ぱっぱらっ記 In Danmark

夫の転勤に伴い、家族四人=夫、私、長男3歳、長女1歳でデンマークで、2年間暮らした記録です。

バイバイ

2006年03月31日 | デンマークでの育児
あぁ~・・・全然テスト勉強がはかどらない・・・。

まぁ、学生のときのような危機感もないので仕方ないか。


ところで、春といえば 別れの季節 です。


我が家にも昨日とてもとても辛い別れがありました。
そしてその痛みは今もまだ続いています。


我が家が、というより 私とカノスケなんですが・・・

 お別れしたのは


  おっぱい     



そうです、ついについに断乳を決行したのです。


今おっぱいは直径5センチ大の石を片乳に4個づつ入れてるような
形状(つまりボコボコにカチカチに腫れている)で、痛くて痛くてたまりません。

テツジローのときのように熱はでていませんが、頭まで痛くなってきました。


今日の昼あまりに痛いので一度手で搾乳したのですが、自分で自分の乳にあきれました。

ぷっしゅーぷっしゅー  とでることでること。

そういえばカノスケ、毎晩授乳後に「げふっ」ってゲップしてるもんな。



カノスケは今2歳と25日です。

もう充分すぎるくらい飲みました。

本当は本人がいらないと言うまで飲ませたかったけど、
虫歯が心配な事、食が細い事、夜何度も起きておっぱいを飲むだけでなく
嫌な事があったとき(テツジローと喧嘩したとき、こけたときなど)ことあるごとにおっぱいをせがむ事、
などなどを考えると、自然にやめるまで続ける意味があるのかどうか疑問に思ったのです。


それと、私自身とてもとてもしんどかったし。
授乳しながら食事、勉強、パソコン。
毎晩の布団の中、車の中、飛行機の中、公園、レストラン・・・
もう数え切れないくらいおっぱいを出し続けてきて、そろそろ限界が来ていたのです。
授乳中は体からカルシウムが排出され続けるのは良く知れれている事ですが
(おっぱいからでる以外に)、どんなにカルシウムの摂取量を増やしても、
授乳中は体内のカルシウムがある一定の量を超えると尿から排出される
ということが、最近わかったそうです。

そんなことを考えていると・・・やめれば?! と思ったのです。


というか、周りの人は まだやってるん?まだのんでるん?と思っているだろうことなので、
こういうやめる理由をぐちゃぐちゃ考えてる意味もあまり理解されないのかもしれませんが・・・・



で、昨日の夕方「これでおわりやで」といって最後のおっぱいをやったのですが・・・



泣けました・・・


おっぱいがでてよかったと思ったことなんて一度もないのに。

私はおっぱいを出すと同時にすごい倦怠感が襲い、気分が悪くなるのです。
特に自分が疲れているとき、産んでから3,4ヶ月まではそれがひどいのです。
だからおっぱいをやっていると幸せな気分になるというのも体験した事がないし・・・



でも、おっぱいを一生懸命飲むカノスケの顔を見ていると、
これでもうほんまに終わりなんやなぁ、私ももうやる事もないだろうし、
カノスケも一生おっぱいのまへんのやな~と思うとすごく感傷的になってしまいました。


で、昨晩は案の定 泣きました。

8時過ぎに布団に入ったのですが、号泣というより、ぐすぐすえへえへ 
と泣き続け、結局爆睡していたテツジローまで起こし、1時ごろ諦めて寝ました。
そして3時と6時に、おきて10分ほど泣き、また寝ました。


おっぱいには猫の絵を描きました。乳首に絆創膏を貼って鼻にしました。


初めて猫のおっぱいを見たカノスケはいったん泣き止み、
少し笑って「にゃんにゃん?」といいました。


「そうやで、にゃんにゃんがもうおっぱいあかんって、乳首とって行ったんやで。
今ママここイタイイタイからもうあげられへんねん」といいました。


おっぱいがもうないのは理解したようだけど、どうやって寝たらいいかわからない様子のカノスケ。


今晩も泣くだろうな。


まだ少しかかるだろうけど、親子で頑張っておっぱいにさよならしようと思います。

ただいま~

2006年03月25日 | 日々のこと
一昨日の夕方バルセロナから戻りました。

家族全員元気でスペインの春を楽しんできました。


バルセロナ サイコー!


こんなところがデンマークから飛行機で2時間でいけるなら
そりゃあ、デンスケのスペイン好き、永住希望者続出も頷けます。


ま、それでも 住むならデンマーク と私は思うのですが。


ところで、当然スペインの楽しい思い出をキロクしておきたい私ですが、
語学学校の初めてのテスト(簡単らしいが一応準備は必要)が迫っているので
しばらくブログをお休みします。

2週間以内には復活するつもりですので、また覗きに来て頂けたら・・と思います。

出生前診断

2006年03月12日 | デンマークミニ情報
日曜、少しの間でしたが、
ウチに遊びに来てくださったMさんに興味深いお話を聞きました。

Mさんは現在妊娠7ヶ月の日本人女性、
ご家族にはデンマーク人のご主人、今度5歳になるK君がいらっしゃいます。

そんなMさんに聞いたデンマーク妊婦情報?

デンマークでは2・3年前から妊娠12週の妊婦さん全てに
胎児のダウン症の有無を調べるテストがされるようになったそうです。

今まではお母さんが35歳以上もしくはお父さんが50歳以上の夫婦の
赤ちゃんに対してだけ、羊水検査などが行われていたそうなのですが、
近年ダウン症児の両親の割合が若い世代で多くなってきているそうで
(おそらく検査で判明した場合中絶を選ぶ場合も多々あるから。
つまり検査をしていないと中絶する可能性もないわけで・・・)
全妊婦に対して行われる事になったそうです。

で、この羊水検査というのは1パーセントくらいの流産の可能性があるそうで
それを全妊婦に行うわけにはいかないので

12週の時点で

血液検査の結果
両親の年齢
エコーで胎児の首の後ろの厚さを測定(ダウン症のある胎児はここに水がたまる?)し、
これらをポイント計算した上で

ある一定の数値以上の人は
羊水検査など、更に詳しい検査を受けることになるのだそうです。

この前述の検査はなんと90%くらいの判断率だそうです。


一瞬、「日本でもやればいいのになあ・・・」なんて思いましたが

わかってどうするのか・・・・という事を考えると
やはりとてもとても難しい問題だなあ・・・と思い直したのでした。



ところで
明日から1週間バルセロナを旅してきます。

今回始めて気がついたのですが、飛行機って2歳からお金かかるんですね・・・

気づくの遅すぎ・・

格安航空券は子供料金の設定がないことが多いらしく、
2歳になったばかりのカノスケ、大人と同料金払いました。

うーん当分飛行機での旅行はできなくなりそうな気配

ともあれ楽しんできまーす!

長い「真」冬

2006年03月12日 | 日々のこと
デンマークでは本屋さんもバーゲンします。
これは町の本屋さんで199kr→30krでゲットした絵本。
「島から島へ」




以前さちーさんの日記で書かれていた
「デンマークの自殺率は4月が高いらしい」というお話。


なんだか最近わかる気がします。

いやいやいやいや・・誤解しないでください。
私、心身ともに元気です。(っていってる人の方がやばいの?)

いやほんと、まだ一年目の冬なんで、寒さや暗さにそんなにゲンナリする事もなく、
特に今気が病んでるわけでも凹んでるわけでもないのですが、


なんちゅうか・・・


デンマーク 冬 長いすぎ


日本の真冬って、温暖化の影響もあって
賞味12月末~2月半ば?


それに対しデンマークでは11月半ばから暗くて寒い日が延々延々つづいて
ようやく2月末に明るくなってきて、
明るくきれいな青空の天気のいい日もたまーーーーにあったりして

「春!春到来!」
「ついにきたぞ!これからがデンマークの季節!」

って思った次の日に大雪・・・ってことが
もうええって!ていうくらいしつこく繰り返されるんですね。3月今現在も。
そして去年4月に来てから、暖かくなるまでのことを思い出すと・・・

「春?」って思ったのは確か5月なんですねぇ・・・


まだまだや~
そりゃあ何年も住んでたら息切れしそうになるって?

日が確実に長くなってきているから余計に

「なんで?!また雪?!」とおもうのと同時にガックリくるのかもしれません。



で、何度も春に裏切られて
「もうやってられません」って
堪忍袋の緒が切れてダイブしちゃうのでは・・・?? 

自殺って発作的にやるって言うし・・・



と昨日の夕方また降り出した雪を見て思ったのでした。

ももちゃん

2006年03月11日 | 日々のこと
わーい!桜餅いただきまちた!!




ブキミ赤ちゃん人形の名前が決定しました!


「ももちゃん」



名付け親はテツジローです。

私、これをきいた瞬間吹き出してしまいました。

というもの・・・


予定日が2月24日だったのになかなかでてこなかったカノスケ。
もういっそのこと3月3日に生まれてきたら覚えやすくていいのにね・・
なんて話していたとき。


オットが
「3月3日に生まれたら ももみ(桃実?) にしようか」と
突然言い出しました。
私:「も、ももみ~?!ちょ、ちょっとそれは・・・」
オット:「なんで~結構いいと思うんやけど」
私:「なんか、ももみって・・・」

後日ママ友や学生時代の友人達にこの話をしたところ
ほとんど全員が↑の私の「・・・」と同じ感想を持っていたのでした。

桃実って・・・大きくなったらお父さん心配でたまらんような女の子になりそう!
       お色気むんむんな女の子になりそう!
       おっぱいめっちゃ大きい女の子になりそう!

そして 極め付き AV女優みたいな名前やなぁ!


やっぱ、そう思うよね~??

昨日それを思い出して、一人笑っていたら
オット:「なんやねん?」
私:「いやあ、パパ、カノスケを ももみ にしようとしてたよなぁ・・て
   思い出したらわらけてきて」
  「あれ真剣にいうてたん?」
オット:「うん」


あぁ3月3日に生まれなくてよかった

今のカノスケ見てても桃実には程遠いもんね!

で、ブキミももちゃんのほうは今どうなっているかというと、
かわいがられたのは数日で、
今では口からはあふれるほど水をどんどん飲まされ・・・(涙が見たいらしい)
オムツを引っぺがされて、おしっこはたれながし・・・
ことあるごとに、床に落とされては

「あっ ももちゃんが・・・
「まま~、ももちゃんが・・・

と完全にいたぶられています。むごし


おまけ


最近 DVDで ルパン を見たテツジロー。

朝私のお着替えシーンをジーっと見ていて・・・

テ:「あのー、ふじこはなぁ それせえへんねんで」(私のブラジャーを指差す)

私:「なんで~?」

テ:「あのーふじこはなぁ はずかしないねん」

だって

確かにふじこは裸にライダースーツだもんね!

子育て事情②の2

2006年03月10日 | 子育て事情
なぜデンマークの子供たちがお行儀よく見えるか。というか
実際外でおとなしくできているか。

注)私の狭くて浅いデンマーク社会とのかかわりの中でみつけた私なりの考察です

私が思うに、デンマークでは小さいころからの「おさえつけ」
が徹底しているからではないかという事。

「おさえつけ」というと言い方が悪いですが
他に適切な言葉がみあたらないのであえてここではこの言葉を使います。
個人的にはこのことに対して否定的な感情は持っていません。

何に対して「おさえつけ」と言っているのかというと、
デンマークでは 家庭の主役はあくまでも親である というスタンスを
貫いている点です。


例えば
子供が1歳になる前から、誰かに(大抵はじじばば)預けて夫婦だけで旅行へ行くのも珍しくはない事


子供たちにとっては概して退屈な時間である大人の酒盛り(ホームパーティー)が、
暖かい時期毎週のようにあちこちで行われている事。
(その時間、子供がどのくらい楽しんでいるかどうかはそれほど重要ではない?)
(もちろん同じくらいの年の子がいて、子供たちだけで遊べる年になれば子供もそれなりに楽しめると思います)

生まれたときから寝室が別である事(欧米では普通ですよね)

外でお昼寝をさせる事
(こちらでは寒さに慣れさせるため、呼吸器官を鍛えるためといわれていますが、
子供が外に寝ていたほうが親にとって便利な事もたくさんある)

だっこひもの使用頻度が低い事(親の身体的負担が大きいため?)←町の作り、公共機関、国民の意識からして違うせいもあると思います。
日本はベビーカーでは歩きにくすぎる!

子供のおもちゃ・服は生まれたときからある子供の部屋においてあること
(我が家は服もおもちゃも絵本も全てリビングです

などなどです。(どれも最初が肝心!なんだろうなぁ)


それに加え、
大人の時間を邪魔すると子供はとても厳しく叱られます。
例えば親と幼稚園の先生がお話している途中に話しかけたりすると
てきめんに?叱られます。

叱る時は手も出さず、大声も出しませんが
顔を30cm以下に近づけて、
それはそれはつめたーい目で、ときには指を刺しながら
ビシャリっと叱ります。
はっきりいって相当怖いです。
これだったら笑顔で「このくそボケが!」っていわれたほうが
よっぽどダメージ低そう・・


しかし怖さ100%なので子供の服従度?も100%です。


個人的には、子供にお父さんとお母さんは怒るとすごく怖いと思わせることは大切だと思います。(実践できているかは疑問)




日本では子供が生まれたときから自分の時間が極端に減り
いろいろな行動が制限されることは当たり前で仕方がないことだと多くの人が思っていると思います。
それでも子供が小さいそのときにしかできない事も沢山あるのでそれは貴重な時間だと・・・
確かに私は今でもそう思っています。

でもこちらでは
子供がいてできない事があるのはもちろんだけど、
その程度はずいぶん低いような気がします。



それと、これは日本も学ぶべき「おさえつけ法」であると思うのですが、
デンマークでは銀行、警察、市役所、病院、洋服屋・・・
大抵どこに行っても子供があそべるプレイコーナーがあります。
これは子供のことを思ってだけではなく、大人の都合に合わせて
子供をうまく黙らせておく術だと思うのです。

子供は言い聞かせるだけではどうしようもないときがあるのは、
子供を持つ親なら誰でも知っていることなので、
親子お互いののストレスを軽減するためにできることはやりましょうという考えがからきているのだと思います。

その結果外で買い物に連れられている子供たちは日本のスーパーで大の字になって大泣きしている子供達とは違っていい子に見える・・というかいい子にできるのではないでしょうか。


以上、まったく独りよがりなデンマーク育児事情レポートでした。


それでもやっぱり1~3歳くらいの子供がスーパーでどうしようもなくぐずって泣き叫ぶ場面は頻度は少ないですが見かけますよ~当然ですよね








子育て事情②

2006年03月10日 | 子育て事情
先日こんな事がありました。

オットがテツジローとスーパーにお買い物に行ったとき、
テツジローが急にぐずりだして、どうにも手のつけようがなくなり、オットが
「もう、ええかげんにせえ!」といってテツジローの頭をパチコーンとやったらしいのです。

ウチの家では頭をパチコーン!なんて
よくあることだし、日本でもよく見かける光景なのですが・・・
(とんでもない!子供に手をあげたことなんて一度もない!というかたもいらっしゃるとは思います)

ここはデンマーク。

パチコーン!とやった瞬間に、つめたーい視線を感じて振り返ると
デンマーク人のおばあさんがすごい顔でにらんでいたそうです。


確かにデンマークに来てからというもの、子供に対するこのくらいの
軽~いシバキも外で目にすることはありません。


きいたところによるとデンマークでは虐待はおもーい刑が処せられるし、
外で子供をひどく怒鳴りつけたり、たたいたりすると、すぐに
周りの人たち(他人であっても)が「何で叩いてるんだ」と止めに入ったり、
時には通報されるそうです。

実際に、お友達Kさん(旦那様)がチボリの前で息子のS君をきつく叱っていたら、
道行く人ににらまれ、注意されたそうです。


日本では、たとえばクリスマス前の土日にトイザラスなんかに行った日にゃあ
ギャースカないている子と「ええかげんにせぇよコラ!」といいながら
子供の頭をパチコーンと叩いているお父さんお母さん
「このくそボケが!」「しばくぞコラ」と暴言を吐いているお父さんお母さん
を見ることは珍しくありませんでした(大阪ってこともあって特に口が悪いです・・・)

しかしデンマークではそういう光景は一切目にしません。
もちろんデンマーク語なので暴言吐いてたって気づいてないだけかもしれないですが、
少なくとも大声で子供を怒鳴りつけているのも目にした事はありません。


こちらへ来た当初は
デンマークの子供たちはお行儀がいいから?
それともデンマーク人はしつけが上手だから??と思っていました。

しかし今は それだけではない と思うのです。


まず子供を叩いてる光景を目にしないのは上に書いたように
(軽くでも)子供を叩く、暴言を吐く事はデンマーク社会の中ではとんでもないこととされているし、
それをしてしまうと、周りにいる誰もが黙っていないというのが一つの理由。

それとそこまでになるほど(親が一時理性を失うほど)、
デンマークがストレス社会はでないというのがもう一つの理由だと思います。

以前にも書いたようにデンマークは
ほとんどが共働きのため、家庭に適度な風穴があり、
両親とも自分の時間というものを持っています。
そしてその分家族が一緒にいる時間をとても大切にします。
また日本と比べると実労働時間が短く、頻繁に遅刻早退したり、
有給をとることでゆとりを持った生活をしているように思います。


それに対して、毎日遅くまで働いて、
土日も休日出勤やなんだかんだでろく休みのない日本のお父さん、
その裏側で四六時中子供とまったりぐったりな日本のお母さん
(全部がそうではない事は重々承知しています)


そんな日本のお父さんお母さんが、
例えばクリスマス前の土日のトイザラスに行ったとき、
(子持ちの方にはわかると思いますが想像するだけで行きたくなくなるような混雑のしようです。)

子供のために疲れた体でおもちゃを買いに来たはずなのに、
どうしようもないくらいぐずり倒す子供に対して冷静に対処できず、
きつく叱る→更に子供が手がつけられない状態になる→親子共々どんどんヒートアップ
・・・・・・→「このくそぼけが!」となるのも理解はできますよね。
コドモって親がイラついてるときに限って、そしてイラつけばイラつくほどぐずるから・・


注)

これは、あくまでも私が見かけた疲れている風のお父さんお母さんが、
その状態にいたるまでの私なりの解析ですので、
日本のお父さんお母さん、クリスマス前のトイザラス、の大部分をさしているのではありません。念のため。
虐待のニュースを見て「まったく訳がわからん」というよりも、
「そこまですることはなくても、そうなっていく状況もまぁ理解はできる」
と思うのと同じようなものです。




とはいってもデンマークの子育て全てがすばらしいわけはなく
以前も書いたように両親が完全に外を向いてしまった家庭は、
適度な風穴どころか大穴が開いてしまい、家庭内に隙間風がビュービュー吹いてしまっているのです。


そして実際、現在デンマークでの虐待件数は毎年増え続けているそうです。
(具体的な数値がなくて説得力に欠けますが)


と、ここまでは、
デンマークではなぜ外でお父さんお母さんが子供を叱り飛ばしていないか
についてでした。
次は
それでもやっぱり、デンマークの子供たちの多くが外でお行儀よくおとなしくできているのはなぜか?について。

長くなるので2つにわけます。


tillykeカノスケ!

2006年03月05日 | デンマークでの育児
昔から「雛人形をしまい遅れたら嫁に行きおくれる」と言いますが


ひな祭りを一日遅れでやるのもやはりよくないのでしょうか・・・・


昨日3月4日はカノスケの2歳のお誕生日


そんな訳で?もちろん3月3日のひな祭りとまとめてセットでのお祝いとなりました


カノスケの後ろ写っているのは、我が家の自慢の七段飾り・・・な訳はなく
オットの職場に飾ってあるものです。
 
昔はこういうのが家にあることにすごく憧れたけど、
今、飾る&収納スペースを考えるととてもじゃないけど無理なのでした。



さてカノスケのお誕生日のメニューは


春巻き(注・ごちそうです!)
小細工ちらし寿司
なんちゃっておでん(注・デンマークではごちそうです!)
アンパンマンケーキ

 
でした。


そしてプレゼントは

ブキミ赤ちゃん人形!

 

BRIOの積み木(私が欲しいだけ)と迷いましたが、

最近保母さん宅にカノスケを迎えに行くと
リュックを背負って、帽子(キャップのほう)をかぶって、赤ちゃん人形をひきずっているご機嫌カノスケをよく目撃するのと、
カノスケがいつも保母さん宅で一つ上のお姉ちゃん達、
ヘリーナ、イーダにとてもかわいがられている様子を見ていると
赤ちゃん人形が小さい子をかわいがる気持ちを芽生えさせるのでは?!
それならばカノスケにも是非!

ということで、このブキミちゃんをプレゼントしたのですが


結果、予想以上の成功で、カノスケは赤ちゃん人形に完全に心を奪われてしまったようです。
昨晩はごはんも食べずに赤ちゃんの世話をし(付属品のおしゃぶりと哺乳瓶をひたすらつけかえている)
、お風呂も一緒に入りました。


このお人形、水を飲んでおしっこをしたり泣いたりします。

口から水を入れ左手を押すと目から涙が出て、おしっこは付属のオムツに染み出します。

カノスケよ・・・君はまだおっぱいは飲んでいるし、おむつだってしているのではないですか??


しかしカノスケはすっかり赤ちゃんのママになったつもりです。


生まれ方も大砲のようだったカノスケ、
ここまで育つのもスーパージェットに早かった気がします。
きっと来年も同じように思うだろうな。
あっという間に手が離れそうだから、今を満喫しなくては!


びっくりするくらい気がきつくて、そのなきっぷりもキョーレツだけど、
特に大きい病気をする事もなくいつも元気に飛び跳ねていてくれてありがとう!
その天真爛漫さを見ているだけで母は嬉しくなります。

愛してるよカノスケ!!ぶっちゅ~




さぁもうそろそろ本格的に断乳計画を立てなくては・・・


プラレール

2006年03月02日 | 日々のこと
帰任されるご家族のH君から頂いたプラレールセット!!(10台も!)



自称プラレールマニアのH君、ありがとう~
親子共々感激しています!




今テツジローの幼稚園では、おなかの風邪が猛威を振るっています。

暖かくなってくるころにおなかの風邪が流行るのはどこも同じですね。


そしてちゃっかり流行の波にのってしまったテツジロー、
今日は幼稚園をお休みしています。


はじまりは先週の金曜の晩、突然テツジローが嘔吐、日曜には、いつものようにテツジローから菌をもらいうけた私が嘔吐。


月曜は私は学校をお休みしたものの、昨日、木曜には二人とももうすっかり治ったと思いきや、
今度はテツジローの下痢が始まり、私の胃のむかつきもまた戻ってきてしまいました。


まぁ、私は食い意地が完治を阻んでいる・・・という気もしますが


久しぶりのテツジローとのまったりタイム

プラレール君が大活躍してくれています

お尻

2006年03月02日 | 日々のこと
あれれれれ???あきれるほどひつこく降ります。


最近思うどうでもいいこと・・・・


デンマーク人のお尻は ぼよ~ん

アフリカ系のお尻は ばいーん

西・中央アジア系のお尻は どしーん

東・東南アジア系のお尻は てれ~ん、いや、ぺしゃーん、ショボーンかな?あ、それは私か。

調査対象:30歳以上の所謂おばちゃん女性。30人未満。


こういうのが人種差別につながるのでしょうか・・・失礼しました


それにしても、町で見かけるデンマーク人の肥満率は以上に高いです。

私のほんと~うっに勝手な憶測ではデンマークの肥満率は65%です。

欧米は皆こんなかんじなんでしょうか???

時々「私ってガリガリ?」と・・・ってのは少し大げさかな?

大体食べ物からして脂肪分とリすぎって言うのはよくわかるのですが、

それだけでこんなに育つんでしょうかねぇ→お尻。

単にDNAの違いなのか・・・

ちなみにデンマークの高血圧・糖尿病羅患率はもちろん高いそうです。