ぱっぱらっ記 In Danmark

夫の転勤に伴い、家族四人=夫、私、長男3歳、長女1歳でデンマークで、2年間暮らした記録です。

保育園病

2007年02月08日 | デンマークでの育児
テツジロー初4コマ完成
ちゃんと絵本仕立てにしていました






テツジローが幼稚園に行くようになって、ふと気付いた事、

日本の保育園にうじゃうじゃしているような、
みるからに 病原菌 みたいな子があんまりいない。

はな垂れて、その鼻を服で拭いて、服もかぴかぴで
手も真っ黒で~みたいな子。


ただ単にみんな顔がかわいいから(西洋人の子ってほんまみんなきれいな顔)
なんとなくきれいに見えるのかと思ってたけど、


もしかして

子供が病気になったらお母さんちゃんと仕事休めるからかも。
と思った。

日本の保育園児のお母さん談。(みんなじゃないですよ)

「ちょっとくらいの病気なら休ませられへん。
 連絡帳に書く 今日の体温もごまかしてかいて、下痢してたら登園したらあかんから、
今日は薬の影響で便がゆるいってウソついて登園させる。
どうしてもひどくて休ませてもよくなったらすぐ行かせる。
かわいそうやけど、そうでないと会社勤めてられへん」

って。


で、保育園万年病気蔓延。


あと、今年は暖冬で雨ばっかり降って、中にいることが多いのでこちらの幼稚園でも風邪、インフルエンザが流行っているのを見ると、
外に出ている時間がデンマークのが長いのかなと思ったり。園内人口密度の違いもあるだろうし。


でも、いいことばっかじゃない。

デンマークの幼稚園のこの時期のトレンディ、といえば、

lus しらみ。

髪の長い女の子によくうつるらしいが、まいにち
「何月何日 しらみ 一人」とドアにはられているのを見ると、
ちょっと怖い。

この時期薬局には

夏の虫刺され対策コーナーのように

「しらみ対策コーナー」があり、
しらみシャンプー、しらみ用櫛などがたくさん売られています。


日本の保育園でもたまにあるらしいけど、ここまでではないでしょう、おそらく。



幼稚園でクラス替え&帰国告げる

2007年01月12日 | デンマークでの育児
テツジローの幼稚園と、カノスケの保母さんに
日本に帰る事を告げました。


もう少し早く言うべきだったのかもしれませんが、

冬休み前は心の整理がまったくつかなかったのと、
年明け早々に幼稚園全体のクラス替えがあり、
幼稚園も忙しそうだったので今になってしまいました。


今週の月曜日から新しいお部屋に入ることになり、
月曜の朝は、新しいクラスで子ども達と保護者達に飲み物をパンが用意されていました。


朝ご飯を食べてこないでいいから、いつもより早めに幼稚園に来て
新しいクラスでホッコリしましょうという企画です。
ほとんどが働く保護者達なので、よく配慮された企画だと思います。

しかし、ぼけぼけで無職な私はすっかり忘れていて、いつもの時間に行くと、
かなり最後のほうだったようで他に保護者は誰もいなかったので、

言うなら今しかない。

と、エリカに「日本に帰る事になりました。」

というと、もう目がウルウルしてきて・・・

それを見たエリカは「別の部屋にでお話しましょう」といってくれて個室で話す事になりました。


どうやって言おうか、結構長い間考えていたはずなのに
いざ言おうと思うと
ぐだぐだで

結局

あと1年いられるはずだったが突然帰れといわれたので帰るしかない。

テツジローは幼稚園にすっかりなれて、ここへくることをようやく楽しみだしたのに残念でしかたがない。

くらいしかいえませんでした。

色々言おうと思ってたことがあったけど、
今日はうまくいえない。というと


エリカもよくわかってくれて

私たちもテツジローが帰る事はとても残念です。
今あなたがうまく話せないのも当然の事。
せっかく努力して慣れた場所を去ることは辛い事だわ。
あなたたちは本当にたくさんのことをしてきたから。
もし何かいいたいことをおもいついたらいつでも話を聞くから言ってね。
日本に帰っても連絡を取り合いましょうね。


と言うような事をいってくださいました。


悲しかったけど、とりあえず一仕事終えたような気持ち。

ちょうどクラス替えがあって、エリカは引き続き担任のままで、
でもテツジロー一人クラスから出るような形じゃなくなって、
いいタイミングだったと思います。



そして、カノスケの保母さん イエテ なのですが、

実は12月のはじめ頃、彼女のご主人の手術がようやく終わり
全てのがんを取り除く事ができてほっとしていた直後

イエテの脳の血管に血栓がつまり、急に右半身が動かなくなってしまったのです。

その瞬間、カノスケはイエテの家で面倒を見てもらっていたこともあり、
私自身かなりショックでここにも書いていませんでした。


しばらくは投薬・入院だけで様子を見ていたようなのですが、
やはり調子が悪いという事で明日からまた入院・手術するそうです。

そんなわけで冬休み前からずっと、カノスケは他の保母さん宅に行っているのですが、
その保母さんがイエテと個人的に仲良くしている人なので
イエテにも伝えてもらえるように言いました。


帰国までにイエテが元気になってイエテに直接会ってお礼がいえるといいのだけど。

幼稚園でお誕生日会

2006年12月06日 | デンマークでの育児
月曜日テツジローの幼稚園でテツジロー5歳のお誕生日会をしました。




誕生日は8日金曜日だけど、その日は家でもケーキ食べるだろうし、
幼稚園のルシア祭もあるので月曜日にしてもらいました。


もう最後かも。って思うと感慨深くもとても楽しい時間でした。


オットも仕事を抜け出して見に来てくれました。


そんな大げさな事はしてないけど、

去年と同じクマさんのチョコケーキを焼いて、クッキー焼いて
ジュースと、お土産のお菓子と折り紙を入れた袋とを持っていきました。
 

お土産用のつもりだった、お菓子の袋はエリカに許可をもらって、
皆その場であっという間に平らげてしまいました。

こどもって、ほんまこういうの食べるの早いわ。


鉄太が「家にもうクリスマスツリー飾ってる人」ってエリカがみんなに聞いたとき
ちゃんと意味がわかって、さっと人差し指立てた姿を見てジーンとしたなぁ

みんなにお誕生日の歌を歌ってもらって
みんなの書いた絵をもらって
ケーキを切ってあげるとき



「(くまさんの)お腹をお願いします」とか

「ありがとう」


って、みんなちゃんと言うのがとってもかわいかった。

テツジローのお友達 ほんま、みんなみんな ため息が出るくらいかわいい。

もちろんテツジローもかわいいけど

早いもんで、もう5歳。
金曜日は巻きずし作ってお祝いしようと思います。




きのこ

2006年10月02日 | デンマークでの育児

ハナビラダケにアンズダケ

わーい、きのこきのこ。庭師レオさんにいただきました。
ところで水虫って、デン語でfod svamp 直訳すると、足きのこ・・・

*******
今日のお話。

カノスケが毎日通っているのは、
ダオプライモアと呼ばれる女性が自宅で3歳までの子どもを5人まで預かる
ダオプライという普通のお家。


私の町は人口約7000人で、ダオプライモアは30人くらいいるそうです。


このダオプライモアは5,6人で一つのグループを作っていて、
もし一人のモアが、病気や用事で子供の見れないとき、
同じグループのモアのところに子ども達は預けられるようになっています。
夏休みなども長期休暇の場合も、グループの中で子供を預けあいっこして、
それぞれが週差で休みをとる仕組みになっています。


カノスケのモア=イエテが、
そのグループの中でも公私共に最も仲良くしているパネーラというモアがいます。

そのパネーラが見ている子供の中にカストッファーという男の子がいます。


カノスケはカストッファーととても仲がよく
「今日も手をつないで遊んだのよね。二人は恋人ね。」とからかわれています。
もうすぐ3歳のあまりしゃべらないカストッファーと、
2歳半のデン語を未だに話さないカノスケの二人の間では、
言葉はなくとも妙に分かり合うものがあるようなのです。



先週イエテの旦那さんが入院するとのことで、
カノスケはパネーラのところに預けられました。


1週間毎日楽しくカストッファーと遊んで、
金曜日カノスケを迎えにいくとパネーラが



「カストッファーは病気です。うつる病気です。」



ががーーーーーーーん。



死ぬような病気ではないけど、家族にもうつる 疥癬 というダニが介する病気。


子どもを預けてる限り、伝染病は覚悟してるけど、
水疱瘡やおたふくや手足口病や、そんなんじゃなくて疥癬って・・・
ダニってーーーーっ


しかも潜伏期間3~6週って・・・・長すぎる。


寝具を介してうつる事が多いそうなので、
カノスケにうつってたら毎日一緒に寝てる家族全員うつってるだろうな。

でも子ども達のお昼寝はいつも各自のベビーカーだから
そもそもカノスケうつってないかも。うん、うつってない!!って・・・

おかえり

2006年09月24日 | デンマークでの育児
金曜日の2時ごろ、無事テツジローの乗ったバスが幼稚園に到着しました。

バスから降りたテツジローとぎゅぎゅぎゅ~と抱きしめあっていると


「たのしかった~~!!」と。

さらに

「テツジロー、ルーカスとシモンとスーネとマヌスとエスカと仲間になってん!」

とな。

そうか、そうか、よかった、よかった


エリカ先生も
「なんの問題もなかったよ。
 テツジローはシモン達と本当によく遊んだよ。
 夜はルーカスと寝袋をひっつけて寝て、海ではみんなで長靴を脱いで海に入って、パンツまでぬらしてたよ~。」


母は嬉しい~~~~~~~
行かせて良かった~~~~~~

テツジローに
「夜とかなかへんかった?」ときくと、


「泣いた。夜と朝と夜と朝。」

やっぱり

「他にもないてる子おった?」

「うん、ず~っとないてる子いた。」

うお~~。先生たち本当にご苦労様でした



コメントで、アドバイス、励ましを下さった皆さん本当にありがとうございました。親子ともいい経験ができました




今回思った、デン式?お泊り保育の不思議。


 いきなり2泊3日。

 寝るのは各自寝袋持参。掛け布団でもよい。(薄いマットレスはあるらしい)

 自炊なので、食材は持ち寄り(ウチはりんご20個とケチャップ1本だった)

 お風呂は全員は入らない(テツジローは一回も入らなかったらしい、よっぽど汚い子だけ?)

パジャマが持ち物リストの中にも書いていたし持っていったが、使わなかった。
オマケにパンツも1枚しか使ってなかったし、着替えも一回しかしていなかった。
(とにかく汚れないと着替えないらしい)


スケジュール表など一切なし。もらったのは持ち物とバスの発着時間の書いた紙一枚。




 テキトー 




それでもなんとかなる~~~



母はテツジローの居ない2日間、片時も電話を手放せなかったけど、

「あ~~2人育児が急に一人育児になるとラク~~」(テツジロー一人のときはそれはそれは大変だったんだけど)
「あ~~テツジローがおらんぶんベッドが広~~」

と、薬を飲んではいたとはいえ、信じられないくらい爆睡した2晩だったのでした



お泊り保育へ出発!

2006年09月20日 | デンマークでの育児
前回の記事にコメントを下さっていた皆さん、
コメントレスが遅くなって申し訳ありませんでした。


一昨日まで高校時代の友人Hが遊びに来てくれていたので、
モヤモヤも一時忘れ、毎日デンマーク観光にいそしんでいました。


今朝無事に、テツジローはお泊り保育に出発しました。


泣きもせず、ちょっと複雑そうな笑顔で、
毎朝別れ際にする、ハグもチューもせず、手を振ってくれました。



やはり、今、私がダメダメです。

朝からオタオタおろおろしてて、
30分くらい遅刻して学校へ行きましたが、
携帯電話は忘れてる、お弁当は忘れてる、いきなり生理が始まってしんどい
なんてことがあり、
あまりに授業に集中できないので、さっき帰ってきてしまいました。



結局、テツジローにお泊り保育のお話をちゃんとできたのかというと・・・


実はできなかったのです。


が、


昨日幼稚園から帰る車の中で、


テツジローが 私にではなく カノスケに


「 あしたなー、テツジロー コロニーにいくんやでー。
   ひとりでねるねん。ママやパパと一緒ちがうねん。
   お友達とみんなで寝るねん。
   ママがいいひんくてさみしいねん。
   でも、コロニーはすっごく楽しいところやねん。
   だからテツジロー楽しみやねん。         」



母、号泣・・・バカハハ

テツジローは言わなくてもわかっていたようです。

私と先生のデンマーク語の会話がわかってたのか、
寝袋を借りにいったりして準備してる母を見てわかったのか
定かではないですが。



今日の夜に帰ってきてもいい、一泊だけして帰ってきてもいい。

楽しい思い出作ってこられたらな~と切に願う母なのでした。

こんな、少々病気の母に対して、
父はと言うと・・・・


「今日スポーツクラブ行っていい?」
「金曜カジノ行っていい?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いいですよ。

でもいつでもテツジロー迎えにいけるよう車使わないでね!!!

モヤモヤ

2006年09月13日 | デンマークでの育児
あ~~~~、モヤモヤしている・・・・


モヤモヤの原因はズバリ


テツジローの「お泊り保育」


「大切なのはいい思い出を作ることだから」
というお言葉をインガマカレテから頂き、
お泊りはせずに、一日目の夜に迎えにいくことに決めていたのですが、


行かないなら行かないで、かわりの保育場所を探すと先生が仰るので


「いいですいいです、私、語学学校ある日だけど、休んで家で見ますので。」


といったのですが、

「それはだめだ。こちらには他の場所を探す義務があるから。
 もしどこも行き先がなければお願いするかもしれないけれど。」

と。へんなとこ律儀。なお返事。


それからしばらくたって、先週。
テツジローのクラスの保護者会がありました。


そこで、エリカから突然、出された提案。
「もし何かあったら電話するから完全参加してみたらどうか?」

それに対し


インガマカレテは
「もしテツジローが泣いたりしても
 先生たちはデンマーク語で慰めたり、諭したりしかできないし、
 テツジローが日本語で何か言ってもわからないし、
 無理しなくても。」と。


担任の先生二人の意見が微妙に違う事が感じて取れました。


どっちか言うと、「エリカ寄り」な私。


多少の迷いはあったけど
(だって3歳になったばかりの子供たちも含め、幼稚園の子が全員行くんだから
 テツジローだって泊まれるだろうと思ったりして)
まぁ、本人行かないって言ってるんだから、無理に行かすことないか・・・

と思っていた気持ちが、一気にぐらつき始めました。


オットの意見は聞かなくてもわかっていたけど、

「幼稚園の先生がこう言うてくれてるけどどう思う?」と
聞いたところ


「いかせ、いかせ!そんなもん親が子どもの背中押したらなどうするんや。
  夜なったら諦めて寝よるって。」


と案の上のお返事。

う~~ん・・・

確かにテツジローはいざとなると
諦めが早いというか
小さいのに親以外にはあんまり我儘いわへんところがあって、
親がいないからって、泣いて泣いてどうしようもなくなるという事態は
あんまり想像できひんのだけど・・・・

(いなくなる間際は泣くけど、見えなくなったらすぐ泣き止む、らしい)



親が背中押して、そうやってハードルを乗り越えさせる事がいいことか。

本人嫌がってるんやし、言葉のろくに通じひんなかで無理させんでもええんか。


いや、たかがお泊り保育に行かすもいかさへんも、
後の心の成長にどうこうなるとか、全く思ってないし、
行く行かんのメリット・デメリットもたいしたことないって思ってるんだけど。



だけど、それでも、


・・・病気になりそうなくらい悩むわ・・・・(苦笑)


でも、結局は代わりの預け先の件が↓のような結果になり、
なんとなく(?)「行かせてみます」とお返事してしまいました。

*****

例年なら行かない子は隣にある別の幼稚園に行ったり、
誰か先生一人が残って、いかない子達をみていた。


今年は隣の幼稚園はお泊り保育をやめたので預けあいはできず、
今年はテツジローだけが、不参加の子なので、先生を一人だけのため幼稚園に
おいておくわけにも行かず、


結局は預け先がみつからなかった。

が、更に園長先生は

カノスケの家庭保母さんに直接電話してくださり
テツジローを預かってくれるか聞いたところ「OK」とのこと。

が、

この勝手なやり取りを聞いたコミューンがおこって、
その日の保育料を保母さんに出さないといったものだから、

カノスケの保母さんが
「何でただ働きせなあかんねん」と言ったかどうかわからないけど、
とにかくかなり怒ったらしい。


****





ちなみに私は自分のお泊り保育を覚えてて、

ほとんど行くという事を知らせられないまま行って、
夜になって、しょうがないから寝たものの
「何でちゃん言ってくれてなかったんや」と親に腹が立ったのを覚えています。


しかし、テツジローは私ではない。


これはオットによく注意されることで


私の記憶にある小さいころの私と、性格も行動パターンも泣きツボも
よく似ていると日ごろ思っているので、


ついつい、
「私は小さいころこれがイヤやったから
 テツジローにはそういう思いをさせたくない・・」

と思ってしまうのです。


多かれ少なかれ親なら同じような思いが子どもに対して
あると思うんですが、


時々、あまりに勝手にテツジローの心に共鳴しすぎて
苦しくなるときがあります。


これはよくないよね~と自分でも思いつつ・・・



あ~~~~モヤモヤする~~~~。

かわいい

2006年08月26日 | デンマークでの育児
オット以外、風邪を引いています。
カノスケも私も、もうほぼ治り
テツジローだけが(3ヶ月ぶりくらいかな?)ヒューヒューいってます。

一番初めにカノスケが鼻水をたらし、
私とテツジローにあっという間にうつってしまいました。

なにせ、毎日わが子にチューしまくりですから、当たり前。
テツジローも最近カノスケとよく遊ぶようになったので仕方ないです。

毎日毎日チュッチュチュッチュしまくっている
私、最近テツカノが前にもましてかわいくてかわいくてしかたありましぇ~ん
少し前までは、あれだけ「一晩でいいから一人で大の字になって寝たい」
と嘆いていたのに、今ではわざわざ寝ている二人の間にもぐりこみ、
そっと頭をなでたり、抱きしめたり、ちゅ~っとしたりしてニンマリしてから寝ています。


といっても、かわいいといいつつ、そんなに遊んでやってるわけではないので、
少し手がかからなくなって、やりやすくなった途端、かわいいといいだす
全く自分勝手な母親です



自分の時間も持てるようになり、子ども達も少しずつ成長して
ほんの少し余裕が出てきたのかな。

以前は、いつも「辛い」「しんどい」海の中
たまにキラッと光る「かわいさ」を
つなぎ合わせて毎日ただ前に泳いでるというかんじでしたが、
今は「かわいい」海の中でたまに、
絡み付いてくる「わがまま」「ぐずぐず」の海草が
うっとうしいなぁとおもいながらただよっている、そんなかんじです。

2歳2ヶ月という年の差の子ども達を育てるのは想像以上にしんどかったけど、
今は二人で遊ぶ時間も増えてきて、二人が楽しそうに笑っているところを見ると
これが「私の」ベストだったんだと思えるようになりました。


私は全く無宗教な人間ですが、
以前、ある人が
「神がこの子を育てられる母を選んで、この子を与えた。
 私だからこそ、この子育てられた。とおもえばいいのよ」と
おっしゃっていたのをよく思い出します。

もしかしてどこかの宗教の有名な言葉かもしれませんが
まぁそれはどうでもいいや~

今日の話とはあまり関連がないけど、
イマドキのお母さんが子育てを辛いと思うわけをうまく書いてるなぁと思った
新聞記事をここに載せておきます。
なにもイマドキのお母さんだけがしんどいのではないと思いますが、
昔は昔、今は今、それはそれ、この人はこの人、
その立場ごとのしんどさって必ずありますよね。
ある大学教授のお話
ある歌人のお話


お泊り保育

2006年06月27日 | デンマークでの育児
先日、テツジローの幼稚園のクラス懇談会があったので行ってきました。


前回は??宇宙語??っていうくらいわかりませんでしたが、
今回はとりあえず今何の話をしているかだけ分かりました。


この懇談会ではじめて知ったこと。



9月にお泊り保育があるーーーー!


デンマークにもあるんですね。そういうの。
ただ日本と少し違うのは寝袋持参ということ。


早速テツジローにその話をしたところ。


「テツジロームリ。パパとママとカノスケがいいひんのはイヤ~。
お友達と一緒ムリ。寝れへん~。」

と半泣きになりました。

更に
「明日、ママ、エリカとインガマカレテに、テツジロームリってゆうて」

というので、わかったよというと。

「ママ、手にかいて、忘れんように。今。」

   ・・・・・       ・・・


私がいつも手に
「牛乳、卵・・・」などと書くのをよく見ているテツジロー。


しかし、
洗い物をしてせっかく手に書いたメモが消え、やはり忘れ物をしている母の姿はみていないようです。


インガマカレテにお話したところ、

「ムリしなくていいよ。
 ムリそうなら晩ご飯食べ終わるころに迎えに来てあげれば?
 大事なのは楽しい思い出を作ることだから」

というお言葉を頂きました。



うんうん、なるほど。そうやんな~。


じじばばデー

2006年05月25日 | デンマークでの育児
先週の金曜日、テツジローの幼稚園で、
「祖父母の日」がありました。


日本の幼稚園で祖父母が来るのって、運動会くらいで
しかもその日は、大量のお弁当を作ったり、場所とリをしなければならない
両親って結構大変だろうなぁ・・・と想像します。


「祖父母の日」は名の通り、じじばばしか来ません。
そして、じじばばのコーヒー・紅茶・ケーキ・昼食は幼稚園が用意してくれます。
昼食って言っても、パンとソーセージとサラダくらい。


朝の10時から2時くらいまで、
じじばば達は好きな時間に来て、好きな時間に帰ります。
担任の先生とも「ハイ!」と軽く挨拶をする程度。


あとはひたすら園庭で孫たちと遊ぶじじばば。


うちは祖父母は遠くに住んでいるからってことで、
特別に両親で参加しましたが、
デンマークのじじばば達~~~元気です。

あいにく天気が悪くて、小雨も降り、寒かったのですが、
みんな外で遊ぶ遊ぶ。
ほとんど休まず座らず。
砂場で砂掘って「あ~暑くなって来た~!」とか言ってるおばあちゃんもいました。


いいね~こういう行事!