チュニジアで買ったサンダルと皿 午後4時のスース、明るいです。
5~7日目
以前書いたとおり、テツジロー&カノスケが二人して高熱を出したため
3日間ホテルに引きこもり、私は食事と近くのスーパーへの買い物以外は部屋で過ごす事に。
「一人ではメディナによう買い物に行けん、値札のついてないもんはよう買えん」
と言う私に代わって、オットが買い物隊長をかってでました。
オットは独身時代、いわゆるバックパッカーをしていた人なので、
昔取った杵柄、水を得た魚?と言う感じで
とにかく嬉々としてメディナに毎日足を運びました・・・
正確に言うと3日目から7日目まで5日間毎日です。
そして日暮れとともに帰ってきて
オット:「コレ何ぼやったと思う?」
私:「う~ん、○ディナール」
オット:「甘いな、○ディナールや」←すごい嬉しそう。
オット:「で、初め何ぼって言うてきたと思う?」
私:「う~ん、○ディナール」
オット「ちがう、○ディナール」←買値の2~3倍
私:「うそー!すごいな」
と言う会話を4日間繰り返しました。
私:「そんなに値切って、向こうキレてたんちゃう?」
オット:「あほか、向こうもその値段で売るってことは、それでも儲けがあるってことや、
最後Tシャツ屋のおっさんに I respect you! good job! って笑顔で言われたわ」
確かに4日目にリバトに行った帰り、メディナですれ違った複数のチュニジア人
とやたら仲よさげに「hello,my friend!」って、親指絡める握手を交わしていたオット。
ほんとI respect you でございます
オット曰く「その土地の物価に近い値段で買う事が、その土地の文化を尊重する」ことなんだそうで・・・
チュニジアの物売りは10年前のタイやベトナムに比べるとそんなにえぐくないそうです。
??まとめ??
私も子ども達がホテルで寝ている間、意外と一緒によく寝て、
ゆっくり本を読んだりできたし、子どもの病気さえなければそれなりに楽しんだ旅行でした。
残念だったのは、日曜市、砂漠ツアー、魚介類のおいしいレストランにいけなかったことかな~。
そして不思議で不思議でたまらなかったのは
道行く人たちが
やたらとカノスケに反応して、「かわいい~!」と言って
他人の子のほっぺに遠慮なく ブチュチューっ としてくること。
冗談抜き大げさなしで滞在中20回くらい見知らぬ人にチューされたのです。
カノスケを見たことがある方はわかると思いますが、
親だからこそ「かわいい」とたまに思う事はありますが、
冷静に見て目も一重だし、鼻も低いし・・・超醤油顔(死語?)、
特別かわいくはありません。
単に東洋人の子が珍しいのか、ちびっ子が珍しいのかよくわかりませんが
とにかくよくチューをされ、携帯で写真を撮られたりするので、
オットと「東洋人の子どもにキスする月間?それとも東洋人の子どもにキスすると幸運が訪れるとか?」と笑いながら話していました。
しかし、いじられるたびに
しかめっ面で、触られた手を払いのけ「んーん!」といって拒否するカノスケ。
気ぃつよっ、かわいくねー!って態度をとるのですが
それが逆にかわいいと言うか←親ばかウケていたのでした。
とにかくチュニジア人、商売抜きでもすごく良く話しかけてくるし、
とてもフレンドリーで明るい人たちでした。
そしてデンマークに帰ってきて、改めて日の短さ、天気の悪さ、寒さに
驚いたのでした。
ちゃんちゃん♪