
 
        船から見た城、こんなんとっても意味ねぇ~っておもいつつとっちゃうんですよね

父なるライン河

と呼ばれる所以が少しわかったような気分になりました。


周りに雰囲気を壊すようなものが一切見えないところが素晴らしいです。


帰りは有名なローレライ:妖精の岩:岩壁を駅のホームから見て帰ってきました。

Koblenz:コブレンツ

2006年08月17日 | 旅日記
ブリュッセルで3泊したあと、次の宿泊地を決めた条件は
移動距離300km以内
大都市ではなく、
できればライン河観光船の乗り場があるところ。


その結果たまたまコブレンツになったわけですが、

そうやって適当に決めた
コブレンツが今回、一番のお気に入りの場所になりました。


コブレンツの一番の名所は
Deutsches Eck(ドイチェスエック)
ライン河とモーセル河の合流地点です。

ちょうど涼しくなってきたころ、
ホテルからドイチェスエックまでの約4キロを子ども達とのんびり歩きました。
コブレンツ中央駅のまん前にあるホテルから、
目抜き通りを抜けて、途中メッテルニヒの家にも立ち寄りました。


ドイチェスエックを目指して歩く、
モーセル河の散歩道は夕暮れ時ということもありとてもロマンチック
 
アイス屋さんやホットドックスタンドも何件かあります。
なんと気の利いたことに、そこの前には公園があり、
子どもが遊んでるのを見ながらゆっくりビールが飲めたりもするのです。
 


到着したドイチェスエックは写真で見て想像していたより
ずっと大きく、岬の前にあるヴィルヘルム皇帝の大きな大きな騎馬像
にのぼり、高いところから川の交わる風景を見ると
さらにまた川の雄大さが感じ取れて、本当に感動しました。
               
 

「地球の・・・」では二つ星だったけど、個人的には三つ星です!


帰りに(結構遅くなって、10時ごろ)目抜き通りからでているいくつかの小道を歩いてみると、
年齢でいうと50歳以上のおちついたカップル達(死語?)が
そこかしこのオープンカフェで、お酒をのみながら長い夜を楽しんでいました。

あぁうらやましい~。年を取ったらこんな楽しみもあるよね~。と

オットと、子どもが大きくなったらもう一度来ることを約束しました。
それまで家族全員元気でありますよう、オットの飛行機嫌いが治っていますよう
祈るばかりです。


次の日はライン河観光船に乗りました。
長くなりそうなので次回に。

ブリュッセル

2006年08月12日 | 旅日記
えらく長い時間(約一ヶ月)経ってしまいましたが
ついに、今回の夏の旅行の目玉、ブリュッセルです。
夏の旅行計画中、ドイツもオランダも私の中では「ついで」にしか過ぎず
なんといっても一番行きたかったのはベルギーだったのです。


楽しみにしていた理由の全ては「食」。
子連れで買い物も美術館めぐりもできない今、
楽しみといえば「食」くらいしかなく
バルセロナ旅行以来、グルメツアー(といってもB級グルメ)
が頭から離れなかったのです。


一般的にプロテスタントの国の食べ物はおいしくないといわれています。
オランダ・デンマークはプロテスタントの国、
ベルギーはカトリックの国です。(ドイツはほぼ半数ずつだそうです)
ベルギーはフランスとお隣で公用語もフランス語で、
フランスの食文化の影響を大いに受けているそうです。



が、が、が、んが、しかし、3泊したブリュッセルで
おいしかったものといえば・・・ムール貝。のみ
あとはまぁワッフルがおいしかったかな・・・と。
チョコレートも有名なので日本でも人気のノイハウスのチョコレートを
買いましたが・・・そんなに感動するほど旨くない。というのが本音。
あ、私は全く舌が肥えてない人です・・・念のため。


これはひとえに私の情報収集不足&スペインのバルのように
気軽に入れるレストランがあまりなかった、せいだと思います。


ただし、ここのムール貝は特筆すべき旨さでした!
もう成仏できる~ってくらい
 
左はこれもおいしいとネットで見た、
ステーキ・・デンマークでかたい肉ばっかり食べてるのでやわらかくて、ジューシーでー・・・とにかくおいしかったです!

鍋いっぱいのムール貝、テツジローも「貝!貝!」といってもりもり食べていました。




そしてベルギーで食以外に有名なものといえば 小便小僧 ですよね。
世界三大がっかりで有名な。

もちろん見に行きました。これ↓


小さいとは聞いていたけど、こんなに小さく、しかもこんな服を着せられて
そして普通の道の片隅にあり・・・

これは政府の観光客誘致のための策略ではないかと思えるほど
がっかりというか、わざわざ見に行った自分に腹が立ったほどがっかりさせられ
むしろ本望です。

そして、行かなきゃいいのに女版小便小僧まで見に行きました。
イロ・サクレ地区というレストラン街の小道にそれたところに
だ~れにも見られずそれはありました。

気分を害しました。


気を取り直して・・
やはりブリュッセル一の名所といえばGrand Placeです。

                            

                            


ヴィクトル・ユーゴーに「世界で最も美しい広場」、
ジャン・コクトーに「豊饒なる劇場」とたたえられたそうですが、
ここは本当に圧巻でした。
たった、110m×70mの広場の四方に、
一つずつがそれだけ立ってもすごいと思わせるほどの
建物でかこまれているので、なんだか贅沢な気分になりました。



夕飯がてら寄ったホテル近くの聖カトリーヌ教会。
中は静かで、ひんやりしていてとても心地よかったです。


いつも教会を外からばかり見ているけど、こうやって中に入っているのもいいもんです。


ところで、小便小僧をフランス語で書くとManneken Pisなのだそうですが
日本にある(関西だけ?)有名なワッフルのお店「マネケン」はここから来ているのですね。初めて知りました。
ちなみにブリュッセルにも同じ名前のワッフルやさんがあるのですが、全く関係はないそうです。
ただし、店構えはそっくり・・・

そんなこんなで次はオマケと思っていたドイツに・・・




アムステルダムにて(オランダ)

2006年07月30日 | 旅日記
3日目はブレーメンからオランダのアムステルダムに。

朝11時頃ブレーメンを出て着いたのは夕方5時ごろ。
何度か道を間違えたので走行距離は400ちょっとかな?


オットが運転に血眼になっている間に、私はアムステルダムの高速から見える
奇抜でCOOLなダッチデザインのビル郡にすっかり気をとられていました。



やっとホテルに辿り着くも、ネットで予約していたはずが予約されていないと!
「ちょっとまって」と言ったっきり、どこかへ行ったホテルのお姉さん。
放っておかれてるな~という臭いがぷんぷんしたので、
他の人に聞くとあっさり鍵を渡してくれました。なんなんだ一体?!



この日は疲れ果てていたためホテルのレストランで食事。
正真正銘の移動日として終わっていったのでした。



次の日は市電に乗って中心街へ。
まずは目抜き通りを歩いて、オランダ名物のパンケーキをお昼に食べました。
 
パンケーキといってもデザート系からおかず系まで様々でクレープのように薄く
ハムとチーズの乗ったものはピザのような感じ。
私的にはベルギーのワッフルよりこっちのほうが好きです。




昼食後ゴッホ美術館へ歩いていこうと思いましたが
暑くて暑くて、子どももぐずるのでまた市バスに乗ってGo!


とはいっても子連れで美術館に入る勇気はなく結局ショップどまりだったのですが。



ところでヨーロッパの各都市では市電一日券、地下鉄一日券がとってもお安く
(大体一日5ユーロ前後でした)買えるので、ツーリストにはかなり便利です。
中にはグループ券(大人4人子ども2人までのれる)などもあり、更にお得!




その後、アムスの運河ツアーに乗り、駅をぶらぶらしてまた市電に乗って
ホテルまで戻ってきました。
 
有名なアンネフランクの家はいつ行っても行列があるほどの人気だそうで、
夜行こうと思っていたのですが、疲れ果ていたので断念しました。



晩ご飯はホテルの近くの中華料理。
またまたご当地料理を無視する私たち。

だって~
「オランダ料理はおいしいものがあまりなく、あえて言うなら
インドネシア料理や他の国の料理がおいしい(移民が多いから)」
って聞いていたもんで。


ちなみにブレーメン二日目の夜はインド料理でした。おいしかった。




アムスで買った物。

オランダのスーパーHEMAにある子どもグッズは噂どおりかわいく、
コップ、カサ、木製汽車、などなどをお買い上げ♪
 

子連れ旅行の極意は、自分のもの(服飾類)を一切見ないこと。
見たいとも思わないこと
なんだかせっかく来たのにもったいない気がするけど
見たくてもゆっくり見れないし、見ようとすると逆にストレスがたまるので
せっかくの旅行をみんなで楽しく過ごすためにはこれが重要な事だとつい最近気づきました。



次の日、ブリュッセルに向かう前にホテルの近くの露天で
オランダ名物ハーリングを食べる事ができました。

ニシンを塩でしめ、上に玉ねぎのみじん切りをかけただけのものですが、
意外や意外パンケーキの次においしかったです(笑)!



オランダ、行く前は何もないイメージでしたが、
せめてもう一泊すればよかったと思わせる国でした。
そんなに遠くないしリピートする事間違いなしです!


次の課題にチューリップ、風車、青空市、アンネの家、噂の飾り窓?を残し
次はベルギーに向かいます。


<オマケ>テツジローにねだられ買ってしまったしょうもないもの。

左:巨大ボールペン
右:きもきもボール、グニュッと握ると・・・・↓
 

ぼとぼとッと血みどろのネズミが~~~ぁ!


ブレーメンにて

2006年07月29日 | 旅日記
一日目

家→Rødby(フェリー乗り場)→Puttgarden(おり場)→Bremen


デンマークからはドイツ・イギリス・スウェーデン・ノルウェー・
デンマークのフュン島・ユラン半島へフェリーで行くことができます。


フェリーはネットで予約できます。
もし予約にまにわなかったり、行けなくなってしまっても
予約のない人がかわりに乗るだけなので気楽です。
また時間や曜日によっては2時間待ち、なんてこともありえるので便利です。


この日の走行距離は約350km。


夕方3時ごろようやく高速をおりてホテルにたどりつくまで一苦労。
平日の夕方の街の中心を右も左もわからない外国人が走るほど怖いものはありません。
このあとのアムステルダム、ブリュッセルでも同様に、
かって知ったる地元民のスピードと運転の荒さにはついていけず
ホテルまでの道のりはかなり怖い目にあいました。

それに加え、この時間は一日中車に乗せられた子供たちの限界が来る時間
でもあり、暑いは、道混むは、焦るは、疲れてるは、子ども泣き叫ぶはで結構悲惨な状態に


運転するのはもちろんオットなので、
ブリュッセルを出た後「もう大都市には泊まりたくない」と言って
このあとの宿泊先を変更するほど、大都市恐怖症になっていました




ちょうどこの日はワールドカップ、ドイツ3位決定戦の日。
高速にも国旗をつけた車がたくさん走っていました。
車だけでなく一般家庭の窓にもドイツ国旗が。(かなり見難い写真ですが)
日本でこれをやったら間違いなく変な目で見られますね。




この日の夕飯は旅行初日から「寿司」
しかも「回転寿司」の「食べ放題15ユーロ」
このお店を見つけたのはBremen在住の方のブログ。
その町在住の方の自分の足でかせいだ情報って貴重でありがたいです。


我が家はドイツに行くと必ず寿司を食べに行きます。なにかまちがってる
ドイツではデンマークの半額くらいでお寿司が食べられます。


次の日ブレーメンの中心へ。
そしてお決まりの「ブレーメンの音楽隊」の像へ。
町中でいろんな形の「ブレーメンの音楽隊」がみつけられます
 



左:ベットヒャー通り。小道好きの私を萎えさせた、入り口の金のレリーフ。  右:旧市街地、ここも楽しい小道。 
 



ブレーメンでみつけたかわいいおもちゃ屋さん。
これと(14ユーロ)これ(1.6ユーロ)を買いました。
手作りの木のおもちゃもかわいいくてリーズナブルなお値段で売られていました。
場所はObernstr.沿いのデパートKarstadtの斜め向の角。